川の果ての更に果てに

岐阜大学で、教授の圧力を受けた学生が卒業間際に自殺していたなんて話があったそうです。
で、それを受けて岐阜大はその教授に１ヶ月の停職処分を課したのだとか…

大学生の自殺は教授の重圧、停職１カ月（ニッカンスポーツ）

経緯が分からないから見当はずれのことを言っているのかもしれませんが、停職１ヶ月は何か結果責任を負わせられたというような印象、教授が酷という気がしないでもないです。
この教授がゼミ内でパワハラに匹敵するような嫌がらせを浴びせていたというのならともかく、言葉が激しいというだけで自殺までいくというのは当人がちょっと弱すぎるのではと正直思いますので。もちろん、言葉というよりも成績のこととかが不安だったのかもしれないですけれどね。ゼミ論書かないと卒業できないという可能性もありますし。私は法学部だったのでそんなものありませんでしたが(笑)　加えて私は追試を受けて何とか４年で卒業した立場ですので、成績が不安になるのは分からないではないのですが…
まあ、いずれにしましても卒業間際まで我慢しながら自殺したというのは何とも哀しい話ですね。もう少し我慢することができなかったのかなという気もします。少し広い視野を確保する、少し先のことまで見てみれば、全然違う結果になったのではないかと思うのですが…

一方、徳山高専の女子学生殺害事件で、山口県警察本部長は「特定人物を狙ったものであり、再犯の可能性が少ないから非公表にした」と声明を出したのだとか。

高専生殺害、再犯恐れ少なく公開捜査せず…県警本部長（読売新聞）

私も殺人事件という点に関しては県警本部長と同じで、連続殺人を起こすことはないのではないかとは見ていました（途中から自殺しているのではという気もしておりましたが）。
ただ、所持金などを考えると強盗事件などを起こす可能性はあったように思いますし、殺人の危険性がなければ非公表でよかったのかという点については未だ疑問が残っています。結果として累犯が起きなかった以上、また公表しても結果が変わらなかったであろう点は間違いないのですけれど、個人的には何となく…