ほぼ中間の第8週。
ベアーズはバイ・ウィークでお休み。
ここまでの成績を見てみると頼りないように見えるカイル・オートンはパスRatingが91.4で14位とまあまあ。マニングより上ですからねー。もっとも全勝のタイタンズのコリンズは下から数えた方が早いくらいですが。
開幕戦以外は全く走っていないように見えるマット・フォーティは515ydで8位とこちらはもっと驚きの出来。一回あたり3.5というのは去年までいたベンソンよりはマシなもののかなり頼りない数字ではあるのですが。
スペシャルチームはそんなにいいとは思いませんが、ビッグプレーは連発しているのでこちらも及第点。
結局、今までいい、いいと思われていた守備陣に問題がありのようで。
ブラウンズ(3-4) 23-17 ジャガーズ(3勝4敗)
相変わらずランがさっぱり不発なジャガーズ攻撃陣。一番走ってるのがギャラードってあたりが。
そのギャラード、パスもまあまあで第4Qに追いつきはしたものの、そこからの反撃+ファンブルロストが痛く、また負けが先行することに…
チャージャーズ(3-4) 32-37 セインツ(3-4)
この試合はロンドンで開催されました。
今年頭くらいにプレミアリーグも海外で開催しようというような声が一部であがって、アッという間につぶされてしまいましたが、おそらくはNFLなりMLBなりが積極的に海外に出てやっていることに触発を受けたんじゃないかと思います。頭の固いUEFAなりFAなりの人間にはこういうプロチームの普及活動みたいなのは理解できないことだったのでしょうけれど。
閑話休題。
チャージャーズとセインツということで、どうしても両チームのQB対決リヴァーズとブリーズに注目が集まりましたが、どうも一番張り切っていたのはセインツWRのランス・ムーアだったようで。
先制TDを受けたアンダーソン(こんなに余裕な構えで受け取るTDレシーヴは滅多に見ない)を肩に手をついて跳び箱の要領で飛び超え無駄に跳躍力をアピール(POを逃せば是非来年頭は筋肉番付でモンスターボックスに挑戦してくれい[笑])したかと思えば、自身も難しい姿勢でタッチダウンレシーヴを決め、NFLの選手には珍しいスライディングで喜びをアピール(多分ベッカムのパフォーマンスの真似をしたのだろうと思うが、どこに滑ろうか右往左往している様が何か微笑ましい)するなど、相当イングランドが気に入ったようです。
試合はセインツがリードする展開のまま逃げ切ったようで、両QBは共に3TD。INTを与えてしまった分、リヴァーズがちょっと負けてしまったかなというところでしょうか。トムリンソンは100ydラッシングを見せたものの、パス守備がいま一つだったようで。
近いうちに日本でも開催してほしいものです。
ジャイアンツ(6-1) 21-14 スティーラーズ(6-2)
そのままスーパーで対戦するかも、な組み合わせですが、FGで耐えしのいでいたジャイアンツが相手のミスによるセーフティで追いつき、イーライが終盤の勝負強さを発揮したよう。一方のスティーラーズはビッグベンが4INTでは…
レイダーズ(2-5) 10-29 レイヴンズ(4-3)
どちらも攻撃陣があまり振るわなかったようですが、守備力ではレイヴンズが上でした。
カーディナルズ(4-3) 23-29 パンサーズ(6-2)
飛びぬけて強いわけではないのですが何だか安定しているパンサーズ。気付いたら一番上にいた、ということになるのかも。
バッカニアーズ(5-3) 9-13 カウボーイズ(5-3)
こちらも守備合戦となったようですが、TDを許さなかったカウボーイズに凱歌があがったよう。
レッドスキンズ(6-2) 25-17 ライオンズ(0-7)
まあ、ここはチーム状態を考えれば妥当でしょうか。ポーティスはまた100yd超で順調に数字を伸ばしております。
ビルズ(5-2) 16-25 ドルフィンズ(3-4)
ペニントン-ギンラインが炸裂したドルフィンズが同地区のライバル相手にまたまたアップセットを起こしました。
ラムズ(2-5) 16-23 ペイトリオッツ(5-2)
パッツも何とか優勝戦線に踏みとどまっています。
チーフス(1-6) 24-28 ジェッツ(4-3)
ファーヴは2TD、3INTとまあファーヴらしい成績といえば成績。
チーフスはシグペンが280yd2TDとようやくまともな成績をあげました。試合は負けたものの今季はとりあえずシグペンでということになるんでしょうか。
ファルコンズ(4-3) 14-27 イーグルス(4-3)
マクナブはもう一つだったものの、ウェストブルックが目覚しい走りを見せたようで。
ベンガルズ(0-8) 6-35 テキサンズ(2-5)
ショーブのパス成功率は85%。これだけ通れば大量得点(失点)となるのは当然でしょう。
シーホークス(2-5) 34-13 49ers(2-5)
シーホークスはようやく2勝目。この地区は辛うじて勝ち越してるカーディナルズを除いて全部2勝なわけで、他地区の激戦化に貢献しているようです。北も偉そうなことはいえませんが(苦笑)
で、順位はというと。
AFC()内部はカンファレンス順位
東 5-2:ビルズ(2)、ペイトリオッツ(4) 4-3:ジェッツ(6)
西 4-3:ブロンコズ(7)
北 5-2:スティーラーズ(3) 4-3:レイヴンズ(5)
南 6-0:タイタンズ(1)
NFC
東 6-1:ジャイアンツ(1) 6-2:レッドスキンズ(3) 5-3:カウボーイズ(4)
西 4-3:カーディナルズ(9)
南 6-2:パンサーズ(2) 5-3:バッカニアーズ(5) 4-3:ファルコンズ(6)
北 4-3:パッカーズ(7)
ベアーズはNFCの8位、ジャガーズはAFCの12位でどちらもワイルドカードは苦しそうなので地区優勝を狙うしかなさそうです。まあ、ベアーズはパッカーズとほぼ同じ位置なので十分ありえますが、ジャガーズにはかなり難しいミッションですけれど。PR