川の果ての更に果てに

先週、アウェイで同地区対決のライバルという序盤の山場を迎えたベアーズとジャガーズ。結果は１勝１敗。

山場は尚続くという感じで、今週も楽な相手ではありません。
シアトル＠シカゴ
まずベアーズはソルジャーフィールドでＮＦＣ上位を争うであろうシーホークスとの対戦です。ベアーズも同地区にライオンズ、パッカーズという弱っちいチームを抱えていて勝ちが計算できますが、それはシーホークスも同じ。相手が前年スーパー進出チームとはいえ、ホームである以上は勝っておきたいのが本音です。
シーホークスはアレクザンダーが骨折で出られない見込みのようで、他人の不幸を歓迎するような発言はよくないですが、どちらかといえばツイています。もちろん、このチームはアレクザンダーのワンマンチームというようなものではなく、ＱＢハッセルベックも要注意の存在。地上戦にはほぼ磐石ながら、去年のＰＯでパンサーズにパスでしてやられた苦い経験もありますからね。
攻撃に関しては月間ＭＶＰを受賞したＱＢグロースマンが更に自信をつけて戦ってくれるか。ランはここまでのところあまり良くなくてこの試合でもそうそう大きな期待はできませんのでグロースマンとムハマド、ベリアンあたりにかかる期待は大です。あとはスペシャルチームに期待というところでしょうね。

ジャクソンヴィル＠ワシントン
ジャガーズはアウェイでレッドスキンズ。ベアーズと比べると相手的には楽ですが、ＮＦＣ東のチームはイーグルス以外は全て侮れるチームではありません。
とりあえず、先週は途中交替で退いたものの攻撃の核となるポーティスをいかに封じるか。あとはブルネルに「時代は終わった」ことを示してほしいものです。先週リターンタッチダウンを喰らったスペシャルチームの奮起も期待したいところですね。

他の注目カードはここまでのところ好調なサンディエゴ＠ボルティモアでしょうか。レイヴンズはレイ・ルイスが往時の力を取り戻したかのように活躍しております。チャージャーズはＱＢリヴァーズがここまでのところ１巡ＱＢたるにふさわしい活躍を見せていますが、レイ・ルイスはじめとするレイヴンズＤＦに対してどういうプレーをしてくれるか注目でしょう。
ニューイングランド＠シンシナティも面白そうです。