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2025.12.12 - 
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シャレにならない芸能ゴシップ

何だかこのところ色々と芸能界が騒がしいことになっているようです。

押尾学が逮捕される
合成麻薬を使っていた~ということで、とりあえず一緒にいたらしい女性が変死していることから大事件っぽくなっていますが、仮にいつも一緒にやっていた間柄なら傷害致死にはなりにくいでしょうし、保護責任者遺棄致死とかが成立するのかというと微妙なところで、単なる合成麻薬使用だけの罪ということになったりしたら実は掃いて捨てるほどいるんではないかという気も。
まあ、いずれにしても日本ではほぼアウトでしょうけれど、英語はできるらしいのでこのあたりのブラックな人達でも活動しているアメリカで再起したりするなんてことがあったりして。

酒井法子が失踪
…上の押尾容疑者の奥さんの矢田亜希子が「妻として責任を感じている」という程度の発言に終わったことで批判の声もあがっていたりするようですが、こちらかつてアジアのアイドルとか呼ばれたらしい酒井さんの旦那も覚醒剤所持で逮捕されたとかいう話で、責任を感じすぎたのか失踪なんていうことになっているとか。
自殺などの最悪の結果も想定されるというのは何とも気の毒な話ということになりますが、何気に電車の中で乗客が無責任に言っていた「実は(彼女も使っていて)覚醒剤反応がなくなるまで潜んでいるんじゃ」っていうのも微妙に説得力があったりします。

元ジャニーズJr4名がパチンコ店窃盗で逮捕
なんていう記事もありましたが、これについては事件そのものよりも配信記事にあった「8000円を山分けした」なんて記載が気になりました。
私も正直貧乏人ではありますが、8000円を山分けって言われると何だか切なくなりそうな気がします。ま、複数店舗に渡ってやっていたりしたのでしょうけれどね。
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衆議院議員になりたい理由

就職試験というのは色々小うるさいものもあるらしく、例えばITの会社に対して「僕はこんなソフトウェアを作りたい」とか書いたり、面接で発言した場合に「ウチはソフトは作っておりませんので」とか何とかであっさりはねつけられるなんていう話があります。
ま、畑違いのこととか書いてしまうと大体において厳しいものでしょうね。

さて衆議院選挙。
自民党と民主党の公約やらマニフェストの違いがどうやら、自公政権の政策採点がどうやらこうやらという話が出てきております。

ただま、ちょっと考えてみると衆議院選挙というのは国会議員を選ぶ選挙で国会議員の本業は何かというとそれは基本的には立法に関するお仕事をすること(予算も作るけどね)とされています。立法権と行政権と司法権という三権分立という話ですね。
このあたりは中学生くらいで習うのではとも思うわけですが、今回の立候補者がどれだけそのことを認識しているかというと結構微妙なのでは、という気もします。多分全部の政党の候補者に共通して。

ま、もちろん、立法と政治は深~く結びついておりまして政策運営に立法はほぼ不可避の関係にあるわけですし、議院内閣制を採用しているのだから政策の話が出て当然といえば当然ではあるのですが、立法権に関するお仕事をするはずなのに「こんな法律を作る」というような候補者があまりいないというのはいかがなものなのかという気もしますね。そもそも、あれだけ議員さんの数が多いのは、色々な分野の人を集めてそれぞれの分野に適した法律を制定しようというのがあるわけではないかとも思うわけですが、全員が政権がどうとか、やれ与党の採点はどうとか、民主の公約がどうとかやっていたのではそれは議員の数は480人もいらないよな~と。

ということで、結構な数の候補者達はは衆議院議員になるという意味での動機はいかがなものなのだろうか、ということになるのではないかという気もしたりします(笑)

そういえば前回の杉村太蔵氏なんかは志望動機のところが空欄だったにもかかわらず、採用されたというわけですから、すごい人事なのかも。

手錠が外れない

刑事事件の裁判とか見に行くと、最初つながれた状態でやってきた被告人が法廷の中で一旦自由になって公判がスタートする、ということになりますが、奈良の地裁で被告人の手錠が外れないというあららな理由で公判が延期になったとかいう話がありました。
喩えるならば(別に喩える必要もないが)スポーツの試合を見に行ったら片方チームのユニフォームがなかったという理由で試合ができなかったってなところでしょうか。奈良地裁に傍聴に行く人がどれだけいたのかは分かりませんが、たまたま傍聴に行ってこういうことになっていたら、裁判が見られなかったと怒るべきなのか珍しいことになったと考えるべきなのかは分かりません。

