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2025.12.13 - 
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臓器移植法

昨日衆院で可決した臓器移植法改正A案。
これで15歳以下の子供にも臓器移植の目が広がったということになるわけで、一方で脳死の定義が広がるということに異論もあるわけですけれど、どうもYahoo!を見ているとちょっとトピックで取り上げて以降はトップページでも表記していないような感じ。
そんな大したことのない事件に2日3日続報とかをトップページに載せることも多いのに、今回に関してはかなり冷淡ってな感じがしますね。需要が無さそうってなことなのかもしれませんけれども。

で、法そのものに関してなんですけれど。
う~む、まずは、これで移植のあり方、死のありかたが革命的に変わる、みたいな感じの話がされているわけですけれど、実際のところどの程度増えるのかというのが正直疑問に思えたりします。
うろ覚えですが、これまで脳死と判定されて臓器移植がなされたケースってのは100ないみたいで、脳死判定が広がる可能性があるといっても15歳以下で脳死、臓器提供となるケースがどのくらいあるのだろうかという気はします。単純計算すると1年に1件くらい、まあ、その1件が非常に重要になるといえばそうなのですけれど、家族の同意が得られるのかというとそうとも限らない気がしますし、実際のところはそれほどは変わらないのではないかという気もします。

ただ、こういう話での賛成派・反対派の遺族の話とか見聞きしていると、日本ではあまりカトリック的倫理観もないわけですし、「万能細胞論」への傾向が強まっていくのかなぁという気もしました。

あとは、15歳以下でも一応意思を示すことができるとなったわけで早くから臓器移植法とかを教えることで臓器提供の意思を確認する、とともに命のあり方とかを子供達に考えさせるとかそういう効用はあるかもしれません。
道徳の授業で「命の大切さ」を説くよりもその方が大切なのかも…

と、そういう話とかYahooとかももっとしていいんじゃないのかなぁ…と思ったり。
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DNA鑑定

最新のDNA鑑定で違う鑑定結果が出たということで、足利事件の菅家元受刑者が釈放されることになったそうです。おそらくは再審になって無罪ということになるんでしょうか(ということで元受刑者という表現も適切かどうかは微妙ですが、他の呼び方を探すのも難しいのでここでは元受刑者にしておきます)。

90年当時というと、DNA鑑定がちょうど取り入れられた頃だったということで、それで精度にも問題があったとかどうとかまあそういうのが今回鑑定結果が覆った理由なのだそうで。
それをどこまで信用していいのかは疑問ですが、当時だけでなく今もDNA鑑定は刑事事件だけで使われているというわけではなく、例えば親子鑑定などでも使われています。もちろん、公式に親子鑑定でDNA鑑定が認められて検査する、というのはないようですけれど、私的機関とかを通じてやっているなんてのは結構あるようです。

そういうのでも、同じように間違いとか出ていたというのなら(裁判でやるのよりもっと権威の低いところでしょうから、より間違いがおきやすそうですしね)、実際には違う型なのに同じという結果になって、やむなく認知したとかいう父親が結構いたりしたのかも。
まあ、当然父親にしてみると身に覚えがあるから、(結果が間違いだったとしても)認知したわけで彼らと菅家元受刑者を一緒にするのは到底無理な話ではあるわけですけれど、こういうのが出てくると結構ややこしいことになったりするなんてこともあるのかもしれません。

これで親子確認不存在の訴えとか増えたりしたら嫌だなぁ、とそういうことを思ったりしました。

でも、足利事件。菅家元受刑者も大変気の毒だったということになりますけれど、それ以上に女児の遺族の方も気の毒だな~という気も。そうでなくても悲惨な事件に遭ったわけでそれで解決して少しなりとも心が晴れたのかと思ったらそれ自体が偽者ということになったわけで、再審無罪が確定したら同時に公訴時効成立ということになるわけですから。地獄の下に更に地獄があったとそういう心境なのではという気もします。
警察や検察もメンツとかはもちろんあるんでしょうけれど、それがために冤罪受刑者だけでなく被害者まで傷つける可能性もあるわけで、「何のために、誰のために職務をしているのか」となりかねないというのは考えた方がいいんじゃないかなーという気がします。

出産祝いもこのくらいやらないと?

