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2011年は勝てるのだろうか…?
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[これまでの話] → ◆
「ニャンニャン。余はたっぷり楽しめた。褒美にネ申竜の呼び方を教えてやろう」
ロマン王がそう言いました。
「まず、ドラゴンポールを7つ並べる。そうして、クックロビン音頭と東京音頭を踊るのだ」
「は、はぁ…」
「まあ、細かい方法は後でしっっかり説明するとして。人魚姫よ、余はそなたに個人的に頼みがあるのだが」
「何でしょうか?」
「余の髪が伸びてきてのう。たまには海底カットなんてものを試したくなったので切ってくれぬか?」
「は、はぁ…」
理髪師の経験がない人魚姫は遠慮しますが、「適当でいいから」とロマン王は譲りません。
(でも、本当に適当に切ると大抵後で怒るのに…)
人魚姫は不承不承承知し、美容室へと行きました。鋏を手にしてロマン王の髪にスプレーを吹きかけます。
「!!!!」
髪をかきわけている人魚姫の目がこれ以上ない程見開かれました。なんと、ロマン王の耳はネコの耳だったのです!
「…ク、ク…」
思わず大笑いしそうになるのを何とか堪え、人魚姫は適当に髪の毛を切りました。
「お、終わりました…」
「…ニャン。中々アバンギャルドな志向の面白い髪型じゃないか♪」
「あ、ありがとうございます」
「あ~、それと人魚姫。ここで見たことは当然他言は無用に願うからな」
「(ギクッ!!)は、はいぃ」
誰かに話さずにいられないと考えていた人魚姫は険しい目つきに凍りつきました。もし、喋ってしまえば命はない。人魚姫はそう思いました。
「そうだ。がちょう番の娘が追跡してくると大変だろうから、我々も行こうではないか」
「(ギックー!!)」
こうして、ロマン王とドログバンとシェフのチェンコがついてくるようになりました(人数が多いなぁ…)。
しかし、人魚姫の頭の中は「王様の耳はネコの耳」ということで一杯でした。
ついには夢の中にまでネコの耳をつけたロマン王が出てくるようになり、人魚姫は大笑いしながら目が覚めることもしきりでした。
(こ、このまま我慢し続けていると、いつかきって堪えきれずに発狂したように大笑いしてしまいそう…)
人魚姫はどこかで叫びたいという衝動を抑えきれなくなりました。
「そ、そうだ。海の中なら…」
それならば陸までには音が漏れないはず。人魚姫はすぐに海の中に飛び込んで叫びました。
「王様の耳はネコの耳ー!!」
「ネコの耳ー!!」
「ネコ耳なのよー!!」
十回ほど叫び、何ともすっきりして陸上にあがってきました。
「今度からはこの方法で気分転換をしましょう」
さて、季節は冬でした。
近くの海ではエチゼンクラゲが大繁殖して漁師に大迷惑をかけていました。
そこで漁師達は駆逐しつつも、この厄介者を広く知ってもらわなければならないと思って水族館で公開することにしました。
<雑記帳>エチゼンクラゲ一般公開 愛知・碧南海浜水族館(毎日新聞)
ところがこのエチゼンクラゲ、何やら妙なことを叫び続けていたのです。
さて、そんな水族館の近くを一行が通りかかりました。
「おう。漁師のテリー、元気にしておるか?」
「これはロマン王。いつもいつも私達に目をかけていただきありがとうございます。実はエチゼンクラゲが妙な叫び声をあげていまして」
「ほほう。ムンクの叫びみたいな顔をするエチゼンクラゲが…」
「そんなことは言っておりませぬ」
「とにかく面白そうだ。見てみようではないか」
ということで妙な叫び声をするエチゼンクラゲを見に行きました。
「これがそのエチゼンクラゲでございます」
「王様の耳はネコの耳ー!」「ネコの耳ー!」「ネコ耳なのよー!」
「…どこかで聞いた声のような」
「聞いた声だぴょん」
「……わ、私、急用を思い出し…」
そろそろと逃げようとする人魚姫の襟をドログバンがつかみました。
「どこへ行こうというのだ?」
「あ、それはその…」
「ドログバンよ。余を見るがよい…」
ロマン王が髪に手をかけました。
「ひぇーっ」
もし、ロマン王の耳が露わになれば、殺人許可証をもつドログバンは即座に不敬罪で人魚姫を処刑するに違いありません。人魚姫の心臓は凍りつきました。
「余の耳をよく見るがよい」
「嫌ーっ!」
………
……
何も起きないので人魚姫は恐る恐る目を開きました。
「あれ?」
しかし、ロマン王の耳は普通の耳でした。
「愛だ。愛の力が全てを変えるのだよ。余はわがままし放題で罰を受けたが、他人を赦すという愛を得て、この罰を赦されたのだ」
オノ・ヨーコさん 「愛の力で変えよう」慈善公演前に会見(毎日新聞)
「…は、はぁ」
「ドログバン、離してよいぞ」
「…フン」
人魚姫は解放され、思わずへなへなと座り込みました。
何のことかよく分からない人魚姫以外の一行は不思議そうに目を見開いていました。
減らしたいはずなのですけれど、どんどん人がインフレ気味になっています。ここまで来て結末が普通の『人魚姫』でもすごく変な気がして、昼休みにどうしたものかといつも悩んでおります(笑)
ヨーコ・オノというとどうしてもジョンと一緒に写っている写真の印象が強いですから、尚更年をとったように思ってしまうのかもしれませんね。
パパンガパン(゚ー゚☆キラッ - ゼシカ
この物語ってまだ続くんですよね?
「ネコの耳~」だぴょん(゚ー゚☆キラッ
大人数のキャストになってきましたね。
すでに頭の中がパニックです(★´・ω・):;*。:;ブッ
オノヨーコさんもお歳とられましたねぇ。
なんだか若いときの写真ばかり出るから
そう思うんでしょうか。