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2011年は勝てるのだろうか…?
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[前回までのあらすじ] → ◆
竹から生まれたわがままなかぐや姫。
結婚相手をことごとくはねのけ、皇帝の求婚に対しても「人魚の活け造りが欲しい」と難題を飛ばしました。
さて、人魚姫は相変わらず旅を続けていましたが、ある日、朝起きたらズラタンがいなくなっていました。替わりにネコのズラタン(=ばいらもびっち)が近くにいます。
「おや、ズラタンはどこに行ったのですか? インドの競技場で暴れているのでしょうか?」
「いや。広島のテーマパークで同じ犬が酷い目に遭っているという話を聞き、横暴を許すまじと立ち上がったらしい」
犬480匹やせ衰え、閉園後埋められた死骸も 広島テーマパーク(山陽新聞)
「そのようなことなら仕方ありませんね」
「それはそうと人魚姫。次のポールはこの近くにあるのかい?」
「そ、それが…」
人魚姫は浮かない顔をしました。
「1つはこの近くに住む皇帝が所持しているそうですが、最後のポールは月にあるんだそうです…」
「月か。月に行くことはできないな。月に向かって打てというのはできないでもないかもしれないが。それはボクよりジャペーンのFWの方が得意だろう。ただ、ジャペーンのFWは月に向かって打つことはできても、月まで飛ばすキック力はないだろうからな。とすると、せっかく5つそろえながらも7つは揃わないことになる。まあしかし、いずれは月にも行けるようになるかもしれないから、皇帝の持つ1個というのをいただくのが先決だね」
さて、二人は皇帝の支配地域に行きました。すると、皇帝が下々に広くお触れを出していました。
『かぐや姫が人魚の活け造りを食べたいというので、人魚を捕まえてくること。持ってきたら好きな褒美を与える』
「……」
人魚姫とネコのズラタンはしばらく黙っていました。
「人魚姫を活け造りにすれば、皇帝からポールがもらえる」
「絶対に嫌です!」
「ま、それはそうだ」
ネコのズラタンは頷きました。
「だがしかし、人魚姫は人魚の生態について詳しい。そこで何らかの対策をとれないだろうか」
「といいますと?」
「適当な魚を人魚に仕立て上げて、あれこれソレっぽい理屈をつけて本物っぽく仕立て上げるんだ。まあ、一番いいのは別の手頃な人魚を捕まえることだけれど」
「すぐにバレるのでは?」
「この手の話では皆提供者に疑問をもっている。何かあればボクが巧くごまかすことにしよう」
腎移植、病院の2割が提供者に疑問…読売調査
「そのようなものでしょうか?」
とはいえ、他に方法もありません。とりあえずはそうするのがいいかと人魚姫は海底まで泳いでいき、仲間の人魚の協力を仰いでネコのズラタンと写真をとってもらいました。そのうえで人魚姫とネコのズラタンは近くで魚釣りをし、獲れた大きな魚を活け造りにして「これぞ人魚の活け造りである」と皇帝のところに持っていきました。
当然、皇帝は本当に人魚か眉唾な態度です。
ネコのズラタンが進み出ました。
「伝承によりますと、人魚は15歳になるまで海上にあがれないそうで、そのため15歳になった人魚は喜んで海上へと向かうのだそうです。上がってきた人魚を捕まえるのはそのときが絶好の機会であり、コレを捕まえるにはうんぬんかんぬん…」
ネコのズラタンの話を聞き、人魚姫は何となく自分も嵌められてしまったのではないかという不安に襲われました。
「これが捕まえた時の人魚でございます」
ネコのズラタンは人魚の写真を皇帝に見せました。やらせ写真だけあって、ネコのズラタンが人魚とともに撮影されています。
「何故捕まえたままで持ってこなかったのだ?」
「それはもう、ズラタンという生意気な犬が『ペレとマラドーナとクライフとベッケンバウアーとディ・ステファノを足して1で割った俺様こそが人魚を最初に食べるにふさわしい』ということでその場で活け造りを要求しましたので」
「我々はその後であると?」
「それはもう、ズラタンには理性というものがありませんので暴れられたくなければ言いなりになるしかないのです」
「ふうむ…」
皇帝は半信半疑でしたが、とりあえずネコのズラタンと人魚姫と魚の活け造りをもってかぐや姫のところに行くことにしました。
さて、かぐや姫も当然ながら二人の言い分に疑問を抱きねあれこれ尋ねてきます。その度にネコのズラタンと人魚姫が疑問に答えます。人魚の生態自体には詳しいので人魚姫の説明は立て板に水を流すがごとく無駄がありません。
「…どう思う?」
皇帝が尋ねました。かぐや姫が頷きます。
「陛下の尽力があり、人魚の活け造りを食することができそうで感謝いたします。しかし…」
かぐや姫は魚の活け造りを手ではらいのけてしまいました。大きな音をたてて、活け造りが地面に落ちてしまいます。
「あ、もったいない!」
「これはただの魚。本当の人魚は…オマエだ!」
かぐや姫は人魚姫をビシッと指差しました。
「ええーっ?」「何で分かった?」
おろおろとするネコのズラタンと人魚姫。たちまち何人かの兵が1人+1匹を囲みます。
「私を騙そうとするなど笑止千万…天に仇なす巨大な悪は」
かぐや姫がビシッとポーズを決めました。
「月にかわって、お仕置きよ!」
続く…?
ストライプがありませんが、メンタル的にはズラタンに匹敵するかもしれません(笑)
ただ、ズラタンならもっと攻撃的かもしれませんが。
やせ細った犬がすごく哀しげでしたね…
インドもヤッパリズラタンのしわざですね。゚(σ^∀^゚。)
広島の犬の放置はかわいそうすぎですよね。・゚・(つД`)・゚・。
引き取り先が決まってくれるのを
祈ります。
あんなことができる犬はズラタン以外にそう何匹といるわけでもないでしょうしいただくことにしました゚(σ^∀^゚。)
テーマパークについては…何ともやるせない話です。ボランティアが引き取りを開始しているとのことで一匹でも多く助かってほしいですね。
無題 - がちゃ
あ…( ̄0 ̄;
やっぱり昨日インドを走り回っていたのは、ズラタンだったんですか(笑)?!
広島の犬のテーマパークの話は先日テレビで見ました。
ほんとひどい話ですよね…。