川の果ての更に果てに

レコバ、ついにインテル脱出
アルバロ・レコバがクラブシーンで最後に輝いたのはワルテル・ノベッリーノが率いていたヴェネツィアにレンタル移籍された98－99年。後半だけで10点くらいあげてチームの奇跡的な残留に貢献しました（その翌年に名波が同じ左利きの技巧派ということでレコバと比較されたのは可哀相でしたが）。
その後10年、たまに大器の片鱗を見せることはあっても守備をしないことなどがネックとなって中々出番を確保しきれず。近年は毎年のように放出が噂されつつ何となく残留していたわけですが、今回遂にインテルを期限付とはいえ出たようで。
移籍先はこれまたノベッリーノが率いているトリノ。10年の月日を隔ててノベッリーノの下に舞い戻ったレコバがかつてのような輝きを取り戻せることはできるのでしょうか。
まあ、それはいいとして大黒はこれでますます…

リケルメは引き取り手無し
ビジャレアルで１月まで頑張らざるを得なくなりました。本人のやる気などの心理状態がどうなっているのかはさっぱり分かりませんけれど…

チリ代表
スイス、オーストリーと試合をするチリ代表です。同じトーナメントに参加するのに日本と試合しないのが残念です。
ＧＫ　クラウディオ・ブラボ、ニクラス・ペリッチ
ＤＦ　ミゲル・リフォ、イスマイル・フエンテス、ワルド・ポンセ、ガリー・メデル、クリスティアン・アルバレス、アルトゥーロ・ヴィダル
ＭＦ　クラウディオ・マルドナード、マウリシオ・イスラ、マヌエル・イトゥラ、マルコ・エストラーダ、マルク・ゴンザレス、マティアス・フェルナンデス、ルイス・ヒメネス、ゴンザレス・フィエロ、カルロス・ヴィジャヌエバ
ＦＷ　エドゥアルド・ルビオ、ウンベルト・スアソ、マルセロ・サラス、アレクシス・サンチェス
コパアメリカで騒ぎを起こして主力何人かが追放された後だけあって、若手への回帰路線が更に強まっている中ですが、一方でサラスが復帰しており、彼に少し精神的に締めてもらおうという意図があるようです。
ワンダーキッド・サンチェスや、ワールドユースで活躍したヴィダル、インテルに移籍したヒメネスなど既に国際舞台で名を得ているゴンザレス、フェルナンデス以外にも続々と有望株が出ているチリ。ブラジルやアルゼンチンにはさすがに敵いませんが、若手が順調に成長して黄金時代をもたらしてくれる可能性は大いにあり、正直オーストリーよりはチリと試合をしてほしかったです。
無論、若手世代だけでなく中堅として充実している偽スアソもお忘れなくということで（笑）

メキシコ代表にユース三連星が召集
ブラジル、パナマと親善試合をするメキシコ代表にマヌエル・ドス・サントス、カルロス・ベラ、セサル・ヴィジャルスという若手世代の前線三人組がまとめて召集されました。全員ちっこくて早くて巧いという特徴の持ち主ですが新しいメキシコ代表を印象づける活躍ができるでしょうか。チーム全体でも20歳以下の選手が10人いるというまた極端に若い世代に特化した召集となっております。
となると日本もやはり森本招集か（笑）？

ベッカム、今季絶望？
入ったばかりなのに。
そのベッカムはいませんが、ジェラードはイングランド代表に召集されておりました。
ちなみにイングランドは最近マンチェスター・シティで出番を得ているカスパー・シュマイケルに「イングランド代表のＧＫに興味はないかい？」と近づいているらしい（父親がずっとマンチェスターにいたのでかなりの期間をイングランドで過ごしているということでしょうか）なんて話を見てびっくりしましたが、本人は「僕はデンマーク人だ。それに40年もタイトルのないイングランドより、15年前にタイトルを獲ったデンマークの方が競争力もある」と拒否しているのだそうです（後半はもちろん嘘ですが）。
オルセンさん、カスパー君の気が変わらないうちに早く呼んでやってください。