川の果ての更に果てに

抗議が沢山来たとかいう紅白のＤＪ ＯＺＭＡについて伊吹文化相が「好ましくない」とか批判したんだそうです。

紅白の“裸”問題　文科相が不快感（産経新聞）

私は紅白を実際に見ていませんので、どのくらい品位を損ねるものであったかは分かりませんし、何か海外の方でも「紅白でこんなことがあった！」とか興味本位で報道されていたりするみたいですので、結構酷いものだったのかもしれません。
ただ、この抗議にはちょいと腑に落ちない部分がありますね。価値観として良い悪いを判断した基準がどうというのではなくて、「そんなありきたりな抗議を一週間経ってからすることもないだろう」という意味で。

このことが意味することとしては…
①．個人としてはそんなに気にしていなかったけれど、周囲が抗議しているので勝ち馬に乗った
②．実は見ていなかったけれど、周囲が抗議しているので紅白を改めて見て「これはいかん」と思った
③．実は文化相は爬虫類で実際に観てから「これは良くないなぁ」と判断できるまで一週間かかる
のいずれかということになりますかね。
①であるならばあまり品性的にあまり望ましい人間ではありませんね。
②であるなら、大晦日に抗議電話かけた人と同様に「そんな暇あるなら別のことしてください」と言いたくなります。特に文化相なわけですしね～。
③であるなら仕方ありません(笑)。

少なくとも一週間経ってから言うことじゃないですねぇ。　
ま、世の動向をうかがいながらコメントしているということで世論に敏感な風見鶏みたいな内閣を象徴しているのかもしれませんけれどね。

問題提起とかして文化レベルを判断するのが型破りなアーティストのやることですから、これだけあちこちで波紋を呼ぶのはＤＪ ＯＺＭＡとしてはそれこそ「しめしめ」というところなんでしょうけれどね。