ゲーム会社のコーエーとテクモが業務提携していた、ということすら知りませんでしたが、そのコーエーテクモというあまりといえばあまりな名前の会社が中々大胆なことを打ち出したそうです。

<コーエーテクモ>3人目以降の子供に200万円支給 少子化対策で(毎日新聞)

一人目は10万円で二人目は20万円で、三人目で突然はねあがるということでこれでどのくらい三人目まで子供を産む社員が増えるのかというのは分かりませんけれども、支援するならこのくらいしないとというのはあるかもしれませんね。
もちろん、会社だけでこういうのをやっても仕方ないわけで、自治体とかの協力も必要でしょうけれどね。ただ、会社も自治体もそれなりに優遇するとかの措置とかを打ち出せば、頑張って子供をもとうという人も増えるのではないかという気がします。

ま、それも行き過ぎたら行き過ぎたで「平等違反だ」とかいう声が出てくるのかもしれませんけれども、子供が多いというのはそれなりに社会に対して責任を果たしている(なんて書くと「産めない人はどうなる」という批判が来るのは甘んじて受けるしかないですけれど)わけで、仕方ないんじゃないかなという気もします。

でも、とりあえずコーエーテクモのサイト発表でも見たんですけれど、これ認知した愛人の子とかでもOKなんでしょうか(笑)
実は取締役の一人とかがそういうのだったら嫌だなぁ。

マスク(ウー)マンばかり

以前から何回か書いてますけれど、私の手元には花粉症対策で用意したマスクを予想ほど使わなかったのでマスクが残っています。
そして今、日本各地でマスクが品切れになる状態なのだとか。
都心で新型インフルエンザが発生したということで、ではそのマスクが早速役に立っているのかというと。

実は使ってません。昨日南北線の混雑時に溜池山王でかなりギュウギュウ詰めになり、出たときには怪しい咳をしていて危険人物視されていましたが(で、その後午後にかけて咳が続いたが今日は大丈夫だった)、それでもマスクはNoという態度であります。

いや、まあ、別に深い理由があるわけではなくて、週刊誌に「新型インフルエンザが終わった後に、致死率60%の鳥インフルエンザが発生したら」なんていう吊り広告の見出しがあって、これは日頃は週刊誌の吊り広告をネタにしかしない私も「確かにマスクなくなった後に鳥インフルが発生したら悲惨なことになりそうだ」という気になったんですね。

で、マスクが買えない以上、リスクの程度による判断も必要なのではないか、とかいう気もしてマスクが買えるようになるまではもうちょっとヤバそうな病気のために置いておいた方がいいのかなと。
その判断が正しいのかどうかは分かりませんけれどね。入院して泣くことになるのかもしれませんし。そうなると「マスクがあるのにかかったアホがいた」とか自虐ネタになるかもしれません。

ちなみに私の出た学校の一つは大量発生の憂き目にあっているとかで謝罪会見開いたとか大変なことになっているようです。
インフルエンザも75日なので頑張ってほしいものです。

あとはみんながマスクがつけているのをいいことに強盗被害とか増えそうな気もするので気をつけてほしいなという気がします(逆にこういうのを読んでやる人間がいるという批判もありえますけど)。

不審者を見逃す警官の心理?

愛知の蟹江で起きた一家殺傷事件。
最初は現場に残っていた三男が疑われたような話なんかがあり、その後警察が現場で不審者を見ながら見逃したという事実が露見して警察批判などが展開されているようで。

見逃した、という話については記者会見の模様なんかを細かく見ていませんので見当違いなことを書いているかもしれませんが、最初に三男が「二人殺された」、「犯人は逃げた」と発言したうえで、廊下にうずくまっている人を見たということでその警察官としては既に殺害された被害者と勘違いした、というのがあるのかな~という気はします。
是非は別として訪問した署員は刑事事件専門の人ではないのでしょうから、遺体だろうという先入観を抱いたのなら迂闊に余計なことをして証拠散逸とかやってしまうとそれはそれで問題になるわけですしょうし、その場を一旦離れて刑事事件として応援を求めた、というのは注意が足りなかったとは思いますが仕方ない部分があるのかもしれません。

公開が遅れたというのは問題にしても、犯人かもしれない不審者が直前までいたということで捜査が慎重になったのはやむをえないことでしょうし、その結果として母親の発見が遅れたというのはこれは仕方ないところなのかもしれません。

まあ、批判を沈静化させる一番の方法は逃げたとされる不審者を早急に突き止めるということで、中々簡単にはできなさそうな気もしますが、愛知県警に頑張ってもらいたいものです。

ちなみにこれ、もう少し早くアップしても良かったのですが、あけるなるが半端なくやばい編集をしたら大変だということで、奴がアップするまでは怖くてできませんでした。
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