もちろん第三者にとってはそんな程度で済みますが当事者にとってはそうもいかないわけで、今回は被告人の側も「別にいいからやろう」と言っていたよう。情状とかは分かりませんが初犯とかなら執行猶予になる可能性もあるわけで被告人としてもさっさと済ませたいという思いはあるでしょうしから、被告人にとっても痛い話かもしれません。

もちろん、すべての被告人にとってそういうことでもなくて、少しでも裁判延期とかをしたいと目論む輩もいるわけですから、今後そういう人達が口に何か含んだりして、壊そうとしたりする可能性なんかもありそうですけれどね。今後は手錠を壊せるような機具くらいは持ってくるべきということになるのかもしれません。

メディアと政治

とある衆院選に関するmixi日記に触発されるところがありましてので、政治関係の話でも…
まあ、選挙経過とか自民民主への評価とか多岐に渡る部分があるのですが、とりあえず批判も多い最近の政治とメディアの関係について。

麻生政権に対するメディアとかの扱いについてはあちらこちらで不満等が出ておりまして私個人としてもそのあたりは大いに疑問ではありました。個人的に麻生総理が好きか嫌いかというと少なくとも好きではないですが、最低限のことはしていたとは思うのに、政策とは違うところあたりでああいう扱いを受けるのは可哀相だなぁと。

ただま、だからといって被害を被っている人達が被害者面がどこまでできるかというとそれ自体は微妙かな~と個人的にはそんな気もしております。
と言うのも、メディアとかがちょっとでもボロを見せたのを叩くのは今に始まったわけでもなくて、例えば亀田親子しかり、朝青龍しかり、エリカ様しかり。特別何かボロを出したわけでもない中田英寿なんかは取材に非協力的だというだけで叩かれておりましたからね。
例えば私の場合だと、
「亀田とランダエタの初戦は自分の採点だと亀田の勝ちだったけど…ベネズエラで抗議活動が起きたわけでもないのに何騒いでんの?」
「朝青龍ねぇ、別にいいじゃん。それで勝ってるんだし、勝てなくなれば自己責任で本人が結局損するんだから外野がそう騒がんでも」
「麻生総理が特別ダメだとも思わないんだけどねぇ」
ということになるわけですが(エリカ様については正直よく知らないので特別言うこともないということで)、まあ、こういう風に過剰(と思え)反応にいつも首を傾げるのは少数派という側面もあるようでして、自民党(というか麻生総理)に対するメディアバッシングには反発してるのに、何故か「朝青龍には品位がない」と乗っかっていたりするという人とか、「沢尻エリカは生意気だ」とか言う人は普通にいるわけで。
ということで、皆が落ち着いて見ていれば、メディアの面々も過剰にやっても売れないということで真面目にならざるをえない部分があるはずなのですが、残念ながら世の中そうではなく森羅万象について過剰な取り上げ方をした場合にそれに乗っかっている人達が多いという現実がある以上は、それが是とされてしまうのは仕方ないわけで、特定分野だけやるなというのも無理があると思うわけですし、その状況が変わることもないだろうという気はします。
ぶっちゃけ別の人が何かやった時にわざわざ偉そうなこと言ってる(ようにしか見えない)大臣の人とかもいましたからね。因果応報というわけでもないのでしょうけれど、そのあたりがカウンターで帰ってきただけだろう、とまあそういうことになるかもしれないわけで。あるいは日頃痛い目に遭っているから、言える時には言っていたということかもしれませんけれど、それもまあ微妙だな~と。

と書くと、スポーツや芸能と政治を一緒にするなという批判があるかもしれませんし、まあそういう部分もあるのかもしれませんけれど、ただ、そういうのをきちんと説明しているところがあるかというと寡聞にして知りません。「メディアは麻生総理と朝青龍を同じに扱ってはならないのだ」というのをきちんと説明しなければならないのではないかと。

