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好感のもてる戦国大名ランキング

2007.01.24 - 天体と歴史
あれこれ随想記にタイトルのような興味深いランキングがありました。

gooのランキング結果では以下のようだそうです。

順位

1

織田信長

2

真田信繁(幸村)

3

伊達政宗

4

豊臣秀吉

5

徳川家康

6

武田信玄

7

上杉謙信

8

竹中重治(半兵衛)

9

前田利家

10

毛利元就

11~20

山内一豊、明智光秀、山本勘助、斎藤道三、黒田如水(官兵衛)
直江兼続、島津義弘、浅井長政、石田三成、古田織部

21~30

北条早雲、柴田勝家、足利義昭、丹羽長秀、宇喜多秀家
佐々成政、細川藤孝(幽斎)、朝倉孝景、本多忠勝、加藤清正

山内一豊については大河の影響でしょうか。むしろ千代の方が人気があるかもって気がします。同じことは前田利家にも言えるかもしれませんが。

私も考えてみました。
あくまで好感がもてるなのであり、理由が無茶苦茶でもとにかく好感がもてる者からあげていくことにします。

順位

対象

理由

1

上杉景勝

何といっても「人生に二度しか笑わなかった」なんて書かれているのが凄い。ちなみにその内一つは、飼っていた猿が景勝のマネをして殿様の間で景勝の帽子をかぶって仏頂面していたのを見ていた時だとか。
「家風に合わん」という理由で家康に喧嘩売るあたりも並の人間ではできない。

2

藤堂高虎

主を7度変え、変えるごとに出世。これも並の人間にはできない。
あの家康に死の間際、「おまえと宗派が違うから死後会えないのが辛い」なんて言われ、宗派を変えたなんて話もあれば、家康の死後何食わぬ顔で元に戻ったとも。

3

立花宗茂

東の本多忠勝がいるなら西の宗茂もということで。道雪でも紹運でもなくあくまで宗茂(笑)
関ヶ原で西軍について敗戦後、父の仇である島津義弘と同じ船に。「ドサクサに紛れて敵討ちを」と主張する部下に対して「そんな非道なことはできん」とか言った正統派。
でも取り潰しにあった後、部下と浪人しながら「もっと美味い飯が食いたい」とダダをこねて困らせた話もある(笑)

4

島津義弘

関ヶ原での敵中突破とステガマリ戦法が有名。
晩年は痴呆症状になってしまって言葉を理解せず、当然「御飯にございます」といっても「御飯とは何じゃ~?」という感じだったとか。しかし、法螺貝を鳴らすと「戦の前腹ごしらえじゃ」と御飯を食べたのだとかいうから培われた経験というものは凄い。
下の義久ともども大河になれば面白そうな人ながら、沖縄県民が怒りそうなのでまずありえないかなとも思う(笑)

5

島津義久

その弟が関ヶ原で西軍についた尻拭いをさせられたのが兄貴の彼(島津自体は東軍につくつもりだったらしい)。
で、とっても攻撃的な交渉(島津全軍を国境に配備し、九州中で暴れるぞという態度を見せていたらしい)で領土没収がなかったうえに、琉球攻略の許可までとりつけた。
ちなみに占い大好きで戦争の前は常に占いをさせていたとか(ま、それは義久だけではないらしいけど)。逆に占い好きを利用して、耳川の合戦の前には「こんないい夢を見た」とか言って部下に「勝てるぞ」と思わせたのだとか。義久のことなので本当に夢に見たかもしれないけど。
自分の執務室に暴君の絵ばかり並べて「善君を倣うのは誰でも思うことだが、わしは自分が彼ら(暴君)と同じことをしないよういつも彼らのことを意識しているのじゃ」と言ったそう。現代の社長や政治家達にもっと知ってほしい逸話であります(笑)

6

宇喜多直家

弟に、「マイブラザーは何しでかすか分からないから、会う時はいつも鎖帷子をつけている」なんて言われた謀略の鬼。
当時の宇喜多家の状況を見ると、よく息子を五大老の一人にまでしたものだと評価すべき気もするんですが…

7

尼子経久

毛利元就での緒方拳さんの演技で結構好き。
謀将として有名ながら、家臣が桜の木を褒めたところ、木を丸ごと掘り返してプレゼントしたりする変な性格の持ち主でもあったらしい。

8

真田昌幸

家康の天敵。秀吉にも「アイツは信用ならん」といわれたそうで。
でも信玄にはとっても可愛がられていたらしい。そのあたりの恩顧が後々の行動に微妙に影響していたかもと考えると結構憎めない気もする。

9

北条氏康

何かあれば小田原城に立て籠もって難を逃れる。
氏政が豊臣秀吉相手に籠城したのが批判されているものの、父親がそうやって勝っていたのを見ている以上は仕方ないような気も。
ネコマンマのお味噌汁の量で息子の器量を言い当てた話が有名。でも実はその息子の代に後北条氏が最大版図を築いたことはあまり知られていない(笑) これは信玄と勝頼にも言える。

