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2011年は勝てるのだろうか…?
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ドラゴンポールを探し続ける人魚姫とズラタンの旅はまだまだ続いていました。
「この近くにも一つあるようです…」
人魚姫は早速近くの街で情報を集めました。
「ああ、ドラゴンポール? それならクリスティアーノ・ロナウドという犬が持っているよ。でもあいつは注意した方がいいよ」
親切な人が教えてくれました。
「クリスティアーノ・ロナウド…」
「知っているのですか? ズラタン?」
「ああ。俺様はその犬を知っている!! いや、その犬がつけている赤いスパイクを知っている!」
「ど、どういう人なのですか?」
「そいつはとても貧しい家庭環境で育ったらしい(実在のロナウドとは全然関係ありませんので誤解なきよう)。あまりに貧しいので靴を買うことができなかったらしい。そこで仕方なく、一人の兵士がロナウドのために戦争で返り血を浴びた衣服を裂いて靴を作ったらしい。ところがその主人が死んだときにロナウドは靴がないから赤い靴を履いて出たところ、それを見咎められたというんだ」
「赤い靴で葬儀に出るのは失礼ですものね」
「その後、ロナウドはファーガソンという裕福な親父に拾われた。そこで幸せな暮らしをしていたのだ」
「めでたしめでたしですね」
「ところがそうはいかない。ファーガソンは赤い悪魔を崇拝していたのでな。ロナウドはこれに感化されてしまい、またもや赤い靴を履いてしまった」
「あらまぁ…」
「そしてロナウドは以降どこへ行く時もその赤い靴を履いているという。そして、その赤い靴を履いて舞踏会に出て、余興にドリブルを始めたところ、なんと何時まで立ってもドリブルをやめることができなくなったらしい」
「まあ。とすると、ロナウドは未だにドリブルをし続けているのですか?」
「ああ、巧いがボールを持ちすぎるとか細かいステップが多すぎるとか批判されているが、赤い靴の呪いを受けて未だにドリブルを続けているらしい。ロナウドの持つドラゴンポールを手に入れるためには、まずは奴を止めなければならない」
「できますか?」
「自信はあまりない。いかにペレとマラドーナとクライフとベッケンバウアーを足して1で割ったくらいに偉大な俺様といえどもできないことはある。俺様はディフェンダーではなくフォワードだからな。ただ、奴を止めて赤い靴を奪うことができれば、奴は心を入れ替えてドリブルをやめ、献身的にボランティアで働くようになるだろう」
「とにかく、ロナウドを探すことにしましょう」
そんなこんなで一人+一匹と隠れズラタンはロナウドを探しました。
ロナウドはある森の中にいました。
「ようズラタン。またまた退場したんだって? 今日も元気一杯で羨ましい限りだよ」
会うなりロナウドはドリブルをしながらズラタンを挑発してきます。
「ちきしょうめ。相手を退場させてウインクをするという悪趣味なところは全然治ってねえんだな」
「あの、ロナウドさん。貴方の持っているドラゴンポールを私にくれませんか?」
カッカするズラタンを他所に人魚姫はロナウドに頼み込みます。
「別にいいよ」
「ほ、本当ですか?」
人魚姫はロナウドの快諾に顔を輝かせました。しかし、その瞬間にロナウドはニヤリと笑います。
「この天才ロナウド様を止めることができたらね!!」
「そんなのばっかり…」
でも、そんな自分勝手な奴の方がネタにしやすい(笑)
ロナウドは目にも止まらぬ小刻みな動きで左右にステップしました。縦への速い攻撃の時にはいかにも無駄という動作ですが、捕まえるのは至難の業といえそうです。
「どうだズラタン。このロナウド様を止めるには退場覚悟のファウルしかないと分かったろう」
「……むぅ」
さすがのズラタンも守備は苦手でタジタジという様子です。
ところが、後ろの方から「待て~」という声が聞こえてきました。二人の男が武器をもって走ってきています。
「見つけたぞ! ロナウド! 貴様ドリブルばかりしおってからに」
「俺達の国ではドリブルをしたら死刑(=ベンチ行き)なんだよッ!」
二人はツネサマとサントスというパッサー大好きジャペーンという国からの追手でした。
「…追手か。ズラタン、勝負はひとまず預けた」
ロナウドは二人の追手に突っかけていきました。
「ハイ、ハイ、ハイハイハイッ!!!」
そして小刻みなステップワークであっと言う間に蹴散らしてしまいました。
「す、すごい…あら?」
人魚姫は目を見開きました。ロナウドのステップに幻惑された追手の顔がしまりなく「はへ~」とか、「気持ちいい~」とかゆるんでいるのです。そして、そのままバタリと倒れたのでした。
「ロナウドの突破はやられた者に痛みを感じさせず、快楽を覚えさせるという。奴の有情蹴、噂には聞いていたが恐ろしいものよ。ドリブル病という妙な病にとらわれることがなければ、奴こそ真の伝承者となったであろうに」
ズラタンはくるりときびすを返しました。
「どうしたのですか? ズラタン?」
「腹が痛くなったから帰る」
「……そうですか」
ズラタンのプライドでは「勝てない」とは言えないのは火を見るより明らか。
一時撤退を余儀なくされたことを知った人魚姫は素直に従いました。
赤いスパイクを履く選手には注意しましょう(大嘘)
実際にはロナウドのスパイクは赤というよりはエンジなのかもしれませんが。
赤いスパイクを履いている選手がいないかなと探していて、ロナウドが履いていたのを見た後はすんなりと設定が作れました(笑)
でもフィクションです(笑)
。゚(σ^∀^゚。) - ゼシカ
どうしても実在のロナウドと
かぶらせて読んでしまいます。
。゚(σ^∀^゚。)
次は誰が出てくるのかしらぁ。
(●´∀`人´∀`●)