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坂本龍馬が受ける訳

2010.12.14 - 天体と歴史
今年の大河ドラマは坂本龍馬を扱った『龍馬伝』でした。

坂本直柔という人も色々な評価のある人間で、今年の大河ドラマのようにやたらと賛美しているところもあれば、一方では「死の商人になり損ねた当たり屋」なんていう説もあったりします。
暗殺についても、幕府に狙われたというものから、薩摩を裏切ったので本当の黒幕は薩摩藩なんてのもあったりします。
随分極端な評価のありかたですが、早い話が彼がどういう人物で、幕末から明治の日本に具体的にどう貢献したのかは、実はあんまり分からないというところなんではないかと思います。薩長で幕府を倒して、その同盟の立役者という話もありますが、実質江戸幕府を倒したのは薩摩で、長州の果たした役割というのは防波堤になっていた程度なのではというのが事実に近いのではと思いますから、その部分ではあんまり評価が高いという気もしませんし。

私は想像力が貧困なので、彼がどういう人物であったのかということについては全く想像もできませんが、仮に生きたまま明治の時代を迎えていたとしたら、おそらく日本じゃなくてアメリカなりイギリスなりの方に向かっていったんじゃないかという気はします。彼が度量の広い人間であるとかそういうのではなくて、あんまり明治日本に馴染める感じには見えなかったので商社とか作っていたのならそういう方向に向かったのではないかなと。
で、それは日本という国益のためだったのかというとそこもまあ疑問といえば疑問です。彼の兄貴分の武市瑞山なんかは国事を言いつつも藩の主導権の方を重視していたわけですし、彼だけが特別世界を見据えて日本の在り様とか考えられたのかというと、微妙なところです。日本を通り越して自分の商社を世界一とかいうのならまあ分かりますし、そのあたりの山師ぶりが彼が現代まで名前を残している最大の理由なのかなという気もしますので。
ま、そのあたりは極端かもしれませんが、日本とかいう視点で物事を考えてなかった(いい意味でも悪い意味でも)のはあるんじゃないかなと。

さて、本日首相が法人税減税論についてコメントしたそうですけれど、その陰には企業の「日本政府が俺達を優遇してくれないのなら、日本を出ていっちゃうよ」みたいな圧力もあったりしたのだとか。

彼らが本気でそうするのかどうかについては何とも言えませんが、こういう人達を見ていると、坂本直柔が現代でも受ける理由というものが何となく見えてくるものです(笑)

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外文のカタカナ訳

2010.12.03 - 天体と歴史

ヴェトナムの人と話をしていて、何の気なく、「ベトナムで人気のある人ってどういう人ですか?」と聞いたら、「昔の人」みたいな答えが返ってきたので、「例えばホー・チミンとか?」とか聞いたら「そうそう!」というような答えが返ってきました。
注:管理人はヴェトナム語を話せません。

そこでついでに「とすると、チャン・フン・ダオ(陳興道)とかも人気あるんですかね?」と聞いたら、相手は「え、それ誰、ワタシ分からない」みたいな返事。
「800年くらい前に中国(大元ウルス)と戦った人で、ヴェトナムでは人気ある歴史上の人らしいって聞きますけど」 →
wikipediaの該当ページ
と聞いたら、「おそらく発音が違う」としばらく考えて、「ああ~」と納得したような顔で、カタカナに直すと「チャン・フゥン・ダッ」みたいな答え方をしておりました。

カタカナ英語の弊害なんてのは言われていますし、私も英語なんかは基本発音記号で覚えていたクチではあるのですけれど、それ以外だとついついカタカナに頼ってしまうという傾向などはあります。が、それではいかんのだということをある意味痛感させられた話ではありました。

そうすると徴則、徴弐の呼び方なんかはどうなるんだろうということが後で気になりましたが、別にその話をしに来ていたわけではないので、ハイバ・チュンについての呼び方はまたの機会になりそうです。

大河ドラマの女優に貴賎あり?

2010.10.21 - 天体と歴史

こんなことを書くから、きっずgooなどで出入り禁止の扱いになってしまうわけですが(笑)

元AV女優みひろ、NHK大河ドラマ「龍馬伝」に出演!オファーに涙…「諦めないでよかったぁ!」(シネマトゥデイ)

今頃新しい登場人物が出てくるんだ、と全く見ていない立場ながら思っていたわけですが、下のコメント欄とかを見ると中々否定的なコメントが並んでいるようです。キャバ嬢とかこういうのを評価するのはどうなの?という具合に。

まあ、このあたり職業の貴賎については何ともいいようがないわけでして、一応個人的には気にする必要はないような気はします。
ただ、実際問題自分に娘が出来たりして「●×やりたい!」とか言い出した場合に全部OKできるかどうかというのはその時になってみないと言えませんので、偉そうなことは言えません。

もっとも、例えば幕末の女性の有名な人の中には、AVは極端であるにしても今で言うところのホステスとかキャバ嬢に近いくらいの出自の人達もいるわけですので、ある種リアリティ出すという観点ではむしろそういう人達を出すのは積極的にやっていいのではという気もしないではありません。
舞台を世界史に広げればもっととんでもないのもいるわけですし。テオドラさんとかテオドラさんとかテオドラさんとか。

