川の果ての更に果てに

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2024.04.27 -

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裁判所の判例なんかでは、「別にいいんじゃないの？」といわれている地方参政権。
で、別にいいんじゃないのということで「認めてしまえば大票田ができて結構なことじゃないか」という風に小沢氏あたりが乗り出してきたわけですが、今回はお流れということになったよう。地方なんかでも反対する方が多いようです。

ぶっちゃけた話をすれば、外国人の人とかの方が日本の正確な立ち位置を知っているなぁというのは、そういう人達と話をしていて思います。だからまあ、税金どうこうというよりもそういう人達が参政権を得ること自体については個人的にいいんじゃないかという気はしますけれど、実際問題としては現状のままだと無理かなぁという結論にはなります。

というのも、例えば最近国家に対して非常に攻撃的な姿勢を見せている阿久根市なんかがありますが、例えばあそこの市長とかが更に先鋭化して、「日本はクズだ。俺様最高。阿久根市は独立だ」とか言い出したとします。
まあ、独立の体を完全に整える前ならば、騒乱罪とか、あるいは内乱罪に該当することになるでしょうから、これを防ぐ方法とかありますけれど、例えばこれが国際社会で独立が認められたとする。
そうするとまあ、日本には憲法９条があるので独立されたら、もうそれで認めてしまうしかないという立場になってしまいます。明治維新の時に五稜郭に拠った蝦夷共和国の政権が国際的に認められたとかあったわけですけれど、そうなった際に自力で解決する手段がない。

まあ、こんなこと書くと阿久根市民の方が怒るかもしれませんけれど、阿久根市くらいならあるいは独立された方が余計な補助金とかも出さなくなってかえっていいのかもという見方もありますが、政令市とかでも外国人の人達が多い地域というものは存在します。そのあたりの人達が参政権をもって「日本嫌だから独立しようよ」とかなったりしたら、これはまあ困ったことになります。
ということで、地域紛争を防ぎうる手段を想定していないという日本の現状では、地方参政権でも難しいという結論になるのはこれはまあ仕方ないのかなと。世間で見る反対論は感情論ばっかで、何故かこういう意見というのは法律学者さんからもないようなのが気になりますけれども。

そういえば日本が強かった頃、北方四島でのジョークとして。
「どうやったら、俺たち生活良くなるんだ？」
「簡単だ。まず、ソ連から独立して、日本に宣戦布告しよう。そして、翌日降伏するんだ。そうしたら日本の経済発展の恩恵が受けられる」
なんてのがあったといいますが、案外昔のこととか持ち出したりするよりかは北海道の経済を発展させる方が取り返すのは簡単なのかもしれません（笑）

ま、もっとも北海道の経済が飛躍的に良くなれば、むしろ経済格差とか生むから戻ってくるのも微妙って考え方もあるはありますが…

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