川の果ての更に果てに

中国戦
スタメンを見ての感想。かなり所属クラブでの出番の度合いを無視されています。
フォメは３－５－２かと思いましたが、苔口がＭＦで３－６－１のよう。Ａ代表と同じですね。ということは、Ａ代表でキーポジションになりそうな位置に配された平山、伊野波のＦＣ東京組に対するオシムの期待度がうかがえます。

さて試合開始早々中国が左サイドいい位置からのＦＫ。ファーの選手の折り返しをガオ・ハヤシ（テレ東はコウリンと発音してました）が！　外しました。
序盤はやや日本がボールをキープしていますが、中途半端なつなぎでミスをしてカウンターを招く機会も。
が、17分。中国のＣＫからのカウンター。苔口 → 左サイドを走った増田がセンタリング。平山を越してフリーで入ってきた梶山がドンピシャで入ってきて日本が先制点！
その後は、こう着状態ですね。日本のＤＦ陣がセットプレーの時以外は相手をおさえています。ただ、攻めの迫力がどうしても弱くなりますかね。
32分。左サイドを崩して本田圭がループシュート。いいプレーでしたね。直後ショートコーナーから青山直がミドルシュート。フル代表より思い切りがいいですね(笑)。中国は期待の陳涛はともかくガオ・ハヤシが目だっていません。と思っていたら、何と前半半ばでガオ・ハヤシは替えられてしまいました。
44分に苔口がグイグイとあがってシュート。左サイドを疾走していた本田が悔しそうに大きなアピール。どうして出さないんだと主張しているのはいい傾向ですね。
キーポジションの二人、伊野波はとりあえずミスらしいミスがなく無難ですね。平山はいいということはないですが、まあ悪くもないですかね。時間とともに目立たなくっているので後半15分までには下がっていそうですが。

後半。
中国が２人を替えて攻めてはきていますが、もう一つ攻めが雑といいますか急ぐ一方でもう一つという感じです。日本も攻めにもう一つ正確性がなくまたまたこう着状態に。
15分を過ぎたあたりから日本は相手の速攻にも慣れてきたかいい形でボールをとり、本田、中村あたりが攻める機会が増えました。平山はまだある程度いけていますが、苔口が動けなくなってきました。
23分、平山がＰＡ内でＧＫと交錯して転倒。多少もらいに行った感がありましたが主審の判断も同じだったようで平山に■
30分を過ぎると中国が大分バテてきました。その恩恵を受けて平山が前を向いてボールを持って大きくふかすシュートや本田へのスルーパスを狙ったりとするシーンが出てきます。
36分に中村北斗の大きなクロスに飛び込んだキーパーがかぶってしまい、入り込んできた平山に当たってゴール。何ともあっけない形で点が入ります。ま～、どんな形であれ結果を残すのは大切ではないでしょうか。
終了間際に中国がいい形を作ったものの、動くことなく試合終了しました。残り数分で入れられた前田や谷口は可哀相でしたね。

日本はある程度コントロールしつつ相手がひるんだところに乗じるという形で快勝といっていいでしょうね。
もっとも、この試合は両サイドの本田と中村がかなりの運動量で両サイドを固めていたので中国の攻めの選択肢を少なくしていましたが、いつもいつもこれだけ負担の大きい役割を果たせるかは疑問ではあります。同時に中の選手の真価もそういう時に問われるのかもしれません。
とりあえず、この試合はいい試合をしましたね。

ズラタン対ドログバがリアルでも実現!?
11.15にスウェーデンはコートジボアールと試合をすることになりました。どうも場所がル・マンのようなのですが。
ズラタンは最近の素行不良がありますし、そもそも呼ばれるのかという疑問はありますけれど、通好みの魅力ある脇役同士のマッチアップは親善試合ながら期待したいものです。

ラモス続投の見込み
ラモスのことは嫌いではないですが、監督としてはどう見てもまだまだ経験が浅いですし、今のヴェルディを率いてＪ２を指揮するには適さない感じもするのですが…
好きでもないので、別にＪ２にずっとい続けても気にはしませんが。

ディ・ビアッジョがアスコリに
あら懐かしい。