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2011年は勝てるのだろうか…?
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これまでの話 → ◆
突然のジ・オの襲撃にびっくりしたロナウドでしたが、すぐにニヤリと笑います。
「面白い。このロナウド様と1対1の勝負を挑むなんてね!」
すぐさま飛び掛るロナウド。対応するジ・オ。
しかし、スピードの差は明らかですぐにロナウドがジ・オの反応を振り切りました。そしてあっさりとジ・オの後ろに回る…のかと思いきや。
「どわっ!?」
ロナウドは突然ブンと放り投げられてしまいました。
「…ニャン。一体何が起こったのだ?」
「見てなかったの? お腹のあたりからニョキっと隠し腕が出てきて、それがロナウドを掴んで放り投げたのよ」
「いくら素早いといっても、お腹から腕が出てきて攻撃されるなんて思わないだろうからね。アタイならビックリするよ → ジ・Oについて」
「それって反則って言うんじゃないのか?」
「ノープロブレム。バレなきゃ反則じゃないのよ」
すっかり観衆と化している三人衆(王子、妹、ロマン王)が勝手に解説をしています。
さて、地面にたたきつけられたロナウドが頭をおさえながら立ち上がりました。
「…い、一体何が起きたんだ?」
「落ちろ! 蚊トンボ!」
ジ・オはロナウドに低空スライディングタックルを仕掛けました。
「そんなタックルを食うほど甘くないよ」
とロナウドがジャンプしますが、ジャンプしたロナウドを隠し腕が捕まえました。
「うわぁ! 何だそれは?」
「勝負はいただいた!」
ジ・オは隠し腕でロナウドを何度も何度も地面にたたきつけました。と、キープしていたボールがロナウドから離れてしまいました。
「うぅ…ボールが…」
「ジ・エンドだ」
もう一回地面にたたきつけました。しかし、ロナウドに致命的なダメージまでは与えませんでした。
「…何故、止めを刺さない?」
まだ意識のあるロナウドが問いかけるとジ・オは「フッ」と笑いました。
「あそこのお嬢ちゃんが、あんたが死ぬと悲しみそうなんでね」
人魚姫の妹と王子様、不安そうなロマン王の方に視線を向けて言いました。
「ねぇねぇ、何かアイツだけ登場時からカッコ良くない? 隠し腕だけは卑怯だけど、元々ジ・オだし」
「ニャン。どうやら、いたる連中を濃い性格にしてしまった結果、イザ新しいのを出そうという時になって、実は正統派がいないということに気付いたらしい」
「だからって、地味めなジ・オをそんなにしなくても…」
ジ・オがロナウドを倒している間に、残る面々も赤い悪魔軍団を蹴散らしていました。
「ば、バカな…いくら話の展開を巻くとはいえ、赤い悪魔軍団がこうもあっさりと…」
と書くと、作者がいかにもユナイテッド嫌いに思われるかもしれませんが、個人的にはチェルシーよりはユナイテッドの方が好きです(笑)
とにかくファーガソンがよろよろと後ずさると例によって声がしました。
「帝王ファーガソン。私は貴方にも失望しました」
月からの光が帝王ファーガソンも跳ね飛ばしてしまいました。
「…ということは、ひとまず戦いに勝利した?」
「と思うのは早いでやんす!」
近くの高台にポール・センとボルヘッティが現れました。
「うわ。マイナーなのが揃って…」
「マイナーで悪かったでやんすね! 連戦連戦で疲れているところにまた新手をぶつける。これぞ必勝の策でやんす!」
「…単に選手層の厚さにモノをいわせた物量作戦っていわない?」
「黙るでやんす! ボルヘッティ。アレを用意するでやんす」
ボルヘッティがうなずくと、突然轟音とともに石造りのスタジアムが姿を現しました。
「…私の~記憶が確かならば、昔、ホンジュラス地方のアステカ文明では、神に捧げる儀式としてサッカーに似た競技を行い、勝者を讃え、敗者は神の生贄としていたという話があったという」
「…ほう。つまり、それを俺達にもやれと。サッカーをやって、勝てばOK、負ければ生贄ってわけか」
「そうでやんす。そして、この者達とやってもらうでやんす!」
ポール・センが口を開こうとしたのをボルヘッティがドンと押しのけ、
「甦るがいい! アイアンフットボーラー!」
「…うっ。せめて指だけでも鳴らすでやんす」
突然辺りが暗くなったかと思うと、スポットライトを浴びて11人のフットボーラーが降り立ってきました。
「GK。スペインの守護神リカルド・サモーラ。
DF。偉大なる皇帝フランツ・ベッケンバウアー。世界最高の主将ボビー・ムーア。百科事典ニウトン・サントス。褐色の糸ホセ・アンドラーデ。
MF。バルサの象徴ラディスラオ・クバラ。フランスの将軍レイモン・コパ。サッカーの神ペレ。黄金の隼アルフレッド・ディ・ステファノ。
FW。永遠の得点王ジュス・フォンテーヌ。疾走する大佐フェレンツ・プスカシュ」
「ゲゲゲゲゲ~~!」
「何だ。俺様のコピーが11人出てくるのかと思いきやそんな大したのはいないではないか」
ズラタンは余裕の様子でした。
「さあ、そっちからも11人選ぶでやんす」
「って11人もいるのか? 俺様だろ、デコ、サビオラタン、ナカータン、ジ・オ、パヌッチで6人」
「ニャンニャン。とりあえず余の知り合いを何人か呼んでみよう」
ロマン王が緊急連絡をし、程なくドログバン少佐、子犬のリベリー、聖人イケルがやってきました。
「でも9人…」
「仕方ない。俺が分離しよう」
デコが融合していたガブリエルと離脱しました。これで10人になりました。
「まだ1人足りない。試合自体は8人いれば成立するというが、ただでさえ相手が強いのに最初から10人では」
「お、俺がやろう…」
フラフラとロナウドが立ち上がりました。
「これで11人」
「…ということは、GK:イケル、DF:ジ・オ、ガブリエル・ミリート、パヌッチ、MF:リベリー、ナカータン、デコ、ロナウド、FW:ズラタン、ドログバン、サビオラタン。何の脈絡もないチームね。しかも引退者がいるしみんな疲れてるし…これで勝てるのかしら?」
人魚姫の妹、不安そうにピッチに向かう11人を見ておりました。
人魚姫は相変わらず暗黒騎士カイトを修理していました。
残り物には福があるんでしょうか。微妙に言い回しが正統派なジ・オです(笑)
攻撃的なのは確かですがヴィエラとかエメルソンとかは出しようがなく仕方ないです(笑) 鍵を握るのはさて誰でしょう…
ちなみに「暗黒、カイト」という検索がありました。
無題 - がちゃ
ジ・オ様すてき
(〃ω〃)
しかし…この11人。
ずいぶん攻撃的サッカーとなりそうです(笑)
でも…鍵を握るのはカイト…(・ω・)?