川の果ての更に果てに

経営難は中途半端に隠してしまうよりかは公表して「何とかしてください」と頼む方が賢いのかも。

「ぬれ煎餅買って」　経営難の銚子電鉄がＳＯＳ（asahi.com）
銚子電気鉄道のＨＰ

前社長が横領したということで銀行が融資に応じてくれず、経営難で車両整備の法定点検のための費用が足りない。で、資金を集める必要があるということを正直にサイトに掲載し、「名物のぬれ煎餅を買ってください」と閲覧者に呼びかけているのだそうで。
銚子電鉄についてよく知りませんので何ともいえないのですが、「電鉄会社が資金を集めるのに何で煎餅を？」というようなところはあります。ただ、アピールが効を奏して結構売れているのだとか。
地方の小規模鉄道はどんどん消えているだけに、存続できるくらいに売れたらいいですね。
ネットで売買するのは性格的に好きませんので、明日味スタに行く途中に吉祥寺の東急ででも試しに買ってみることにします。

ちなみに中途半端に隠していたのがバレてしまって総攻撃を受けているのがこちら。

都が「近未来通信」を捜索、法人事業税の滞納で（読売新聞）

当人達は「またＩＰ電話が売れるようになれば配当も行き渡るようになる」とか主張しているそうですが、いっそ「このままでは法人事業税が払えず事業取消の憂き目にあってしまいます。配当金も足りませんのでみなさんＩＰ電話を買ってください」と主張した方が日本的メンタリティに合致してより売れたりするのかも…
いやま、気軽に買える煎餅とＩＰ電話を同一視するのに無茶があるのは重々承知しておりますが。