川の果ての更に果てに

テレビカメラマンらを乗せた宮崎県日向市漁協所属のマグロはえ縄漁船「幸吉丸」が沈没したという話がありましたが、乗っていた３人が救命ボートに乗って漂流しているのを海上保安庁が発見したそうです。
暖冬とはいえ冬の海ですから体調面で万全ということはないでしょうけれど、とりあえず全員無事なようで何よりという話です。

この船の沈没には他船の衝突による可能性もあるということで、そのあたりがどうだったかということも当人達に聞けば分かることでしょう。そうだとすれば無報告のまま逃走していったということでかなり問題ですね。
あるいは元々はマグロ漁の取材だったのでしょうけれど、このカメラマンの取材はそのまま海上での当て逃げの取材とかに様変わりするのかもしれません。
あとはもちろんそんな余裕はないでしょうけれど、機材を持ったまま救命ボートに乗り込んでいたりしていたら、それはそれですごい沈没から救助までというノンフィクションのドキュメントになったりするのかも。変に余計な手とか加わったバラエティみたいなのを見るよりかはそういう事実だけのものの方が見てみたいという気もしますね。
まあ、もちろん行方不明の段階ではこんなこと言えるはずもなく、助かったらしいと分かったからこそ言えることではありますが。

でも、大抵の人ってこういうところにも携帯電話とか持っているでしょうから、ボートに乗った状態から連絡とか取れるようになればいいんじゃないかとも思いますけれどね。
それはもちろん電波塔をどこに建てるのか、また建てるとしてどの国が建てるのかとか採算はどうするのかとか色々な問題が出てくるのは間違いないのですが。