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2011年は勝てるのだろうか…?
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で、まあ、紆余曲折とかあって、いきなりヘラクレス第五の試練を消化することになったわけだけど、それが無事に終わって改めてあたしとカイトは白い巨人軍の本拠地に向かうことにしたの。
で、無事に到達したってわけ。
それにしても危ない危ない。目当ての奴が最近放逐寸前だって話じゃない。
もう少し遅れたら大西洋を渡って新大陸に行かなければならないところだったわ。
「おまえ、頭の中で随分言いたい放題言っているように見えるぶー」
「あらロナウド大五郎。久しぶり」
噂をすれば陰とはまさにこのことね。
「おまえ、大賢者オシムなる人物の命令を受けてタロットカードを探しているとか聞いたぶー」
何と。彼は意外にもあたし達の旅の意味を理解してたわ。
「新聞はあることないこと書くからきちんとチェックしているぶー」
「そうなんだ。大変ね」
「で、オイラを探すということはオイラが22のカードの一つだと思っているぶーね?」
「うん。きっとこれよ!」
カードが示すまで待つ必要もないわ。あたしは一枚のカードを取り出した。
ズバリこれ、ザ・フール(愚者)!
「…お前、最大に失礼な奴だぶー」
「でもそうじゃない」
自信満々に取り出したフールのカード。しかし、カカーの時に示したような輝きは見せてくれない。何故、どうして、Why?
「姫、カバンの中が光っています」
えー、うっそー。違うの?
カバンの中から一枚のカードが出てきた。それは…
…ハングドマン(吊られし男)
…確かに、何かある度に「動けない」とか「太っている」とか吊るしあげられているから、これはこれで納得かも。
「…何かカッコよくないぶー。オイラは皇帝とか星とかだと思っていたのにつまらないぶー」
いやあんた、それは無理だって。
で、大五郎は面白くないのか室内に戻っていったわ。外ではゴン狐ラウルとか聖人イケルとかがランニングをしているのに。
「あんた練習しないの?」
「オイラは食事中だぶー」
そう言って戻っていった。
「…姫、あのまま行かせていいのですか?」
とカイトは尋ねてくるわけだけど、あたしとしてはカードが示すことは分かっても、だったら何をしたらいいのか分からない。かといって大賢者オシムに聞きに戻れば「考えることが大切だ」とか言われそうだからな~。
とりあえず22人チェックしたらそのあとまた考えればいいんじゃないかと思うしね。全員揃えたらあの女が出てきそうだし、そこで白黒つけてやるのよ!
「おや、姫。またカバンの中が…」
とか考えていたら何とまた別のカードが出てきたわ。ということは、ここにはもう一人誰かがいるということね。
出てきたのはザ・タワー(塔)。
…ハングドマンといい破滅を象徴するタワーといい、ここはロクなカードの持ち主がいないのね。
あたりを見回していると、室内から大五郎と何者かが談笑しているのが聞こえてきた。大五郎が食っているのはともかくとして付き合っているロクでもなしがもう一人いるということね。カードはどうも中の方を示しているようだし、ちょっと様子を見に行こう。
「うまいぶー。うまいぶー」
「これも美味しソーダ」
ロナウド大五郎と食事をしているのは一本の大きな木だったわ。確かに塔みたいに高いわね。幹に比べると枝が太い気がするけれど。
「おー。人魚姫の妹。おまえも食べるぶー」
大五郎はあたしに気付くとタップリ脂ののったステーキの切れ端を食べ、それはそれは至福の表情をした。大賢者オシムの前であれを一切れ食べたら1キロくらい罰走させられそうね。
「人魚姫の妹? …あ、失礼」
もう一本の木の方は何か思わせぶりなことを言った。
「…あの木、どうやら人魚は食べられるのかどうか考えたようでございます」
カイトが耳打ちしてきた。冗談じゃないわよ。それにしても、こっちも負けずによく食べるな…
「紹介するぶー。コイツはオイラのマブダチでヒラヤマソーダって言うんだぶー」
「ヒラヤマソーダです。よろしく」
「まるで炭酸水みたいな名前ね」
そしていかにも気が抜けるのが早そうだわ…そしてこいつが「タワー」なわけね。
「オイラはヒラヤマソーダと世界の珍味食べ歩き計画を練っているんだぶー」
「ここはどうすんのよ?」
「ここはやめるぶー。つまんないぶー。これは最後の晩餐ファイナルシリーズの最終回なんだぶー」
何回最後の晩餐があったんだ…
「せっかくだから二人もついてくるぶー。食事は大勢で食べる方が楽しいぶー」
うーむ。そう言われてもな~。
「しかし、何かあった時には大勢いた方がいいかもしれません。それに我々もアテもなく旅をしているのですから」
カイトはお姉ちゃんばりにまともなことを言っているけれど、あの二人がアテになるのかというのが問題だし、一緒に食事に付き合わされるとどうなることか…
とはいえ、一緒にいるとカードの持ち主をどう扱えばいいか分かるかもしれないから、結局一緒に行くことにしたの。
で、早速白い巨人軍を後にしてテクテクと街道を歩いていると…
「近くで大きな獅子が出てきて、狩人や旅人を食っている」
という話がでてきたわ。ふむふむ、ネメアの大獅子が出てきたということね。
「どうか退治してください」
と頼まれたので、まあ、引き受けた。とりあえずあたしは戦力にならないとしても、三人いるのだし…
…と思ったら、
「ライオン怖いぶー」
「ヒラヤマソーダも怖いですー」
…てめえら。
「ライオンの肉も珍味じゃない」
「死んだら元も子もないぶー」
二人は頑として動かない。
……結局頼れるのは自分だけだということね…
あらあら、元大五郎さんと平山ソーダさんはつるんでいたのですね。
(・∀・)人(・∀・)
そんなところでつるんでいると…バルサ好きのヒロミ監督にダメ出しくらっちゃいますよ(笑)。
そうです、これが大五郎の生活の一端…かもしれません(笑)
白い巨人軍はダメです(笑)
次の展開は例によって考えていません(笑)
大五郎は江戸っこですから、と適当なことを言ってみます(笑)
実はヒロミ・ハラとの掛け合いをやるつもりでした(笑)
大五郎ちゃん。。。 - ゼシカ
練習をバックレてると思ったら
こんなところにいたんですね
(´゚ω゚):;*.':;ブッ
白い巨人軍ダメダメだぁぁ~。
次回どうなるのかしら(〃^ノ∇^)ホホホ