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パッキャオ-ハットン

2009.05.02 - ボクシング

今年最初の大一番リッキー・ハットン対マニー・パッキャオが明日に予定されております。
片や東洋最強のパックマン。片や伝統の英国ボクシングを背負う男ということで、東西対決というキャッチコピーが巧くはまる両雄です。

この試合も一応Yahooのズバリ予想(1年半以上参加していなかったけど、フェリックス・シュトルムと佐藤幸治の試合予想をたまたま見かけたので復帰。もちろんシュトルムのKO勝ちにかけて当たりましたけど)に参加しておりますが、予想はというとハットンの判定勝ちです。
と予想するのは単純にハットンの体格を信用するからで、パッキャオはデラ・ホーヤを倒したということで一躍中量級で通用するというイメージを植えつけましたが、ハットンはデラホーヤほどくたびれてはいないと思いますし、スピードで苦しんでもパワーでは勝てるでしょう。デラ・ホーヤと違ってハットンは多少のパンチを貰っても意気喪失したりしないのでパッキャオがリズムを作るのが難しいのではないかと見ております。
ただ、パッキャオが倒されるシーンというのは想像できないではないものの、ダウン回避などは巧い選手なのでハットンが体格差を利してそのままKOという感じにも想像しづらい。

ということで、結局判定まで行ってハットンの馬力が勝つという展開になるのではないかと見ておりますが。微妙な判定とかで再戦なんてのも普通にありえそうな感じです。

まあ、それが当たるにしろ当たらないにしろ、フロイド・メイウェザーJrが復帰見込みでおそらくファン・マヌエル・マルケスと試合するらしいなど、またまた中量級が盛り上がってきそうな気配が漂ってきました。

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デラ・ホーヤが引退

2009.04.16 - ボクシング

日本では小松則幸選手の不慮の事故死がかなり大きな話題になっていますが、アメリカではかつて一時期を築き上げたスーパースター オスカー・デラ・ホーヤが引退を発表したそうで。

う~ん、デラ・ホーヤ、もちろん21世紀になってからでは最大の実績をあげたボクサーといっていいわけですし、現在もプロモーターとしてかなりの成功を収めているわけですから、今後もそれほど心配しなくていいのだろうとは思います。
ただ、ボクサーとしてみると晩年はちょっと迷走してしまったかなぁという気も。無理にレナードの記録を破ろうとしてフェリックス・シュトルムと微妙な試合をやって、その後ホプキンスにナチュラルミドルの底力を味わわせられ、メイウェザー相手には渋いやり方で善戦はしたものの結局勝てず、リカルド・マヨルガにこそ勝ったものの圧倒的優位と言われたパッキャオ相手に最終的には試合放棄みたいなTKO負けということで。まあ、さすがにパッキャオに負けたのはデラ・ホーヤも相当堪えて、結局この引退ということになったのでしょうけれど。

ビッグな相手に勝って華々しく引退というのを本人は望んでいたんでしょうけれど、そうそう勝負の世界は甘くなかったというところでしょうか。

そんな感じのするデラ・ホーヤですが、とにもかくにもお疲れ様でしたということで、今後はプロモーターとしていいマッチメークとかしていってほしいものです。
最近多い無理な現役復帰なんてのは、それはまあ本人の勝手ではあるもののできれば無しにしてもらいたいところです。

長谷川連続KO~強すぎるゆえの悩み?

2009.03.13 - ボクシング

昨日は夜予定があったので、長谷川の試合も粟生の試合も見ることができませんでした。個人的には痛恨極まりなかったわけですが、揃って勝利をおさめたということで何よりです。
WBCがBaseballだけでないというアピールにもなりましたしね(笑)

で、8連続防衛となった長谷川穂積は今回は1RKOということで通算KO率の低さを考えると結構驚きです。KOはある程度運による要素もありますけれど、進化しているということなのでしょうね。
ただ、勝ったチャンプからは「スタミナとかを試せなくて」みたいな言葉もあったのだそうで。まさしく強さゆえの悩みというところでしょうか。

でも、個人的には早く終わらせるに越したことはないとは思いますね。いや、見ている私個人の立場としてはKOするにしても8ラウンズくらいは見たいってのはあるんですけれど(笑)、あくまでチャンプという立場としてみたら。