10

小早川隆景

元カープ・スワの小早川毅彦の祖先(らしい)。
毛利両川の一人として有名も、どちらかというと元就から弟(といっても元就70歳の時の子供なので親子くらいの年の差あり)を任されて養子にしたり、その後秀吉から秀秋を押しつけられるなど、家督相続で大変苦労したという印象が。自身に男子がいなくて良かったね。
ちなみに有名な「三矢の訓」はセルジューク朝のトゥグリル・ベクの逸話のパクリらしい。


こんな感じですかね。
順位というか思いつくままですが、天下取りの中心だった織田・豊臣・徳川関係者が一人もいない…(笑)
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Comment

こんなの大好きですww - ゼシカ

2007.01.24 Wed 01:16 URL [ EDIT ]

さすがに大河の影響からかの人達が
ランキングしてますね。
川の果てさんのランキングもなかなか
のものですね(゚ー゚☆キラッ
上杉景勝なんて人生に二度ほどしか
笑わなかったなんてすごすぎです。
他の人も並の人間じゃないですね。
昔の人はすごいです(;・∀・)

>ゼシカ様 - 川の果て

2007.01.24 Wed 10:49 URL [ EDIT ]

やっぱりドラマとか漫画の題材になると人気が出やすいんでしょうね。

「2度しか笑わない」のは誰がチェックしてたんだろうとか思いますけれど、凄い人間が多いものです。

かなり - ひとり

2007.01.24 Wed 20:09 URL [ EDIT ]

マニアックなランキングですね。
最近は昔からの諸説がことごとく覆されています。
1192(イイクニ)作ろう鎌倉幕府も違うというのが通説になり、聖徳太子に至っては架空の人だとか、多くの人のことが否定されており、実際にどれを信じたらいいのか判断できない感じです。
考えたら無理もないことです。諸説を総合して作り上げた歴史ですからね。

歴史通ですね - ぜん

2007.01.24 Wed 21:50 URL [ EDIT ]

川の果てさんのランキングは、思わずうなってしまいますね。
尼子経久がランクインは嬉しいですね。
ついでに、山中鹿之介も(笑)

>ひとり様 - 川の果て

2007.01.24 Wed 21:54 URL [ EDIT ]

マニアックなものになりました(笑)

最近は1185年あたりに実質として成立していたなんて説もありますね。
義経あたりの事績にしても、はっきり分かっていることとかほとんどないですからね。

個人のエピソードとか失敗談とか楽しくやっていればいいのではという気がします。

>ぜん様 - 川の果て

2007.01.24 Wed 21:57 URL [ EDIT ]

通といいますか、単なるひねくれ者なだけかもしれません(笑)
尼子経久、毛利元就、宇喜多直家あたりは個人的に好きですね。謀略家が好きなのかもしれませんが…
山中鹿之介幸盛も魅力的な人物ですね。

無題 - フォルテ

2007.01.25 Thu 00:13 URL [ EDIT ]

加藤清正、結構好きです。
というか、名古屋城に遠足やらで行くたびに「清正石は・・・。」とやってたので、妙な親近感があるのです。
中学の頃、友人のおばあちゃんが「この辺りは太閤さんがね・・・。」と話していて、「太閤さん」がおばあちゃんの知り合いかと錯覚しました。

>フォルテ様 - 川の果て

2007.01.25 Thu 10:30 URL [ EDIT ]

愛知だと織豊政権の人がやはり親しみがありますよね。加藤清正は秀頼のために脇差を仕込んで会いに行った話がカッコいいですよね。
太閤様と友達感覚なお婆ちゃん…ひょっとすると時代を超える能力を持たれているのかもしれませんよ。

無題 - yoshi

2007.01.25 Thu 23:33 URL [ EDIT ]

いいなぁ、いいランキングです。
わたしもこれに近いと思います。
何か徹底している武将が好きです。
藤堂なんて、ある意味では最高の武将ですしね。
真田昌幸もいいですよねー。
そして、上杉景勝もいいなぁ。
あの度胸は並大抵ではないでしょうし。
謀略の将は後ろ暗いイメージもありますが、
本多正信にしても真面目な仕事人であったわけですし、
激しい時代に生きた人間の姿だなぁ、と感じます。
まぁ、息子は欲目をかいて失脚してしまいましたけども(笑

>yoshi様 - 川の果て

2007.01.26 Fri 16:51 URL [ EDIT ]

ご賛同いただき恐縮であります。
謀略好きが多いな~とは自分でも思いますが、独特の魅力とかがありますよね(笑)

真田昌幸については、実は当人は家康に徹底して嫌われているとは思ってなかったとの話もありますね。「他の人の中に許されてるのもいるし、自分を出してくれるよう頑張ってくれよ」と信之に愚痴った手紙などもあるそうですし。
藤堂高虎の生き方は見習いたいものです(笑)

三矢の訓の元ねた - 獺池入道

2007.03.25 Sun 18:46  [ EDIT ]

「南史」の「吐谷渾伝」に「二十本の矢」の話として載っているのが史乗での初めての記録だと思います。

>獺池入道 様 - 川の果て

2007.03.25 Sun 20:31 URL [ EDIT ]

国ではなくて人の方の吐谷渾ですか。その話は初耳でした。
彼も鮮卑の人らしいですし、矢にちなんだ教訓は遊牧系の人達に多いということなのでしょうね。

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