川の果ての更に果てに

愛媛の学校法人で、高校職員が８年間で２億円もの額を横領していたということで逮捕されたそうで。

＜２億円横領＞「競馬につぎ込んだ」高校職員逮捕　愛知（毎日新聞）

もちろん、一学校法人の普通の職員がここまで横領できるんだと驚く部分もあり、また教師の倫理観などは批判に値しますし、更に「毎月それだけ着服されるんだから被害がここまで大きくなるまでに気付けよ」という気もしたりするのですが、まあ、そのあたりの批判は他のブログでも延々批判されていることでしょうから、敢えて口を挟むことはやめるとしまして。

この教師は８年間で計７５回も金額を引き出していたとのこと。
とすると、ペースとして１月半くらいに１回のペースで横領をしていたくらいになるでしょう。
一回あたりの横領額も700万円と中々充実しております。
で、その大半を競馬につぎこんでいたということで…

コイツ、競馬ものすごく下手なんじゃないの？

って気がするんですが…
いやま、それは勝っていたとしても全額賭けたりするので早晩あぶくとして消えることの繰り返しだった可能性もあるのかもしれませんが、この男の勝率とかそういうのも妙に気になったりします。「２億も競馬につぎこむなんて救いようの無い人間だ。人間のクズだ」と批判するより、「２億を元手に競馬をしながら、勝てないのだから救いようのない人間だ。お前は競馬界のクズだ」と批判した方がこの手の人間には逆に効いたりするのかも。

ま、勝てる人間はそもそも少しのお金を増やせるのでこんなことする必要もないんでしょうけれど。
悪銭身につかずって言葉もあるわけですしね。