川の果ての更に果てに

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2024.04.26 -

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ＮＦＣ決勝
イーグルス　25－32　カーディナルズ
カーディナルズのプロボウルＷＲラリー・フィッツジェラルドはドン底時代のカーディナルズに志願して入ったなんて話がありました。当時ＨＣをしていたグリーンに子供の頃教えてもらっていたので、その恩返しがしたいということで。
グリーンは結局ロクな成績をあげられずに解雇されてしまいましたが、フィッツジェラルドはその後も順調な成績を残し続けて、このＰＯでも活躍。ＮＦＣ決勝でも150yd超のレシーヴを記録して勝利に貢献し、初のスーパーボウル進出。カーディナルズのレジェンドになりつつあります。
カート・ワーナーもまあ見事なカムバック。イーライの控えになって、アリゾナに来たのもマット・ライナートの指南役ということだろうと思っていたら、先発ＱＢになってＭＶＰ級の活躍を見せました。

しかし、ペイトリオッツに０－47かそこらの大差つけられてお情けみたいなＴＤをもらって記録的大敗を免れたなんていうレギュラーシーズンを考えると、よくもまあここまで勝ってきたなぁと思わずにはいられません。

ＡＦＣ決勝
レイヴンズ　14－23　スティーラーズ
こちらは攻撃の完成度の違いが結果となって現れたというところでしょうか。
ＱＢジョー・フラッコの成績自体は今日の対戦相手ロスリスバーガーがルーキーだった頃のＰＯレイティングとさほど変わらないものだろうと思いますが、当時のスティーラーズにはパーカーがブレイク中でベティスもいるとラン攻撃が多彩でしたからね。
それと比べるとレイヴンズはラン攻撃は普通クラスでターゲットもヒープがいるくらい。それはやっぱり辛かったかなと。

ということで、スーパーボウルはカーディナルズとスティーラーズ。
スティーラーズはまあありうるかなとは思いましたけれど、カーディナルズは「地区が違えばプレーオフにも出てきてないだろ」と思っていたわけで、正直驚き以外の何者でもありません。
地区優勝というのがなければワイルドカード・プレーオフもこの試合もホームで戦えなかったわけで。

もちろん、そういうツキも含めて今季のカーディナルズは強かったのだ、というところになるんでしょうけれどね。

スーパーの展望についてはまあ、普通に考えればパス攻撃を除く全ての要素でスティーラーズの方が上で10回試合をすれば平均15点差くらいつけてスティーラーズが勝ちそう。
ただ、一発勝負の舞台でカーディナルズがここまで来たからにはそんな常識論は通用しないような気もします（笑）
カウボーイズやパンサーズと、相手がありえないくらいの自滅をしてしまったりしたこともありましたし、ここまで来たからにはそういう不思議な魔力みたいなものでも炸裂させて勝ってしまうんじゃないかな～、とまあそんな気もします。

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