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- 2009.12.15 外国人参政権
- 2009.11.26 事業仕分けと学術
- 2009.11.14 つまり匿っておけってこと?
- 2009.11.04 出会い系サイトで騙される心理
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中国の習近平副首席が日本に来るということで、「日本の天皇に会いたい」と要請したとか。
で、本来なら1ヶ月以内に申請しないといけないということらしいのですが、小沢氏とかが強引に認めたということで宮内庁の役人あたりから「天皇陛下を何だと思っているのか」みたいな意見が出てきて、賛同者が多いよう。バッシングに耐えかねたのか前原国交相が「自民党の元首相経験者から出た話だ」みたいなことも出ていて、それが中曽根元総理なのかどうかというような話になっているようで。
えー、率直な感想なんですけれど。
1.まず、そんなルールがあることを知らなかった。
声を大にして批判している方が多いとの話ですけれど、皆さんやはり知っておられたのでしょうか。
2.政治云々は微妙として、そんな問題があることのような気はしない。
そもそも中国なんてのは「日本は過去天皇翼賛体制の下で攻め込んできた」と主張していて、「天皇制度なんか認めんぞ」と言っても不思議ではないところ。
ところが、そこの次の最高権力者になるかもしれない人が、わざわざ「日本の天皇に会いたい」と言っていることは、これは彼にしてみると日本の天皇制度を利用しているというのあるにしても、その制度を認めているのだということになるわけで「それ自体はむしろいいことなんじゃないの」という気もするわけです。
外国の政治家に会うことが憲法で認められている国事行為かどうかという議論があるのは分かるところではありますが、1ヶ月前に申請しておけばその問題は生じなくて、直前ならダメというのは少なくともそんな規定は憲法にも(皇室典範等にも)ないわけでどうにもよく分かりません。
共産党の志位さんなんかは「多分政治家に会うこと自体ダメ、というか天皇制自体ダメにしたい」ということで、憲法の国事行為の範囲外だから小沢氏は憲法を理解していないということになりそうで、それは一つ筋道と追っているから分かるんですけれどね。その賛同者が多いということは日本は思ったより左傾化していたんだと(笑)
清朝の時に英国の使節が三跪九叩頭の礼を拒んだということで、高宗乾隆帝はさすが三名君だけあってその使節と面会しましたが、仁宗嘉慶帝は拒んだということで「斜陽期の皇帝ということで器が小さい」というように評されているような話とかがあります。
同じことをあてはめるなら、中国の使節は日本の儀礼を拒んだけれども、それでも会ってあげるという日本の天皇はさすがに器が大きい、ということになるのでしょうから、結局何が不満でみんな文句言ってるのだろうということになります。昔の中国流に言うのなら、「天皇陛下がしきたりを知らない蛮夷の使節に恩寵を賜ったのだ」、というようなことになるわけで。
自分ひょっとしてとんでもない極右(笑)?PR
永住外国人に参政権を与えることについて、小沢さんが相当積極的なのだとか。
憲法的には国政参与については認められるべき性質のものではないけれど、地方についてはいいんじゃないか、というような説がありますが、小沢氏的にはそのあたりを超えてしまうつもりだとかで。
ただ、その良し悪しについては別として、どうも考え方がセコいんじゃないかという気もします。
というのも、閉塞感ある現在の日本を考えると、国内在住の永住外国人だけに与えても仕方なかろうと。
どうせ外国人に参政権を与えるのなら、国税をおさめているかとか、地域に密着しているかとかそういう細かいことにはこだわらず世界中の人に与えてしまっていいのではないかと。被参政権も一緒にね。
すなわち、国内議員と国外議員とか設けて(一応半々くらいがいいのかね)、地域とか人口で大別して、例えばアフリカ1区から15区とか、西欧1区とかそんな感じで。で、そこの人達に選挙してもらって選出された人に来てもらうと。
それなら特定の地域の人が偏るということもなかろうし(人口的に中国とインドから何人か来るのは仕方ない)、アフリカとか東欧とか日本と縁の薄い地域からも議員が来るということは、すなわちそのあたりとの交流もあるだろうということで。原則国外議員も日本語ということにしておけば、それにかこつけて文化普及とかもできます。
投資とかそのあたりもODAとかに任せておくよりも進むのではないかと思いますし、ワールドワイドな視野を持つことができます。一部のスポーツでは外国の一流選手が来て日本の選手を鍛えるなんてのもありますが、国外議員と掛け合っていれば日本の政治家も鍛えられるんではないでしょうか。それで埋没したら、それはそれでその程度のものだという諦めもつくでしょうし。外国の人が大臣になる可能性もありますが、まあ、世界中の議員が見ている中なので、特定国に肩入れした利益誘導は難しいだろうということでそれはそれでいいんじゃないのということで。
ついでにいかにNHKといえどもアフリカまで出口調査するわけにはいかないでしょうから、選挙速報も面白くなります(爆)
ま、選挙費用が無茶苦茶かかりそうですけどね(笑)
そこは国連あたりに「世界を繋げるために」とかアピールして何とか出してもらうと。
本来上陸できない基準の人とかが選ばれてしまう可能性とかもありますかね。
でも、それを言うと昔日本はマラドーナを薬物使用者ということで入れなかったと思いますが、薬物使用を告白していたオバマ大統領が入れたのは何でってことになりますから、まあ、仕方ないということで(笑)
