川の果ての更に果てに

第67回菊花賞、三冠なるかというメイショウサムソンが一番人気のよう。
ま、専門家の話などを見ていると磐石とは言いがたい感じですが、そのあたりのことは何とも分かりません。パドックの様子を見ていても全然ピンと来ない。武幸四郎の馬は９戦全部３位以内だそうで、意外とそういう馬がとか分かる範囲でしか分かりません。
ちなみに個人的にはドリームパスポートが優位かなって気がします。理由はありません。何となく。

しかし、凱旋門賞を経た後だと、始まる前のパンパカパーンって感じの吹奏楽は何だかなぁという気が。粛々と始まる感じがいいような気がするんですけれどね～。
ま、ある意味パチンコやカジノと同じギャンブルとしての認識が反映されているのかもしれませんが。

さて、一頭モタモタしているので少しスタートまでもたつきましたが、いざ始まると武豊のアドマイヤメインが最初からガンガン逃げていきます。結構大駆けって春天などに多い気がするんですが案外3000ｍの長距離の方が「距離がある」ということで後ろの騎手が安心して逃がしてしまうなんてことがあるのかなぁとぼけ～っと思ったり。
メイショウサムソンは前めで、ドリームパスポートはそのメイショウサムソンをきっちりマークしているという感じです。

そうこうしている内に残り1000ｍをきりました。メイショウサムソンが早めに仕掛けましたが、あまり勢いがありません。そのメイショウサムソンの外からドリームパスポートがギューンと抜け、更にその大外からソングオブウインドが。さすがにバテたアドマイヤメインをあっさりと捉えて二頭が抜けていきましたが、最後はソングオブウインド。幸四郎の馬じゃないですか。
本当に勝つとは思いませんでした。でも、買ったら買ったで多分逃げ切れなかったでしょうからまあいいです(笑)　記録は菊花賞レコード。武幸四郎は菊花賞初勝利なのだそう。おめでとうございます。

メイショウサムソンは結局、ドリームパスポート、アドマイヤメインの後の４位。
…買えばよかった(笑)

追加：ソングオブウインドの成績を見ていると、この前の神戸新聞杯が初めての重賞だったわけですね。これを分かっていると、「今まで全部３位以内といってもな」とか思ったかもしれません。
中途半端に知るくらいなら知らない方がいいのかも(笑)