忍者ブログ

[PR]

2025.01.18 - 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

独断と偏見で斬るJ118クラブ

2008.10.12 - Jリーグ
今季は(まだ終了してないけど)去年に比べるとあまりJリーグの試合を直接見に行く機会がありませんでした。忙しかったり、さりげなく体調不良とか起こしたりとまあ色々理由はあったわけですけれど。

来季はもう少し増やしたいものですが、そのエントリをどうしようかというのもまだ決めておらず。先日のFC東京-清水のようなレビュー路線にすべきか、去年のようなキャラ路線にすべきか、あるいはその混合にすべきかとか。
そのあたりは来年になって決めるかもしれませんが、クラブ自体にキャラを持たせるとどんなものになるだろうかとJ118チーム(札幌は既にほぼJ1ではないし、広島はJ1確定だが、とりあえず今季で)のキャラづけをやってみました。
18チームを横断的にやってみるケースってあまりないかもしれませんので何かの誤った参考にはなるかもしれません。

コンサドーレ札幌
今のところ最北端のチーム。サポーターの人以外のJファンにとっては目立たない存在だが、ごくたまに札幌ドームを利用しているので侮れない。
胸スポはやはり白い恋人であるべきだが、一方でチーム自体はあまり白くない、というか経営状態は相当黒い。
北国なのでど根性サッカーというイメージを抱きがちだが、輩出しているいい選手は前の方の選手が多く、結構攻撃的で都会テイストを漂わせている。逆に負けるときはかなり淡白で根性はあんまり感じない。

鹿島アントラーズ
実力派チームであり、シビアに勝つのが得意技。だがジーコの唱えたマリーシアを最近多少誤解気味? いや、Jリーグを盛り上げるために最高のヒールを目指してまい進中なのだと思われる。
実力派選手を育てるが代表とは疎遠な選手が多い。嫌われているのかもという反面、チーム力を落とさないために代表ラインを超えないあたりでおさめる術を覚えているんじゃないかという気もする。
神様ジーコの影響で連れてくる外国人選手はブラジル一筋。おそらく100%。そのジーコがウズベクに行ったので今後別の国から選手を連れてくるか気になるところだがスカウトの関係上あまり可能性は高くないか。

大宮アルディージャ
さいたま第二のチームだが、何となく「第三のチーム」っぽい雰囲気を漂わせている控え目な印象のあるチーム。次の対戦相手と知ってこのチームが存在することを思い出す人も決して少なくはないだろう。
チームカラーが薄いのがチームカラーかと思いきや、最近はホームに豪雨を呼び込む得意技(?)を身につけた。

浦和レッズ
世界のキングオブクラブスの一つに入れてもらったJリーグで一番の勝ち組。とはいえ、最初から勝ち組になるのではなく、一回ドン底まで落ちることで「にわか」を排斥して真のファンのみを選別しようとするなどクラブ運営者の深謀遠慮が光る。
勝ち組たるにふさわしく、毎年のように「どうだ、凄いだろう。ママに買ってもらったんだ」とスネ夫ばりに自慢する補強を展開するが、一年終わってみると実は補強そのものは大して結果に影響しなかったと判明することが多く、拍子抜けなのもスネ夫テイストかもしれない。それでも強いのは目立たない裏口移籍組とか生え抜き組が頑張っているから。
熱いサポーターを持ち、選手も熱い。だが、試合も熱くなるもののエンターテインメントとしての加熱が押さえ気味なのはドイツ色が強いせいか。

ジェフ千葉
Jで政治哲学を展開する不思議なクラブ。
かつては祖母外ラインで東欧との結びつきが強く、見栄えのいい東欧式労働者サッカーを展開していたが、労働重視のせいで金持ちとインテリにカモにされて搾取されていた。それでも労働量を増やして上を狙っていたが世襲に失敗したことと、実は持っていた資本投資のタイミングを間違えてチームが混乱してしまって苦しんでいる。
だからやっぱり政治学・社会学の難しさを体現している存在といえる。
東京駅の京葉線乗り換えのあたりで宣伝を出しているが、東京駅の京葉線は事実上別の駅というくらい離れているので、知る人ぞ知る存在。ある意味ジェフの立場をよく表現している宣伝かも。

