川の果ての更に果てに

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2024.04.26 -

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スペイン　１　－　０　ドイツ
（ESP）カルレス・プジョール

この二年間、ドイツでもっとも成長していたのはタコのパウルであったことが判明した一戦となりました（笑）
試合終了後に「これでタコ焼きや茹蛸にされるんじゃないか」と心配になりましたが、３位決定戦があるのでそこまでは猶予を与えられるでしょうか。ウルグアイの方に入ったらどうなるかは…（爆）

私の予想というか期待も珍しく当たったわけですが、内容はというとドイツが中を固めるスイス風で来て、スペインはその外をグルグル回るというこれまでと似たような展開。
で、スペインは単純なパス回しが通用しないとなるとそれぞれの選手がペースアップをして打開しようとするわけですが、そうなるとそれぞれの意思疎通が微妙にとれなくなってミスになるというあたりは、レベルはともかくアジアの下位チーム相手に苦しむ日本とも図式としては似てるわけで、このあたりは万国共通なわけですかね。

後半になっても図式は基本同じで時間の経過とともに少しずつドイツの方に流れが向いていったわけですが、悪ければ悪いなりのことができるのが今のスペイン。序盤ブイブイ言わせた後ボアテンクのエルボーを受けて後半大人しくなっていたイニエスタがCKを奪うと、そこからプジョールがゲット。
前半は外す方が難しそうなヘッドを外していましたが、ここはピケをふっ飛ばして魂のヘッドを決めました。

その時点で２人替えていたドイツはこれで苦しくなって、結局ケディラに替えてゴメツを入れたわけですが、これまた期待外れ。ヤンゼンとクロースについてはともかく、最後はこれまでの出来を考えるとカカウ入れた方が良かったんじゃないかと…
何となくこの試合はレーヴ監督の打つ手が外れた感はありましたが、そこはパウル君の予言が影響していたのかもしれません（謎）

ということで、決勝はスペインとオランダに。８ヶ国目の優勝国が出るということは確実になりました。
ここまでの戦いぶりを見ていると、それはまあスペインの方が優位ということになりそうで、ボールをキープされて回されるだけで好き放題やられるんじゃないかという気はします。
ただま、昨日はうっかり忘れておりましたがオランダは決勝ではデ・ヨンクが戻ってくるわけで多少はマシになりそう（もっとも、これまでのオランダを思い起こすと説得力は低い［笑］）。
その他の国全部がスペイン対策をしていてそれなりにできている以上はオランダにもスペイン対策はできるだろうということである程度までは防げる（それ以上を防げるほどの守備力はないだろうが）のかなと。

あとはまあ、サンチャゴ・ベルナベウで再会してレアル・マドリーに復讐を果たしたロッベンとスナイデルが、返す刀でスペインにも…ってのも展開的には面白いのかもしれません。
それにファンマルバイクが優勝監督ってのも、あまりにピンと来ないのでそれはそれで面白いかも。

ということで、基本スペインが優位だろうと思いますが、最終スコアが２－１なら勝つのはオランダで得点者はロッベンとスナイデル。
それ以外のスコアならスペインが勝つんじゃないかと思います（笑）

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決勝はスペイン－オランダに

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