川の果ての更に果てに

すごいとしか言いようがない話です。

円周率暗唱記録を更新 千葉・茂原の原口證さん（産経新聞）

午後９時から始めて実に翌日の１時近くまで、約４時間続けておられたのだとか。その間ずっと暗誦しつづけていくというのは想像を絶する世界ですね。
ただ、本人も当然大変でしょうけれど、立会人の方も交替しながらということで大変だったような気がします。個人的にはあまり立ち会いたくないですね。疲れるのももちろんですが、１万とか超えた後に仮に一つ間違いがあったとして、「はい、そこまで」とか止めるのって何か気が引けそうな気もしますし。やり直させればいいというのも難しいですからね。昔、校内で縄跳びの二重飛びに連続して挑戦とかいうのがあって、私一応116回の記録保持者でしたけれど、実際50回くらいで失敗すると次やろうって気が起きませんでしたし。

追加：その後10万桁にまで到達したのだとか。ギネスに申請するという話もありました。　→　◆

10万桁自体は人間としては常軌を逸した世界ですが、コンピュータだったら５秒も経たずにこのくらいの桁をはじき出すのでしょう。ですので、あえて人間がこうしたことを覚える必要があるのか、ないような気もしますけれど、しかし、この挑戦に至る過程で得るものは色々あるでしょうね。
ちなみに私はデフォルトでは3.14までです(笑)　暗誦といえば昔は中島敦の「山月記」は暗誦できました。何故山月記なのかは不明です。
何かに挑戦し続ける意欲を持ち続けないといけないなぁ～。でも、何にしよう…

そういえば円周率、今は３なんですよね。
それもまた凄いです。