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2011年は勝てるのだろうか…?
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菅原道真といえば天神様で学問の神様。
ということになっているわけですが、mixiの方で彼の話を見て「ちょっと待てよ」と思うようになりました。
というのが菅原道真の生涯というのは、藤原家の専横を排すべく宇多天皇とかに期待されて入ってきて、で、結構頑張っていたのだけれど、結局失脚してしまって大宰府に流罪。そこで没して、没した後に祟りとなって藤原時平やら関係者を病死させたり、宮殿に雷落としたりということになっています。
で、今まではこの生涯を特別不思議とは思わず、「菅原道真というのはすごい人だったんだねー」くらいに思っておりましたが、よくよく考えると、殺されたわけでもないのにここまで激しい祟りをする(ものと認識されていた)ってかなりヤバいんじゃないかと…
現代社会で言うのなら、一族会社を支配している一族の意に沿わないということで左遷された人がその一族役員数人を殺傷して、本社ビルに放火したようなものですよ。
例えば、お隣中国にも祟りの話はありますが、あちらは大体失脚時に後腐れなく処刑(しかも大抵一族郎党も)なんてことになってしまうのでこれはまあ分かります。あるいは運良く残った面々が現世で復讐したりするなんてこともあります(だから一族郎党皆殺しなんてなるわけだけど)。
北宋とかの時代には流罪が頻繁だったわけですけれど、このあたりも皇帝が変わったり政権が変われば帰ることができるというのがあったにしても、流罪先で相手を祟ったとかいうようなのは寡聞にして知りません。
ヨーロッパなんかでも左遷された人達は山のようにいるでしょうけれど、あちらはキリスト教とかのことがあるのか左遷されても貴族なので自分のところの統治に専念すればいいということがあるのか、これまた処刑されたわけでもないのに祟った人というのはあまりいないように思います。
ということで、海外の人に菅原道真の話をしたら、結構驚かれたりするんじゃなかろうかと…
そういえば、日本で左遷されながら現世で復讐というと西遊記の主題歌を歌っていた天皇がいまして、この人は執念深く鎌倉幕府を滅ぼしたわけですし、ついでにこの人も没してから激しく祟りまくったという話で、そう考えると菅原道真ももし復帰していたら大変なことになっていたのかもしれません。
それはそれで作ってみると面白い…いや、あまり面白くはなさそうか(笑)
崇徳上皇なんかも悲惨な上皇ということになっていますけれど、中国の皇帝の3割くらいの人からは「寿命をまっとうできるなんて何て羨ましい」なんて羨望の眼差しを受けることになるのかも。
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