一時期はJリーグシリーズのネタにしようかと思っていた事業仕分けですが、殺伐としたエントリになりそうなのでやめて、普通に書くことにしました。
事業仕分け自体については、今までやってない試みではあるので、「やるな」と言うつもりもないですけれど、多くの人の意見と同じく私もあまり効果的だとは思いません。
特に無理矢理数字をたたき出そうとしているのは、それこそノルマ重視な官僚主義的な印象がしてあまり好きにはなれない部分があります。
ただま、一方で大学教授とか学会の人達が言っている「このままでは日本は死ぬ」とか「歴史の法廷に立つ覚悟があるのか」とかそういうのについて全面的に賛成できるかというと、あまりそういう気にもなれないわけで。
というのも、どうも色々なところで聞いていると日本の学会というのは大体の分野においてかなり閉鎖的であって、費用云々ではなく学会の姿勢に嫌気が差して海外に行って研究している人なんてのもいるとか聞いたりします。
減らせば良くないだろうというのは間違いなくあるかと思いますが、では、増やせば薔薇色かというと多分そんなこともないだろうという予測も成り立つわけですね。
ということで、予算を大幅に削られたりするというのは現在進行形の個別研究の分野では痛い話ではあるでしょうが、一面、学会がよりよい方向に変わるための強制的契機になりうるんじゃないかとも思うわけですね。そういうのがない限り中々変われない国民性だというのは他の分野でも分かっているわけですし。
もちろん、民主党はそんなこと全く考えてはいないでしょうし、実際に予算がなくなると今度は学会の中で民主党みたく意味不明な仕分けを始めだすなんてことがあるのかもしれません(苦笑)が、その程度の学会なら予算があってもいい方向に進むわけではないでしょう。
世界に貢献しうる才能の持ち主にとっては、逆にどこで研究すればいいのかというのを見極めるいい機会になるのかもしれない、なんて気もします。
千葉県で英国人の女性の死体遺棄容疑で指名手配されており、この前ようやく逮捕された市橋達也容疑者。
その市橋容疑者がしばらく働いていた建設会社が一部から取引停止という扱いを受けているということなのだとか。理由としては、そんな社員が働いているところとは取引できないということのようですけれど。
まあ、このあたり理由は表向きで取引を停止したいと思っていたけれど、適当な理由のないところにこういう話があったから、それで取引停止にしたのかな~という気はしておりますけれど。
ただ、実際問題社員を入れる際にそこまでチェックできるのかというのもありますし、当該会社がどういう会社なのかは分かりませんけれど、建設会社なんてのは普通あまり社員とか集まらないところですから雇う際にあれこれ言ってられないんじゃないかというのはあるような気はします。
全部が全部そうなのかは知りませんが、吉野家なんかでは履歴書無しでもOKという話もありますから、今回取引を打ち切ったという会社は、おそらく吉野家とか一部のコンビニエンスストアとかとも取引を打ち切った方がいいのでは。だって、本人作成の履歴書すらいらないということはどんな人達がいるのか分からないといえば分からないわけですからね。
食べている側とか利用している側としてみると、とりあえずそこでちゃんとやっている分にはあまり問題にはしないわけですけれど。もちろん、あまりに似てたらそれはそれとして通報とかしたりはするかもしれませんけれどね。それで次回以降例えばその理由で例えば吉野家とかに行かなくなるかというとそういうことはありません。
こういうことになると、一旦雇ってしまったら、何があるか分からないですし、会社としては匿うしかないってことなんですかねぇ。
東京や埼玉などで結婚詐欺(+何人かの詐欺被害者が不審死)をしていたということで34歳の女が逮捕されたという話がありました。
で、まあ、この被害の舞台に出会い系サイトとかが使われていたということで、「何で被害に遭う方も出会い系なんかで知り合った人に大金渡すんだ?」みたいな意見とかもあったりするようです。
私はこの手のサイトは使ったことなく、ついでに言えば大金なんか持ってないので渡せるお金もないですが(笑)、騙されるのがいること自体は仕方ないのかね~という気もします。
というのも、例えば今こうやってブログを更新しておりますが、それ自体がそもそも出会い系としての性質を持つのではないかという気はするんですよね。
大抵の人はコメントとか反応があると(中傷とかスパムでない限りは)嬉しいでしょうし、トラックバックとかするべく似たようなものを書いているブログを探すというのはそれ自体出会いを求めている、とも言える。んで、傾向や趣味が合う人とはやりとりをする…となると婚活とかの出会い系サイトとは目的が違うだけで本質的なところではあまり変わんないのではないかという気もします。
で、やりとりをしている人に対して、「こいつは実は自分を騙そうとしているのではないか?」なんてことは他の方は分かりませんけれど、私に関しては普通考えません。でも、それこそ、「同好の士のみで○×を見に行こう。観戦ツアー組みます!」とか言って資金集めてドロンなんてのもありえないわけではないですしね。
そういう時に「ブログなんかで会った人間に簡単にツアー代金払うなよ」というのが成り立つかというと成り立つんですけれど、でも、やっぱり騙される人とかはいそうな気もするわけですよ。
ということで、悪用の可能性の問題というのはあるにしても、結局のところインターネットコミュニケーションツールの本質はそうは変わらんのではという気がするわけで、このあたりのものを利用している人にはこういう落とし穴にはまってしまう可能性自体はあるんじゃなかろうか、と思うわけで、そのあたりはしっかりと注意しないといけないのかもしれません。