というのも、確かに陣営とするとあまりにさっさと終わらせるとスタミナとか試せなくて不安という部分はあるのでしょうけれど、反面、これからのライバルにとっての研究資料も少なくなるっていう部分もあるかと思いますので。
長谷川が12ラウンズ戦ったのは2年くらい前になるわけですし、そのときからは進化しているのでこれからの対戦相手はその戦いを参考にすることは難しい。とはいえ最近の試合は短期決着なので、長谷川に対してどこから突きかかればいいのか研究することも中々難しいのではないかと思います。
ライバルというのはWBCバンタム級を狙う全員ということになるわけですし、当然そこにはプロのスカウトもいるわけですから、一つ不安要素を見つけると一気に狙われることになりかねない。であるから、彼らに対して隙を見せない戦い方をするに越したことはありません。バンバンKOするか、あるいは12ラウンズフルマークで相手に「長谷川と戦っても惨めな思いするだけだ」くらいに思わせるくらいでないと。

今までの実績からは12ラウンズでバテるタイプの選手ではないことは分かっていますし、変に「すぐ倒せる」みたいな意識をもつとまずいでしょうけれど、そうでなければ早めに終わらせるならそれでいいんじゃないかと思います。

というのは素人なりの考えですが、何はともあれ今後も頑張ってもらいたいものです。

WBC

2009.03.06 - ボクシング

初戦は勝利だったということのようで。

ただま、WBCというと基本的にはWorld Boxing Councilの方。プロレス団体のWWEがWWFを名乗っていた頃に環境団体のWWFからクレームつけられて名称変更を余儀なくされたという話がありますが、野球のWBCの方はというとボクシングのWBCから「ウチの名前を使うな」と抗議したというそういう話も出てこないくらい相手にされていない企画らしいというのも現実としてあるようです。

さて、そんなわけで(どんなワケだ?)ボクシングのWBCの現在の王者を整理してみました。
一応公式サイト準拠ですが、以前WBC公式サイトは結構更新が遅かったので何気に違っていたりするかもしれません。ご了承を。

ヘビー:ヴィタリ・クリチコ(ウクライナ)
クルーザー:ジャコッベ・フラゴメニ(イタリア)
ライトヘビー:アドリアン・ディアコヌ(ルーマニア/カナダ)
スーパーミドル:カール・"コブラ"・フロック(UK) 
…あなた本当にイギリス人ですか(笑)
ミドル:ケリー・パブリク(USA)
スーパーウェルター:ヴァーノン・フォレスト(USA)
ウェルター:アンドレ・ベルト(USA)
スーパーライト:ティモシー・ブラッドリー(USA)
ライト:空位
スーパーフェザー:ウンベルト・ソト(メキシコ)
フェザー:オスカー・ラリオス(メキシコ)
これは近々粟生が再戦予定という話ですな。
スーパーバンタム:西岡利晃(日本)
バンタム:長谷川穂積(日本)
スーパーフライ:ヴィック・ダルチニャン(オーストラリア)
フライ:内藤大助(日本)
ライトフライ:エドガル・ソサ(メキシコ)
ストロー:オレイドン・シトサナルチャイ(タイ)
そういえばイーグルって今何してんだろう…

猪木vsアリ

2009.01.30 - ボクシング
最近の総合格闘技は一種の異種格闘技戦ではあるのですが、その一番極端なものがアントニオ猪木とモハメド・アリの勝負ということにはあまり異論はないかと思います。
開催されたのは33年前だということで、その頃まだいなかったですし、知人から聞いただけで録画を見たわけでもないのですけれど、試合内容はというとどちらも自分の得意な体勢のままじりじり動くだけで仕掛けらしい仕掛けもなくて大不評だったらしいという話を聞いております。

ただま、これが東南アジアあたりで録画された時には「一撃必殺だからどちらも動けない。真の真剣勝負だ」と評判が高かったという話もあります。日本も戦前では大相撲で30分近く同じ体勢のまま動かないとか、そういうのに喝采を送っていた時期もあったわけですし、剣豪同士の勝負なんてのもどちらかが不意打ちするかしなければ1時間くらい睨みあうこともあったなんて話(80%以上法螺だろうけれど)もあるわけで真の真剣勝負がもてはやされた時代もあるのだろうとは思いますが、33年前の段階で大分アメリカンなショーマンシップがないと満足しない状況になっていたんでしょうか。

で、それが久方ぶりに再放送されるなんて話を見ました。猪木本人のコメントもまじえて~ということらしいですけれど。
しかしまあ、最近はハッスルなりWWEなり完全にショーマンシップのみで成り立っているものもあり~の、そうでない総合格闘技も半分近くはショーになりつつあるわけで、ボクシングでもKOがなければどうのこうのなんて話があるわけです。
なので、33年前以上にこういうのを受け付けづらくなっているんじゃないかな~という気もしますけれど反響とかはどんな感じなんですかね。
まあ、話のタネにはなりそうなので個人的には時間が合えば見てみようかなという気はしていますけれど。
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男性
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