あとは海外の政治家なんかはある程度、テレビとかメディアの使い方というのを弁えていて、JFKにはじまりオバマさんなんか典型ですが(ヒラリー・クリントンもやってたらしいけどね)、聴衆対策とかメディア対策とかそのあたりにもしっかり時間を割いているのだとか。そういうイメージ戦略がいいのか悪いのかというのについては何とも言えませんが、メディアを通じて扱いが変わってくるというのはどこの世界もそうなわけという現実を考えるとそれなりの知名度を得る以上はやらざるをえんのではないかとは思います。
ただ、この点自民党とか民主党とか(公明も社民も共産も)党としてはイメージ戦略とかしているのでしょうけれど、政治家個人でそういうのをしているというのは無さそうだから、揚げ足取りだけではなく、不毛な失敗もやって余計にどツボにはまっているというのはあるんじゃないですかね。少なくともメディア対策の専門家とかいれば麻生氏ももう少しスマートにできたでしょうし、中川前財務相のアレはなかったんじゃないかと。ま、これは自民だけでなくて民主が政権とっても同じことになるんでしょうけれどね。
あ、でも、個人っていうと、小泉純一郎さんあたりは個人でやっていたのかもしれませんけれどね。ワンフレーズで重みがないとも書かれてましたけれども、日本人と日本のメディアにはあの程度でいいだろうという結論だったのかもしれません(苦笑)

ということで、メディアと政治の関係については、
1.国民の需要がある以上はそうなるんだろう。
2.政治家自身がもう少し時代の流れに合わせて国際レベルの対策をとるべき。

ってことになるんじゃないかという気がしますし、そこが変わらん限りはどうしようもないんじゃないかなという気がします。
メディアも悪いといえば悪いんでしょうけれど、ある意味メディアは鏡みたいなものという側面もあるわけでしょうし、そうなると鏡に映った自分が悪いのは鏡が悪いのかどうかとそういうあたりの話になるんじゃないかと…。

重大犯罪の公訴時効がなくなる?

少し遅れた…というか新鮮なうちに書いて炎上されるのも嫌なので(笑)、意図的に遅らせた話ですが、法務省が重大犯罪については公訴時効をなくす、つまり永久に処罰対象とするというような方針をとるとかいう話がありました。

これについて概ね賛成意見が多いところのようですけれど(弁護士会とかは反対しているようですけれど、その根拠が何というか正直抽象的なのであまり賛同は得られなさそうな気がします。)、個人的には特別反対ということもないですけれど、何度か書いてますけど、永久にしたからそんなに変わることがあるのかなぁというのが率直な感想です。犯人が一応確定して指名手配したけれど、それでも逃げているという場合に例えば時効停止をするとかそういう法的構成にする(実際できるかどうかは知らない)というのは賛成ですけれど、犯人が5年分からなかったものが30年後に分かるのかというのは、無論ごくごく稀にはあるのかもしれませんけれども、遍く行き渡るかどうかについてはかなり懐疑的ですので。

で、あと刑訴法には海外にいる犯罪者については公訴時効の進行が停止するという規定がある(255条:司法試験受験者しかもまがりなりにも論文も受けた者としてはかなり情けないことにこの規定をしばらく忘れていたりしたわけですけれど)わけで、一応海外にいればそれだけで時効停止ということになっております。
それが何を意味するかというと要は素人犯罪者ならともかく、職業的犯罪者すなわち暴力団関係者なんかは迂闊に日本を出たりして時効停止になってもつまらないので、国内を転々としていて公訴時効成立を待つということになるわけですが、これが公訴時効消滅とか公訴時効が超長期化とかそういうのになりますと、海外逃亡も真剣に模索することになりましょう。
で、まあ、海外逃亡だけならそれはそれで仕方ない(わけでもないが)のですが、例えばそんな関係から海外の犯罪組織(マフィア)あたりと連携されて逃亡なんかしたりして、海外組織と日本の犯罪組織のつながりが緊密になったりするとこれは非常にまずいのではないか、とそういう気もしたりするわけです。まあ、既に中国系のところとは関係があるところも多いという話ですけれど、今後その範囲が広がったりすると結果的にはどうなのかということで。それこそ某前総務相の知り合いの知り合いなんかがそうであったというイスラーム系過激派組織なんかと結びついたりしたらシャレにならないんじゃないかなぁと思うわけですね。
無論それがどのくらいの可能性なのか私は犯罪組織の専門家ではないので分かりませんが、公訴時効を永遠にしたところで逮捕される人がどれくらいいるかということを考えると、そのメリットとリスクとの差がどのくらいあるのか、それは真面目に検討してもいいような気もするわけです。

しかるに、今のところそういう可能性は全く検討されていないようで、それについては何だかなぁという気がするのが正直な感想であります。
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