Americanfootball
Chicago Bears
Jacksonville Jaguars
Football
Leeds United
FC Dynamo Kiyv
IFK Goteborg
VfB Stuttgart
Shonan Belmare
etc...
Baseball
Tokyo Yakult Swallows
2011年は勝てるのだろうか…?
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
[これまでのお話] → ◆
突如現れるや、シェフのチェンコ達を倒した怪人。彼は無言のまま今度はドログバンへと近づきました。
「…面白い」
ドログバンはズラタンを無視してホンジュラスの怪人に攻撃を始めました。
「遅い!」
が、ホンジュラスの怪人はその攻撃を見切り、信じられないスピードでドログバン少佐の背後に回りましたが、ドログバンはすぐさま反転して強烈な蹴りをかまします。
「…何?」
しかし、ホンジュラスの怪人の上半身と下半身が分離してしまい、ドログバンの蹴りは虚しく宙を捉えるだけでした。
「もらった!」
ドログバンが驚いた一瞬の隙をついて、ホンジュラスの怪人はドログバンの足をはらい、そのままサソリ固めにかけました。完全に技が決まっており、さすがのドログバンも苦悶の声をあげます。
「ギブアップか? タップか?」
突然現れたタコのコッリーナさんがドログバンの耳元で叫びます。
「NOだ。MI6とCIAの意地にかけてタップするわけにはいかん!」
ドログバンは顔を真っ赤にして抵抗しています。が、
「もうやめて!」
突然ドログバンに叫ぶ一人の男。バンコランドログバンの愛人マライヒマルディーニでした(石を投げないで下さい)。
「マ、マル…ディーニ……」
「貴方は十分に戦った。これ以上傷つく姿を見たくない!」
切々とドログバンを気遣うマルディーニ、何故か背景も薔薇色です。
「ギブアップか?」
コッリーナさんが再び問いかけました。
「ギ、ギブ…アップ…」
ドログバンが答えると同時に、ホンジュラスの怪人はドログバンを解放して人魚姫に近づいてきました。
「さて、それでは俺の作った『ドン・ファンの歌』で俺のゴールを祝福してもらおう」
「…先週ノーゴールだったのに?」
人魚姫の痛い指摘に怒った(笑)ホンジュラスの仮面は人魚姫を拉致して去ってしまいました。
「くっそ。登場人物が増えるたびに俺様の扱いが小さくなってやがる」
ズラタンがカッカしていました。
「ニャン。そうカッカしないで一緒にクックロビン音頭を踊ろうではないか♪」
「うるさい。あんな奴の好きにさせてたまるか。一緒に追うぞ」
「う~、あいつ怖いぴょん。でも仕方ないぴょん」
「ニャンニャン♪」
自由に動けるズラタンとサビオラタン、ロマン王は後を追いました。
さて、人魚姫はゴール裏に連れられてきました。
「さあ、ここで俺のゴールを祝ってくれ」
「は、はぁ…」
「こら。無理矢理特定チームの応援を強要するんじゃねえ!」
人魚姫が戸惑っているところにズラタンとロマン王が入ってきました。二人は何故か互いにホンジュラスの怪人目掛けて突っ走ります。
が、敵わずたちまち蹴散らされてしまいました。
「ニャンニャン♪」
ロマン王は敵わないと見てゴキブリ走法で距離を取りました。ホンジュラスの怪人は地面に転がるズラタンを踏みつけ、「拒否してコイツらと一緒に死ぬか、祝うか、二つに一つだ」と迫ります。
「…分かりました。みんなの命には変えられません」
人魚姫は厳しい強要に絶望しましたが、自分のために全員がホンジュラスの怪人にやられてしまうのは堪えられません。それに彼がシェフのチェンコとドログバンを倒したのに助けられたのも事実です。
「貴方もチームが地味で取り上げてもらえず寂しい人なのですね」
人魚姫はそう言って、ホンジュラスの怪人のマントのエンブレムにキスをしました。
「………」
その瞬間、光が広がり、人魚姫もズラタンもサビオラタンも気を失いました。
「うん? ここは?」
気がつくと、先程までいたロマン王の広間でした。シェフのチェンコやドログバン、子犬のリベリーやロナウドが倒れています。
「怪人はどこへ?」
人魚姫が辺りを見回しました。
ロマン王の座っていた椅子に、マントがかぶさってありました。赤と青に『カリアリのえーす』と書かれたホンジュラスの怪人が着用していたマントです。
「…にゃん。人の椅子を使うな」
ロマン王がマントを取りました。
そこには怪人が着用していた仮面が転がっていました。
ホンジュラスの怪人は、どこへともなく消え去っていました…
続く?
薔薇の花から薔薇ック。それまた痺れる展開ですが、バラックだとちょっと濃くないですか(笑)
バラックは王の間に何故かほったて小屋があって、そこに入り込むとバラックになる…なんて展開を考えたりしましたが個人的にイマイチ乗りませんでした(笑)
パヴォンは現在はホンジュラスでプレーしているようです。
無題 - がちゃ
マルディーニさんは背景が薔薇色なだけでなく、薔薇の花をくわえていませんでしたか?
その薔薇の花は薔薇っくに変身するのですっ!
く…くるしい…(笑)。
ホンジュラスといえば、ウディネーゼのカルロス・アルベルト・パヴォンてどうしてるんだろう…(笑)。