柏レイソル
千葉ダービーや埼玉の大宮と野田線ダービーを行っているが、実は真に東京らしいクラブといえば柏である。
荒川とか葛飾が近いせいかスタジアムの雰囲気や運営には下町風味があり、クラブの方針も個人技に卓越した外国人を据えてあとはみんな頑張れば何とかなるわという豪快な江戸っ子気質である。
タイトルも持っているのだが、何故か爽快な勝ちより豪快な負けの方が似合うのも江戸っ子ならでは。より正確には入れ替え戦でバレーに6点取られたせいだろうけれど。
ダービーチームは普通違う色を採用しているが、ジェフとの千葉ダービーは同じ黄色がベース。心底仲が悪いのか、実は心は一つなのかのどちらかだろう。

東京ヴェルディ
強い頃にジャイアン的振る舞いをしてしまったため、当時はもちろん弱くなった最近も嫌われることの方が多く、あまり同情してもらえないある意味可哀相なクラブ。
かつてのビッグネームにも手を出すが、一方で通好みの選手を取ってきたりするから、フロントはまあまあやっている。ただ、それがことごとく期待を外れるし、若手も面白いのを育てても伸び悩む傾向が強いからフロントより選手よりコーチ陣が殻を破る必要があるようだ。
少し前までは個性派の選手を連れてきては裏切りと友情に満ちた壮絶な人情ドラマを展開していたが、最近ではレッズのドラマの方がスケールがデカくなっているという説も。

FC東京
スペイン流を目指していながら、試合前にユルネバを歌ったり、スタジアム料理はメキシカンのタコスだったりする何でもありなクラブ。それは試合も同じで蓋を開けてみるまで分からないWondering FOOTBALLを展開する。
見ていて飽きないのでFC東京の試合を好きになるのは勝ち組。
しかし、FC東京というチームまで好きになってしまうと負け組に転落する、かもしれない。 

川崎フロンターレ
ヴェルディの人情ドラマのせいで生まれながらに善玉となることのできたラッキーなクラブ。善玉であり続けたいと願うためかサッカーは攻撃的で見た目がよく、サポーターは真面目でややもすると大人しい。しかし何故かセレッソ大阪は嫌いなようだ。
資金力以上のチームを創り、個性派がそろうあたりも善玉チームだが、あまりに善玉過ぎるせいか偉い人からは不当に嫌われている。Jリーグに嫌われるのは献金が少ないからかもしれないが、優勝争いをしていても、川崎市でアメフットの大会が開かれたためサッカー好きと自称する市長に「アメフットを盛り上げよう」と完全無視されたのは可哀相だった。

横浜Fマリノス
伝統あるトリコロールだが、マリノスタウンのあるみなとみらい線の新高島は各駅しか止まってくれず、みなとみらいではまだまだ三下的扱いを受けているのかもしれない。
見づらいスタジアムを持ち、みなとみらいに立派な施設を建てたため金欠になっているなど建物との縁は悪い。間違っても不動産業をやってはいけないチーム。
古くは木村和司、最近では中村俊輔を出したことから、「自分達のところに最高のトップ下がいなければならない」という強迫観念を抱いているようで、毎年トップ下だけは必ず補強する。それ以外のポジションは粛清も盛んでブラッディ・マリノスの異名があるとかないとか。

アルビレックス新潟
チームそのものは地味だが、福岡が降格して以降はJ1で唯一の日本海側に位置するクラブであり、地政学的には無視できない存在である。
その自覚に満ちているのか行動も非常に挑戦的かつ斬新。シンガポールに傘下クラブを作って選手を盛んに送り込む。海外でプレーする日本人選手の排出数の一番多いクラブのはずだが、当然ほとんど知られていない。
また、他競技にも力を注いでおり、サッカー主体のクラブが野球チームを活動の一環に組み込んだということで野球嫌いの人からは称えられているかもしれない。
地元のハートを掴むことには成功しており、4万人集まるホームでは強い。ひょっとすると相手は遠征が遠くて嫌になっているのかもしれない。
一人の監督に長く任せる傾向があるので、反町監督のように代表行きになる者が今後もいるかもしれない。

