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2011年は勝てるのだろうか…?
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地方都市なのでは病院をたらい回しにされた挙句、最悪の結果になるなんて話がたまにありますが、奈良県橿原市でたらい回しになった挙句に死産になってしまったという悲惨な話がありました。
で、3度の受け入れ要請を拒絶した県立医大病院が「二人いる当直の人は一睡もしていない状態で受け入れなんかとてもできなかった」という理由などを説明したのだそうで。
まあ、おそらくは本当なんでしょう。恒常的にそういう状態にあるのにどうして改善策が取れないのかという疑問などはそれでもありそうですが、地方の医師不足は年々進んでいるようですし、また医師自体が過酷な分野から逃れて歯科医とかの簡単な分野に走るということもよくあるようですからどうしようもない部分もあるでしょうしね。責任転嫁な部分もあるんでしょうけれど、正直に「自分達にはできなかったのだ」と説明すること自体はそもそも情報公開すらしない中ではまあマシな部類ではないでしょうか。
今回の話とは離れますけど、おそらく医学分野の中でも一番大変な法医学なんかは志願者がいないなんてのが恒常的なわけで、当然そうなるときちんとした検屍などもできないわけで事件に対処できないまま捜査能力が低下していくなんてことも進みそうだなあと危惧しております。
閑話休題。
昔は産婆さんが来て家で出産した、なんてケースもあったようですがそういうケースも当然色々と問題が起きうるわけで今はそういうのはほとんどないみたいです。
ただ、病院が人手不足という現実はいかんともしがたいですし、格差社会の下の方の人にはそもそも病院で出産するだけの準備も余裕もないかもしれませんから最悪トイレに流されて終わりなんてこともあるわけで。手軽な訪問助産婦とかあってもいいんじゃないかという気もしないではないです。
今後も楽な分野に医師の卵が走るということは十分にありうるでしょうし、仮に小児科医とか産婦人科医を選ぶとしても都心に出てきて地方はどんどん切り離されていきそうな気配。
教育もさることながら、子供が生まれ育つに苦しい状況ではどうしようもないような気もするんですけれど、少子化とか教育問題とかとリンクさせた議論ってのがあまりないですね。
正直個々の分野では官僚に任せておいた方が遥かに確実なわけで、政治家には総合的な立場からの話とかやってほしいのですが、そういうことを考えている人っていないっぽいですし。
地方の切捨てとかそういうのにもつながりうる問題なんですけどね。でも、改革が目指した方向ってのはこれなわけですからねぇ。