川の果ての更に果てに

ケガに勝てず
ドイツ代表のセバスティアン・ダイスラーが引退を発表したのだそうです。
現在27歳のダイスラーですが、ここ２年ほどはピッチに立ったのは２ヶ月にも満たず、ほとんどを膝のリハビリと治療で過ごしていた状態、去年の11月に復帰こそしていたものの、「また膝がダメになったら…」という不安があるのは当然で、「戻らなければ」というプレッシャーなどからうつ病になったりもしていたそう。そんな不健全な状態でいるのは彼自身にとっても周囲（特に家族）にとっても良くないでしょうし、引退したとしても無理ならぬところだろうと思います。
10代の頃から次のドイツ代表を救う存在といわれてきたわけですが、結局代表はおろかバイエルンでもそのポテンシャルを発揮しきることなく引退…何とも残念であります。同じく10代から期待されていた小野伸二もケガが多くてもう一つという状態が続いていますが、他人事ではないかもしれませんね。

ところで自身もケガで早期引退を強いられたバイエルンのＧＭウリ・ヘーネスは「また戻ってくると言うのを待っている」というようなコメントをしたのだそうで。
戦力としてでもそうでしょうけれど、ヘーネスは数年前くらいに「何か一つだけ叶うとするならば何がいいですか？」と問われて、「もし聞き届けられるならヒッツフェルト（当時の監督）に頼んで、５分でもいいからピッチに立たせてもらいたい」と答えたなんて話があるわけで「ダイスラーが将来的には絶対にもう一度ピッチに立ちたいと思う時がある」と思っているのかもしれませんね。

早期引退は残念ですが、ヘーネスの言うような「もう一度」があるかもしれませんし、また若いゆえに逆にクラブ経営に携わっていくための準備期間が長くなるなんてこともあるかもしれません。ダイスラーがバイエルンのフロントに入るのかどうかまでは分かりませんが。
ともあれ、彼の第二の人生がサッカー選手としてのものより平坦な道であればいいですね。

3.24は試合無しか？
スイスは「日本まで遠征するための選手編成をする自信がない」とか言っているのだとか。相手も地元開催のユーロがありますし、使うつもりのない選手達で試合やる程暇ではないでしょうしね。
去年もアジアカップ予選をやりたいと日本が要望したのにサウジに断られて、結局変な相手（フィンランドだったかな）と試合をしていましたが今回はオシムが弱い相手は嫌だと言っているので無しになるのかもしれないのだとか。

リヴァプール「マスチェラーノが欲しい」
同一年に３つのクラブでプレーしてはいけないという規則もあるため、すぐにプレーできるかどうかは微妙ですがレッズはマスチェラーノが欲しいのだとか。
いい選手であるのは間違いないですけれど、今のところプレミアに馴染んでいるとはお世辞にも言えないのですけれどどうなんですかね。あるいは今シーズンは諦めて、マルク・ゴンザレスあたりと同様に来季に向けて馴らしていくなんていうことなのでしょうか。

カルデロン「ベッカムに他のオファーなかった」
カルデロンは何か相当頭に来ているようでベッカム批判を続けているのだそう。
獲得にくるチームがなかったのは実像以上に広告塔としての価値が高すぎるので獲得に二の足を踏むチームが多かったのだろうということで理解できますけれどね。