川の果ての更に果てに

オランダで４試合あったくらいで、特別面白い結果もありませんでした。アヤックスはフィテッセに負けてしまい、今年もタイトルレースから脱落寸前（というかＰＳＶが独走してるんですが）ですが、替えもいないのにガラセクを放出した時点でこうなることは予想できましたから特別驚きでもないでしょう。
出番を得られないロセンベリがこの冬に移籍するかもしれないというくらいしか興味対象がありません。

さて、しばらくは海外はイングランドでしか試合がありませんので、Ｊの移籍話と高校サッカーくらいになるでしょうか。
伊藤翔
グルノーブル行きを表明し、その動機が「ヴェンゲルの目に止まる」とも明らかにしたそう。
当然、最終的にはアーセナル行きを目指しているのでしょうし、それ自体には何の異論もないですが、ビザ取得のために代表キャップが必要というルールが変わらない以上、海外に出てしまったのはプレミア進出のうえでは不利…という見方もできます。
もちろん、アーセナルは特例を要求しようとしているのでしょうけれど、年に何人も特例が降りるほど簡単なものでもないでしょうし、果たして活躍できたとしてもグルノーブル→アーセナルと簡単に行くのでしょうか？
ちなみにアーセナルに現在いる10代選手はこんな感じ
セスク・ファブレガス（19）　スペイン代表
デニウソン（18）　ブラジル
アレクサンドレ・ソング（19）　カメルーン
ヨアン・ジュルー（19）　スイス代表
セオ・ウォルコット（17）　イングランド代表
マシュー・コノリー（19）　イングランド
カレア・ギルバート（18）　イングランド
ジョー・オキアシル（18）　イングランド
フランシスコ・ペレス（16）　スペイン
マーク・ランドール（17）　イングランド
アーマン・トラオーレ（17）　フランス
ニクラス・ベントナー（18）　デンマーク代表（ローン中）
アルツーロ・ルポリ（19）　イタリア（ローン中）
ファブリス・ムエンバ（18）　ＤＲコンゴ（ローン中）
…全員トップチーム所属の選手ですから（笑）

新居を獲りたいＪ１チーム
Ｊ２で日本人得点王になった（Ｊ２の得点王は仙台のボルジェス）新居獲得に千葉と新潟が手をあげているのだとか。千葉は計算できるＦＷは巻しかいないという状況ですし、ハースあたりも戦力外になったのでとにかく計算できるＦＷは必要でしょうね（青木もまだスーパーサブ以上の使い方は難しそう）。新潟も全体的に戦力が薄いですからね。
実際に移籍が決まったわけでもなく、また移籍したとして新居がＪ１で結果を残せるかどうかは分かりませんが、こういうパターンでのステップアップは今後も増えてほしいものです。
いきなり強いチームに行って結果を残せるほどは甘くないので、ユースから昇格したとかそういうのは別にして、今後は「まずはしっかりと出番を確保できそうなところで結果を出し、それからＪ１に移籍する」みたいな路線を目指す選手とかも出てきてほしいですね。

ＦＣ東京はＤＦをシャッフル？
ワンチョペ獲りなんて話もあったＦＣ東京が磐田の茶野も狙うという話が。
今年在籍していたＣＢのうちジャーンは湘南に。増嶋が甲府に。中澤はＧ大阪に移籍するらしいなんてことで、茂庭以外は一掃されてしまいそうな印象なわけですね。しかし増嶋と中澤…やっぱプレー以上に顔を評価したりするのは本人にとっても良くないということなんでしょうね(笑)
ただ、茶野を獲得したとしても控えも出してしまうわけで来季も伊野波と今野がＣＢになる機会が増えるんですかね。ある意味攻撃的に行きたい原イズムには資するのかもしれませんが。

そういえば、磐田は村井は復帰したはずですけれどあまり出番が無かったですね。アジウソンは若手路線でいくような印象ですし、彼も来季あたりはレンタルでどこかへ移籍とかなったりするのでしょうか。

ある種笑い話？
チャールトンの新監督にウエストハムを解雇されたばかりのパーデュー氏が就任することで決まったそうで。ウエストハムはそのパーデューを解任した後、去年のチャールトンの監督カービッシュリーを後任に据えたわけで、半分監督のトレードみたいなもんですね（笑）