清水エスパルス
ブラジルサンバに乗りつつ、イングランドサッカーを展開するオレンジ軍団。日本においてはサッカーの中心地というイメージがあることと、FC東京よりは自己テイストの確立に成功した感があり磐田サポ以外は何となく爽やかな印象を受けている人が多そう。
チーム最大のスターパルちゃんは上昇志向を常に忘れないマスコット界のジダンである。だから背番号0のパルちゃんユニに「パルちゃん一筋」を縫いこむ清水サポは間違っていない。そのうちフロントが試合前のセレモニーに派手に金を使ってパルちゃんショーだけの前売り券を出したとしても、それも多分間違いではない。
10番を愛することにかけては日本一のチームである。

ジュビロ磐田
昔は恐ろしく強かったが世代交代に失敗して最近は低迷。最近はずっと低迷しているが強かった頃が鮮烈だったので近年は毎年のように「あの強かったジュビロが」と言われてしまう。
未完の大器や通好みの選手を連れてくるが、監督にまで未完の大器を連れてくることが多いせいか味にならないあたりが可哀相。
清水とは宿敵同士の関係だが、最近はやや押され気味。だが、澤登の後継者が神奈川出身の藤本だったことに対し、藤田→成岡と「10番は静岡出身」による継承を実現させたことには多分優越感をもっているはずである。

名古屋グランパスエイト
チームをフルネームで呼んでくれる人はほとんどいないが、しかし、最後のエイトまできちんと呼ぶ人はどこか嫌味な人である。
マスコットのぐらんぱす君はパルちゃんと並ぶ人気者。しかし、パルちゃんのようにチームの成績がどうであってもパルちゃんがそこにいれば満足というぐらんぱす君マニアは得ていないように思われる。
浦和並に金を使ってはいるのだが、レッズが自慢して顰蹙を買いがちなのに比べると、グランパスの補強はそもそも金を使っているように見えないことが多く、あまり顰蹙は買わない。しかし話題にならない大型補強は間違っているような気がする。
ヴェンゲルやストイコビッチなど大物との縁が深いのが自慢だが、影響力が強すぎて地元のサッカー少年はグランパスよりアーセナルに行きたいと思っているのではないかが不安の種。

京都サンガ
昔はパープルサンガと名乗っていたが、グランパス同様無視されていたので変えてしまった。レッドサンガとかブルーサンガに取って変わられるのを恐れた可能性はないが、パープルサンガだといかにもワンオブゼムな響きがしたのも確かだろう。あるいは紫は一番偉い色なだけにつけるのがはばかられたのかもしれず、若乃花と同じで優勝したらパープルサンガに復活するかもしれない。
チームは地味でJ1とJ2の行き来を繰り返すエレベーターの動きを得意としているが、松井大輔と朴智星を育てたのだから、アジア人育成に関しては自慢できるはず。だから若手はもっと京都に行くべきなのだが、京都人らしくガンガン売り込んだりしないせいかあまり関心を向ける人はいないし、若手選手の動機にもならないあたりが不思議。

ガンバ大阪
浪速の中では大阪テイストの薄い北大阪に本拠があるためか、やっているサッカーほど周囲が乗ってくれないやや可哀相なクラブ。しかしそもそも関西で虎に背を向けてサッカーをやるのだから、その時点でノリが薄い証拠といえなくもない。浦和との関係はまさしくバイエルンとボルシアMGだがボルシアMGマニアでトラキチの金子達仁がそのことを指摘したかどうかは定かではない。
毎年のようにユースから強烈な選手を出してくるので、二年前のメンバー表を見ると戸惑うこともある。
しかし長年いついている古株を見ていると、やはり関西テイストの薄い淡白なキャラが多い。色を出しすぎると監督が色男なだけにその逆鱗に触れているのではないかという説もある。

ヴィッセル神戸
いきなりユニを変えて物議を醸したチーム。オーナーの会社カラーらしいが、虎を血で染めてやるという決意表明だったらカッコイイかも。
実はオーナーは野球よりも熱心に見に来ているが、オーナーが熱心なチームほど有名選手に走りがちという宿命からは逃れられないようである。

大分トリニータ
中津江村が記憶に新しいが、カメルーン人は連れてこない。
基本は目立たないクラブであり、更に同じ九州で政令市の福岡に本拠を置いているアビスパがそれなりに個性的であったため、ますます影が薄い。最近は若手の育成が巧くなってきたが、連れてくる外国人はハズレばかりである(マグノという例外もいたが)。外国人費用を国内選手のボーナスにあてるか借金返済に充てる方がいいかもしれない。
足の速いFWをサイドハーフに加工する技術に秀でている。
PR

