川の果ての更に果てに

ジャガーズが痛い３敗目を喫し、とりあえずベアーズもジャガーズも可能性としてはほぼゼロとなりました。

で、本日の大一番はコレ。
ペイトリオッツ　24－20　コルツ
無敗同士の対決。しかもＡＣＬで長年ライバル関係にある両チーム。地区が違うだけに直接対決はこの一度だけ。そして直接対決を制せば、シーズン成績が並んだ時でも当然上にいくということで、２勝分の価値とまでは言わないまでも１．５勝の価値は間違いなくあるゲームです。

序盤は点の取りあいも少しずつコルツが有利な情勢。マニングの替わりにアダーイが存在感をアピールしています。エヂャリンの記憶は完全に忘却の彼方って感じですかねぇ。
コルツの気合万点のディフェンスもあってブレイディも中々進めません。パッツもアダーイこそ走られるもののマニングのパスに対しては「好き勝手させるかよ」と怒涛のディフェンスを見せるなど、どちらからも「コイツには絶対勝つ」みたいな気合がひしひしと。
そんな中で、第４Ｑ９分の時点でマニングというかコルツ攻撃陣全員の気迫のＱＢスニークでＴＤ。20－10になりました。

残り９分で20－10。
記録男と勝つ男の立場がそっくり入れ替わったのか…
…入れ替わってませんでした。ブレイディは記録を残すようになってもブレイディでした。

モス、モス、モス（50ydのロングパス）と来て最後は左に散らしてあっさりＴＤ。
３点さに戻されたコルツは残り時間を使いつつ追加点をあげたいところですがペナルティなどで足を引っ張られ、最後はサックを受けて万事休す。残り５分弱くらい。で、そこからパントまでに時間を使ったので、「ここまで来たら相手の攻撃時間をちょっとくらい減らすことよりも、その後の自分達の攻撃時間を考えてむしろ早く蹴るくらいの方が…」と第三者的に（無論コルツのダンジーが守備陣を信用しないそんなことを考えたらＨＣ失格です）思っていたら、ブレイディはたった３回のパスで逆転ＴＤ（笑）
取れる時に取っておくのは当然ですけれど、「速過ぎだよ（笑）！　ベアーズが50yd進むのにどんだけ苦労してると思ってんだ（爆）！」って感じでコルツに時間が残ってしまいました。
とはいえ、ここまで来ればもうモメンタムは変わらず。コルツはまたもサック→ファンブルでボールを失ってしまい、パッツのランでの時間稼ぎに対してタイムアウトで抵抗しましたが、ブレイディがサクッと３rd＆ロングのパスを通して万事休す。
パッツは凄い。パッツは強い。

ただま、これでＰＯで優位に立ったとはいえ、まだＲＳ。
主力に怪我人が出るとかしない限り恐らくこの２チームはＡＦＣ決勝でもまた顔を会わせるでしょう。で、その時こそが本当の勝負となるはずです。
そして勝った方がそのままスーパーまで勝つんじゃあないかなと…

全試合チェックするのも面倒なので地区ごとの成績でも。
ＡＦＣ東
ペイトリオッツ　９勝
ビルズ　　　　　４勝４敗
ジェッツ　　　　１勝８敗
ドルフィンズ　　　　８敗
ＡＦＣ北
スティーラーズ　５勝２敗
ブラウンズ　　　５勝３敗
レイヴンズ　　　４勝３敗
ベンガルズ　　　２勝６敗
ＡＦＣ南
コルツ　　　　　７勝１敗
タイタンズ　　　６勝２敗
ジャガーズ　　　５勝３敗
テキサンズ　　　４勝５敗
ＡＦＣ西
チーフス　　　　４勝４敗
チャージャーズ　４勝４敗
ブロンコス　　　３勝５敗
レイダース　　　２勝６敗

ＮＦＣ東
カウボーイズ　　７勝１敗
ジャイアンツ　　６勝２敗
レッドスキンズ　５勝３敗
イーグルス　　　３勝５敗
ＮＦＣ北
パッカーズ　　　７勝１敗
ライオンズ　　　６勝２敗
ヴァイキングス　３勝５敗
ベアーズ　　　　３勝５敗
ＮＦＣ南
バッカニアーズ　５勝２敗
パンサーズ　　　４勝４敗
セインツ　　　　４勝４敗
ファルコンズ　　２勝６敗
ＮＦＣ西
シーホークス　　４勝４敗
カーディナルス　３勝５敗
49ers　　　　　２勝６敗
ラムズ　　　　　　　８敗