川の果ての更に果てに

情報を読み取られるといけないから、パスワードは難しくしましょうというのが世の流れですが、難しくしすぎると万一の時に困るなんてことも…
知らされなかったパスワード--ユーザーの死が封印するアカウントと遺族のアクセス（CNET.Japan）

なるほどね～。確かにネットに移した情報や財産などはログインできなければならないわけですが、ログインのためのパスワードを一々家族に教える人なんてのも少ないでしょうしね。というより、接続サービスを業者に任せた場合、つないでもらって後は自動アクセスみたいな形で本人ですら知らないという場合だってありうるのかもしれないですし。

それに、リンク先の事件については遺族がそういうものの存在を分かっている場合ですけれど、例えば家族に黙ってやっていたアフィリエイトの達人とかが数千万ポイント稼いでポックリ死んでしまった場合、定期的に銀行口座に振り込むところだったりすればともかく、ネットでしか使えない独自ポイントである場合もあるわけですし、下手すると知られないまま消えてしまうなんてことがあるかもしれないですしね。

まあ、はっきりしているものについては死亡証明書の提示とか遺産分割の協定書を提示することで管理先がパスワードなどアクセス方法を教える…という風にするのが一番無難である気はしますが。
とはいっても、大抵のサービス先は情報と資産関係を共有しているものですから、資産だけならともかくも例えば非常に公益性の高い情報などを保有している場合、この扱いをどうするかとか色々出てくるかもしれないですね。
ただ、サービス業者が開示したとしても個人で色々セキュリティをはりめぐらしている場合もありますしね。
ネット上の取り残されそうになった資産や情報をどうするかということについて、法整備をすることや管理者にまさかの場合に備えてもらうための啓蒙活動をすることが今後は必要になってくるのかもしれません。


それとは全然関係ない話ですが、第28金毘羅丸船長で、SASUKEの完全制覇をした長野誠氏の人気は凄いですね。
検索でたどりついているのが、ここ二日ほど臓器移植か長野誠氏かで二極化されています。どういう二極化か（笑）　あと、クエスチョナブルな検索では「真のお姫様」という検索ワードもありましたが、これは一体…？　ロナウドでインチキメルヘンの方に行き着いた人はご愁傷様という以外の言葉が思いつきませぬ。