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2011年は勝てるのだろうか…?
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これまでの話 → ◆
さて、村人にもらった船でようやく大陸へと航海をすることができました。
「それではここでお別れだぴょん。バリバリ活躍して出番をゲットするぴょーん」
サビオラタンは元気そうに駆けていきました。
「さて、この草薙の剣を売りにでも出そうじゃないか。市場はどこだろうか」
と歩いていると、前からドリブルをして走ってきている犬が現れました。
「やぁ。人魚姫」
「貴方は、大五郎ではないロナウド」
「あんなブーちゃんと一緒にしないでほしい。それより、どこかで話でもしようじゃないか」
ロナウドは一行とともに食堂へと入りました。
「それで、話というのは何でしょうか?」
「うむ。実はだね、俺の所属している『赤い悪魔軍団』は、君達が懇意にしているロマン王が治めている『チェルシー王国』と激しい戦いを繰り広げている」
「まぁ」
「既にプレミア大陸ではこの両国以外は全てどちらかの軍門に下ってしまった。まさに二強の相戦う時代となってしまっているのだ」
「…そうなんですか」
「しかもややこしいことに、君達が『チェルシー王国』と結んだことに、我が赤い悪魔軍団の帝王・悪魔騎士ファーガソンが激怒していて、何とがちょう番の娘と組んでしまったのだ」
「ええっ?」
「しかも、君達に恨みをもつかぐや姫達月の軍団もついてしまったのだ。つまり、図式としては…
人魚姫一行 = チェルシー王国 ←対立→ 赤い悪魔軍団 = がちょう番の娘 = かぐや姫
となる」
「うわ。ややこしー」
「しかもここにバルサマンと白い巨人軍が絡んでくる。バルサマンは君達とは仲がいい。しかし、実はチェルシー王国とは仲が悪い。それが事態を複雑にしている。それが先走った行為が先だってあった。雲のヘンケと呼ばれたラーションという流浪の料理人が赤い悪魔軍団に入ったことだ」
「はい」
「そのウラには実はバルサマンの思惑も絡んでいたんだ。実は雲のヘンケは以前バルサマンの一員だった。そしてバルサマンはチェルシー王国を憎んでいる。そのため、元バルサマンのヘンケを赤い悪魔軍団に加入させることで、チェルシー王国の地盤を少しでも崩そうとしているのだよ」
「へー」
「そして、残念だが君達がチェルシー王国と懇意にしているということにも帝王ファーガソンは我慢がならないようなのだよ」
「……ま、まさか」
人魚姫の表情に不安と緊張が走りました。ロナウドがニヤリと笑います。
「…俺は君にボールを返してもらった恩がある。無論帝王の命令とあらば従わざるを得ないけれど、できれば戦いたくはない」
「…それはそれで展開的に貴方みたいなキャラって死亡フラッグが立つ確率がすごく高くて不安です」
「…それはそれで怖い言い分だな。とにかく、俺に君達を倒せという命令は出ていない。しかし…」
「しかし…?」
「帝王はチェルシー王国の味方を消すべく、『童顔の暗殺者』と呼ばれる凶悪な暗殺者を派遣してきた」
「ど、『童顔の暗殺者』?」
一行が驚いていると、突然、モーツァルトみたいな顔をしたキューピー人形が降り立ってきました。
「ロナウド君、あまりペラペラと話すとよくないよ」
「あ、貴方が『童顔の暗殺者』?」
「そうじゃー。そるしゃー、スールシャール!!」
…シーン
「…せっかく、心温まる現れ方をしてあげたというのに冷たいんだね、君達は」
「いや、そういう問題じゃないですって」
「まあ、しかし、僕は死ぬ前にみんなにいい思いをしてもらいたいんだ。これでも食べてくれたまえ」
スールシャールは突然おいしそうな湯気のたつ魚を取り出しました。
「おや、これはクジラ肉じゃないか。クジラを取っていいのかい? アタイ達まで批判を受けたらガッカリだよ」
「大丈夫だよ。ノルウェーは捕鯨国だからね。さあさあどうぞ」
「おいしそうだねぇ。早速アタイはいただくよ」
王子様がクジラの肉をパクリと食べました。
「…って、『暗殺者』の提供する食べ物を食べてしまうのは…」
と人魚姫が警戒している間に王子様はバタリと倒れ、そのまま眠ってしまいました。
「さて、これで半日間は動かない。あとは君達女性陣を始末して、僕は任務完了だ」
スールシャールがニヤリと笑いました。
サビオラタンがいなくなると個人的にも何か張り合いがないですが、いればいたで目立ちすぎますので。日本でもこんくらい活躍できればいいのですが。
ちょっとだけ戦記モノっぽくしたかったという気分の問題で特に込み入るようなことはないと思います。
北欧ワールドといいますか、スールシャールとラーションのキャラづけは結構簡単でした(笑)
無題 - がちゃ
ああ…このストーリーの癒し系キャラ・サビオラたんがまた旅立ってしまいました…。次は日本に来てくれる日まで待ちましょう。
(´・ω・`)
しかし、さらにストーリーが複雑になる気配が見えて来ました…。
とうとう川の果てさん思うツボの北欧ワールドに突入か(笑)!?