川の果ての更に果てに

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2024.05.18 -

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私の場合は高所恐怖症というほどのものでもないですが、一回アトラクションで６メートルくらいの高さでの柱渡りをやっていた時には安全ネットがあると分かりながらも足が震えながら歩いていたことを覚えています。
確かに幼児にはそのあたりの認識はないのかもしれませんが…

横浜の女児転落死　「高所平気症」子供に危険な落とし穴（産経新聞）

幼児や子供は無意味に好奇心が強いし、物事の危険性が分からないから時として大変なことになる。だからそのあたりも考えてマンションを建築しなければならないとかありますけれど、「子供がいると心身共に負担が大きいから子供を産まないでおこう」なんて考え方すらある現在、幼児を抱えるごく普通の親がそんないたれりつくせりのマンションに住めるほど資力があるのだろうかという気がまずします。

転落死が発生すればマンション建築がしっかりしていれば…というのも分かりますし、こんにゃくゼリーで窒息死すれば大きさが悪いとなるのもまあ分からないではないです。
ただ、別にそれがなくなったとしても幼児がその好奇心ゆえに危険な目に遭う可能性はやはりあるわけでしょうし、それらを全部除去しようとなると幼児や子供を完全無菌室の檻に閉じ込めて外に出させないようにするしかありません。もちろんそうなると「子供を完全無菌の檻に入れてすべての危険から守ろうとしている、何て子供思いの親なのでしょう」とはならず、「あの親は子供を檻に閉じ込めて虐待している」となるわけで…
結局のところ周囲ができるだけ配慮しなければならないというのはあるのでしょうけれど、好奇心ゆえの事故が起こるのはある面もうどうしようもないのではとも思えるわけで。

しかし、高所の危険性が認識できないからなるという高所平気症…
仮に親が幼児にとっては痛いけれど重傷を負うことはないくらいの高さ（30センチくらい？）から試しに落としてみて、子供に高いところから落ちる痛みを覚えさせるなんてすることでもしたら改善されるんですかね。
それはそれで虐待ということになるのかもしれませんが（煙草を押し付けるのだって火の怖さを覚えさせるためとかなりかねないわけですしね）、安全に育てるだけではなく、コントロールされた危険を体感させつつ育てる、なんてのも一つの方法なんですかね。

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