もっと極端なことを言い出すと、岡田以蔵とか中村半次郎なんかはそれこそいつ絞首台に送られるかもしれないくらいの人がやった方が幕末という時代のかもし出すリアリティがあったりして…
新撰組は山×組とか稲▲会とか…(コラ)

美醜の基準

2010.10.19 - 天体と歴史
少し前に、結婚は生活力勝負みたいなことを書いたりしましたが、そうはいっても同じ条件なら見た目がいい方が有利だろうというのは当然です。
mixiの方のニュースではこの手のものがやたらと配信されているのですが、ゼシカ姫が取り上げておられたのでこちらでも取り上げてみることにしました。

「見た目でNG!」な男子の容姿って何!?(セキララ・ゼクシィ)

1位が「太っている」で4位に「痩せている」があるという男性にとっては随分と辛い結果が出ております(笑)

ま、不潔であるとかいうのは男女云々以前の問題のような気もしますので(部屋の掃除を一月に一度くらいしかしない者が何をかいわんやレベルだが)、納得。ま、太っているのがダメというのも一応いいとしましょう。

ただまあ、何となく「え~っ」と思うのが最後の方についている学者の意見ですよね。
時代や場所によって美の価値観が全く違うというのはよくある話ですが、そういうのを軽く無視しておられるんじゃないかと…
楊貴妃なんかは相当なおデブさんだったらしいですし、戦国時代なんかはデカくてゴツいのが美男だったらしいというのがあります。当然、その時代にはその正反対がおそらくブサイクとかNGな扱いを受けていたんでしょう。不潔は普遍的な気もしますけれど、平安時代とかを見るとそれも怪しいかもしれません…
どっちかっていうと、その時代の第一人者の体型とかが刷り込まれていって、次第にそれに近い体型がってなるんじゃないかなぁという気が。もちろん、流行を作るのと同様に美人の条件を広告で刷り込むというのもできるのかもしれませんけれど。

もちろん、「あんたらが美人の条件を都合よく決めてるんだろ」みたいなことをゼクシィのサイトに寄稿できるはずがないでしょうけれど(爆)

夫婦別姓と男系天皇

2010.05.13 - 天体と歴史

ワールドカップが近づいたからといって、あまりサッカーばかりというのも芸がないので、たまには小難しい(?)話でも。

日本の天皇は古来より男系で伝えられているという話があります。
つまりまぁ、女性の天皇が出たとしてその人一代に関しては仕方ないのですが、その後については男系でつながる遠縁を探して、そちらが継承すると、まぁそういう訳ですね。

で、まぁ、小泉政権の頃に女性天皇の話が出てきたときに「古来よりの男系天皇を絶やすべきではない」という意見が結構出てきたらしくて、私なんぞは「今時そこまで考えんでもいいんじゃないの?」みたいなことを考えたりしたわけですが、この程どうして男系天皇制を死守してきたのか、というので「要はこういうことなのかなぁ」ということを思いついた次第。

ということで、表題のもう一つの夫婦別姓が出てくる訳ですが、以前書いたように日本は明治になるまでは夫婦別姓だった訳です。確かその時足利義政と日野富子の例を挙げたかと思いますが、日野富子は義政の奥さんになっても日野富子のままであったと。
で、その息子は足利義尚ということで、現代中国なんかと同じなわけですが、結婚しても夫婦別姓、子供が生まれれば父親の姓を名乗るということで。
ま、あまりしっかり勉強していないので例外がいたりしたのかもしれませんが、基本はその形。

ということは、

男の天皇と、臣下から入った皇后との間に女の子が生まれたら、その女の子は皇室の姓(もちろん、皇室には姓はないわけですけど)を名乗ることになる。

仮に女性の皇族と臣下男性との間に子供が生まれたら、その子は臣下の男性の姓を名乗ることになる。

…と考えていくと、男系でなければならないのはある意味当然といえるわけですよね。姓が同じという一代限りの女性天皇なら、これは別に問題ない。が、しかし、仮にその子供ということになれば…
「宮様のお子様が即位したら天皇陛下が藤原さん(仮)になってしまう。臣下の姓を持つ天皇が即位するのはまずいだろ」ということで。

基本どの国も王家は男系だったらしいですけれど、日本の姓がないことに意義をもつ天皇制同様に昔は王権神授説なんてのがあったわけで、その姓というか出自は特別なもんだった…と考えると、その姓が変わってしまうわけにはいかんわな、とまあそういうことになりうる。

…という風に持っていかれると、私のように「伝統云々と言われてもね~」という人間にも「なるほど。そんなものか」となるわけで、少なくとも「遺伝子はxとyとで成り立っていて」とかいうトンデモ説みたいなものを持ち出す必要とかはなさそうです。

でも、不思議なのはこの理屈ならそれほど難しくなく理解できるものと思うのですけれど、こういう考え方なら男系天皇が理解できるじゃんというのは誰も言ってない。
まあ、私もたまたま思いついたものなので違う理由があるのかもしれませんが、一旦考えると非常に分かりやすく理解できるだけに違うのなら、「こういう考え方もあるが、それはこれこれこういう理由で成り立たない」ということが書いてあって良さそう。でも、そういうことが提唱されているわけでもない。

まさか明治から始まった夫婦同姓がず~っと続いていると思い込んでいる自称保守政治家が言うような「夫婦別姓になれば日本の文化が壊れる」なんて言うのに不都合だからだんまりを決め込んでいる、ということはないと思いたいですけれどね(笑)

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