川の果ての更に果てに

ブラウザが不調なのかサーバーが不調なのか、何故か今日はエントリが消えたり、フォント型が変わっていたりと落ち着きません。エントリが消えるのは初めてですが、エントリしたら拒絶されるのは過去gooでもありましたけれどね。
ヨタ話はいいとして。

この前、初めて国内での臓器売買が明るみになったわけですが…
＜臓器売買＞「私の腎臓買って」複数病院に電話、相談（毎日新聞）

何と、医師や専門家のところには「私の臓器買ってください」という類の問い合わせが結構な数来ているのだそうです。映画やドラマの金融取立てなどで「腎臓売れや」というのがあったりしますし、「腎臓はお金になるもの」という認識が広まっていたりするんですかね。
関係者の間では「冗談ではない。取り締まりをもっと強くしてほしい」などの声もあがっているそうです。こういう実態があるのなら、口頭での言い分だけで親族関係を認定して移植手術をした徳州会病院にはもちろん問題があるわけですが、ただ彼らだけ責め立てていればいいというものでもないのかもしれません。
調べていけば他にも類似のケースとかが出てくるのかもしれませんしね。

で、自分の臓器を見ず知らずの人でもいいから売ろうというのは正直理解に苦しみますが、借金などを抱えていてわらにもすがる思いで持ち掛けているのかもしれませんし（それ以外に借金解決の方法はあるはずなんですけれど）、あるいは腎臓が二つあるのはムダだから一つ省いてスリムにしよう。金になるなら一石二鳥だ、という観点にたったものなのかもしれませんけれど…
それにまあ、「腎臓を提供して謝礼を受け取るのが臓器移植法に反していて処罰されるのに、どうして献血をした後にはマクドナルドやミスタードーナツでの無料券やメイドカフェでのサービス券のもらうことが許されるのか」とも言いえますしね。こう言われると実は法律としてはともかく、意識面では程度問題に過ぎない、と考えることはできるのかもしれませんね。
もちろん、献血だけでなく骨髄ドナー登録でも同様。謝礼の行き来など含めるとこの分野も色々出てきたりするのかもしれません。