Comment

無題 - でび

2008.10.14 Tue 16:14  [ EDIT ]

名古屋は今年から呼称を変更しており,法人名と名称には「エイト」がつきますが呼称にはついてないので,「名古屋グランパス」だけでも正式な名前になりました。

それと京都は名称も呼称も「京都サンガF.C.」になりましたが,法人名には「パープル」が残ってます。
京都紫光クラブの流れを汲んでいる以上は名称にも紫は残して欲しいとこでしたがねぇ。
3rdユニなんか紫入ってないし。

>でび様 - 川の果て

2008.10.14 Tue 17:13 URL [ EDIT ]

グランパスも変えていたんですね。うっかりしておりました。しかし法人名は変更していないというのは何かややこしいですね。どちらも場合によっては戻るつもりがあるということなんでしょうか。

サンガの場合紫とは縁深いですからね。
知り合いの京都人の中には4文字削れば印刷費が大分浮くからだろうと冗談めかして言っている人もいましたけれど…(苦笑)

TITLE:
NAME:
MAIL:
URL:
COLOR:
EMOJI: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT:
Password: ※1
Secret:  管理者にだけ表示を許可する※2
※1 パスワードを設定するとご自分が投稿した記事を編集することができます。
※2 チェックを入れると管理者のみが見ることのできるメッセージが送れます。

TrackBack

TrackBackURL  :
 プロフィール 
HN:
川の果て
性別:
男性
自己紹介:
Favorite Team
 Americanfootball
 Chicago Bears
 Jacksonville Jaguars

 Football
 Leeds United
 FC Dynamo Kiyv
 IFK Goteborg
 VfB Stuttgart
 Shonan Belmare
 etc...

 Baseball
 Tokyo Yakult Swallows

 アンケート 
 兄弟?ブログ 
管理人専用・管理ページへ

Otava
Twitterをまとめてみたもの。
 あけるなるの部屋 
 最新コメント 
[10/16 川の果て]
[10/16 Grendel]
[10/13 アッペルシーニ]
[10/13 セパック ボラ]
[10/10 緑一色]
 Twitter 
 カウンター 
  
あわせて読みたい
 アクセス解析 
▼ リンク
リンク

阿呆LOG

もあぱそ

のぶたと南の島生活in石垣島

Too Much Information(3?歳のつぶやき...改)

off  the  ball

地理屋の思いつき

フットボール一喜一憂

キングのオキラク蹴球記

ふぉるてブログ~小田急線梅ヶ丘駅の不動産会社フォルテの徒然~

破壊王子流勝手日記

加賀もんのブログ

ニセモノのくせに生意気だ

時評親爺

UMATOTO2号館・本館

コグログ

スコログ

スポーツ井戸端会議+α

おちゃつのちょっとマイルドなblog

自分的な日常

しろくろひつじの見る夢は

スカンジナビア・サッカーニュース

Ali della liberta (in Stadio)

ごったでざったなどぶろぐ

一期一会~人と人との出会い~

オレンジころころ

◆ Football Kingdom ◆

What's On...

あんとんきちなダンナ

kaizinBlog

田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

サッカーへ

漠々糊々

大門の日常

めぐりあいズゴ

あれこれ随想記

店主のつぶやき

マスドライバー徒然日記

アロマサロンを開いてみて

【しろうとサッカー研究所】

わたし的ちょこっとだけシアワセ♪

とんま天狗は雲の上

ペッタンコ星人

RYAN ROAD

やっぱり★タムラ的永久崩壊日記

浦和レッズの逆襲日報

大阪から♪Backpackerかく語りき♪

スポーツ瓦版


休止中


がちゃの『のっぺ汁』的ぶろぐ。~サッカー中心~

CLUB☆ZECIKA

路上の風景~landscapes on the road

なんでも。


流れ星におねがいするのニャ!

フットボール問わず語り

Skandinaviska Nyheter ~スカンジナビア・ニュース~

Renaissance 復興の記

ひとりごと記録

フットボール言いたい放題

ごった煮

Star Prince JUGEM

プレミア “F"

EMBAIXADA サッカー・フリースタイルフットボール動画館

A lazy life

思いつくまま

Backpacker's♪快晴じゃーなる♪

九州っこ





▼ 
にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村 野球ブログ 東京ヤクルトスワローズへ

[プレスブログ]価値あるブログに掲載料をお支払いします。
▼ ブログ内検索