川の果ての更に果てに

本命候補はいない？
ＦＩＦＡの年間ＭＶＰ候補が発表され、ジダンとかカンナバーロとかロナウジーニョあたりがとりあえずノミネートされたのだそうです。
ワールドカップのＭＶＰがジダンであることを考えると、そのまますんなりジダンと考えるのが筋でしょうが、何せあの頭突きがあるだけに微妙。他にはバルサでＣＬとリーガを制したロナウジーニョあたりが本来なら候補になるのでしょうけれど、こちらはワールドカップと今シーズン頭の不調ぶりで差し引かれる部分があるでしょうし去年のような絶対的本命とは言えないような気が。カンナバーロにしても移籍先のレアル・マドリーでいいプレーはしているものの、ＣＬでリヨンに敗れたりと微妙。
本命不在で票が分かれそう、あるいは今後のプレーによっても変わってくるのではという気がしますね。特にアンリあたりはこれからゴールラッシュでもやれば２位票を沢山集めて…なんてのがありそうです。
同じことはバロンドールにも言えるわけですが、誰が受賞するか今のところ予想が立ちません。

川淵Ｃ、巻を批判
川淵Ｃが巻を「下手だ」と批判したそうで。元々技術レベルでは普通な選手なのでそのあたりを批判しても仕方ないと思いますが、ソレを聞いた巻の「次頑張る」というのも切迫感がないといえばそうなのかもしれませんね。
５月のキリンカップの頃は「次すらないかもしれない」という悲壮感が世間の後押しを買っていたわけですが。
ただ、オシムはインド戦について、「冷静さや落ち着きが足りない」と言っていたそうですが、後半バックラインに本職のＤＦが一人もいなかったわけで、自分のポジションで手一杯というような状況を作って「落ち着いて、冷静にいけ」というのも無理難題のような気がするんですけれどね。
ＤＦラインが最初の局面で判断ミスをしていたものだからそれが全体に及んでいたわけで、正直この部分はオシムの采配に問題があったと思うんですけれど。Ｕ－21世代から次に昇格してきそうなのもおそらく伊野波でしょうし、彼もどちらかといえばＤＭＦ、若しくはＳＢなわけで。
FW陣に対しては最終的にジュニーニョとバレーを加えることで問題解決が図れる（オイオイ）わけですが、ＤＦの問題は中々深刻です。中田浩二あたりを使うのでなければ、闘莉王、坪井次第なんてことになりそうですよ…

ちなみに07年は弱い相手との親善試合は組まないのだそうで。ジーコ時代には「勝って勢いをつけたいから相手のレベルはどうでもいい」というような方針があったということですが…
しかし、ジーコ時代の親善試合の相手ってそんなに弱かったですかね。相手自体はまあまあ（直前のマルタを除く）ながら、向こうが日本までまともに選手を連れてこなかっただけという気がするのですが。

スティリアン・ペトロフ、代表引退
あらま。
まだ27歳で普通なら代表引退をする年齢ではないですし、個人の問題というよりはチームに嫌気がさしたとかそういうことがあるような気がします。
ま、オニール親分以外の人間の指揮など受けたくないということもあるかもしれませんが。

マキシ、十字靭帯断裂
スペイン戦でビロスとの途中交替を強いられたマキシ。診断結果は靭帯だったようで…
これで長期離脱が決定的。アトレティコには痛い話です。