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2024.05.18 - 
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外国と時効

アメリカが40年代に中米グァテマラで受刑囚などに対して人体実験を行っていたことが判明したとかで、グァテマラの人が怒っているとかアメリカ要人が謝罪しているとかそういう話がありました。

このあたりの話は当然というか知らなかったのですが、アメリカ政府は70年代にも黒人の人を対象に似たような実験を行っていたのだとかで。あとは原子力などに反発している人達からは原子力関係の施設で働いている人達も(実際はある程度の被爆はしているということで)実験対象になっていたとかいう話も見たことはありますが。

閑話休題。
このあたりの話を聞いて何となく思うのは、例えばこれが普通のマッドサイエンティストがやった場合には傷害罪とかそういうのになるのでしょうけれど、そうすると1940年代にやったことについて今更責任追及されるということはあまりない。ないというと語弊がありますが、公訴時効などがありますのでそんなに問題にはならない。

ところが、これが国家間のことになると、どこの国でもそうなのですが、「時効なんかないぜ」とばかりに長らく話題に上ったりすることになります。
国という組織でなくても、日本の刑事訴訟法のように国内なら時効は進むけれども、国外なら時効は止まるというような話もよくあったりします。

このあたり国家をまたぐということになると、個人の犯罪とか内国組織の犯罪とは異なるということになるのでしょうけれど、その根拠がどのあたりにあるかというのは実はあまり研究とか議論されていないような気もします。

そういう部分を突き詰めてみると面白いというか、興味深い話になるんじゃないかという気もしますが、やはり色々な理由があってできないものなのでしょうかね。

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Comment

公訴時効と外国判決 - 時評親爺

2010.10.02 Sat 18:55 URL [ EDIT ]

お夕方またはお晩にございます(外の暗さと時間帯が微妙?な汗)。

こないだの刑事訴訟法(250条2項構成)改正により、日本の公訴時効について・・・

>> 「人を死亡させた罪であつて禁錮以上の刑に当たるもの(死刑に当たるものを除く。)」

・・・において、括弧書相当犯罪については同条の適用が無い、つまり公訴時効がないことになったのは周知であります。

ところでアメリカですが・・・

http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2010pdf/20100401003.pdf

>> 諸外国を見ると、英国では、非常に軽い罪を除き時効制度は存在せず、
>> 米国(ニューヨーク州)でも、A級重罪については時効が存在しない

この辺り、全米について殺人事件については公訴時効がないようで、その余の犯罪について州に依って異なることがあると見られます。

http://www.moj.go.jp/content/000023344.pdf
http://www.moj.go.jp/content/000023345.pdf

> 国家をまたぐ

話題から少し外れますが、刑法5条では・・・

>> 外国において確定裁判を受けた者であっても、
>> 同一の行為について更に処罰することを妨げない。
>> ただし、犯人が既に外国において言い渡された刑の全部
>> 又は一部の執行を受けたときは、刑の執行を減軽し、又は免除する

とあり、外国で刑の執行のあった事件については必要的減免を認めつつも、この規定がいわゆる(憲法問題としての)「一事不再理」ないし「二重の危険」等との関連で論議されるようではあります。

>時評親爺様 - 川の果て

2010.10.02 Sat 22:32 URL [ EDIT ]

お晩にございます。

確かに時効については世界的になくなりつつはあるみたいですね。
イスラエルでしたかが「時効などない」とかドイツに言っていた記憶もありますが、情報保存が長期に渡ってできるようになった今は尚更そういう傾向が進むことになるのでしょうか。

外国との兼ね合いなどでは刑罰の量刑が決定的に違うとか、犯罪になるならないからして違うという場合にどうするのかというのもありますね。FBIが関与する事件などでは結果として隣に逃げただけで刑が変わるとかいう場合もあるみたいですし、具体的妥当性としてどうなのかという疑問等もありそうです。
考え出すとキリがないですが…

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