川の果ての更に果てに

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2025.01.17 -

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水戸ホーリーホック　２　－　３　湘南ベルマーレ
20'　１－０　中村英之
21'　２－０　森村昴太
28'　２－１　田原豊
34'　２－２　阿部吉朗
53'　２－３　阿部吉朗

いやぁ、何というか最後決める試合は途中まではハチャメチャな試合でした。
最初は空回り気味の中盤より前と、逆に慎重なＤＦラインの間が間延びしまくっていて、水戸駅からケーズデンキスタジアムまで走ってきたのではないかと思わせるくらいにバイタルエリアを使われまくり。
で、空回りが途絶えないうちにＣＫから失点喰らって、「どひゃ～」と思う間もなくサイドを荒田に崩されて追加点を挙げられてしまい…
更にその後素晴らしい展開から高崎のヘッドが炸裂するも、これは野澤が辛うじてセーブ。まあ、結果として高崎と荒田がこの日外れだったのがよかったところですかね。

で、途中の経過は完全に頭から抜け落ちましたが（苦笑）、右からのクロスに阿部がヘッド。ＧＫが弾いたところに田原が詰めて反撃の狼煙をあげると、ようやくベルマーレもカウンターができるように。というか、ホーリーホックもベルマーレも夏場の後半最後かと思わせるくらいに中盤がぽっかりと空きまくっていて大味な展開になりまくっていたわけですが。
そんな中で、坂本が巧くファウルをもらい、得た相手陣深い位置のＦＫから阿部のダイビングヘッドで同点！
そこからベルマーレが好機を掴む時間も多いも、前半は２－２。
ひょっとしたらの期待を込めてヴァンフォーレの試合を見てみたら２－０でリード。世の中そんなに甘くはありません（苦笑）

後半も入りはホーリーホックが攻勢でしたが、相変わらず２トップのシュート精度の悪さに助けられているうちにベルマーレがカウンター。左から右へと回し回し、右から坂本のクロスに阿部！！！！！
Ｊ１だとそんなに長い時間ボールキープしてカウンターできないだろう展開ですが、とにかく、とにかく初めてリードを奪ってＪ１進出に大きく前進。
これで特別目標のないホーリーホックはガクッと来たのか時間を追うごとにパフォーマンスが落ち、ベルマーレは落ち着きを増して、後半終わりに近づいても運動量は落ちることなく（というか前半よりむしろ動いてるくらいで）。
１点差という点差よりは落ち着いて、ようやく試合終了！

2010年は11年ぶりにＪ１で戦えることになりました。長かったな～。
もうＪ２には行きたくないな～。

終わってみればホーリーホック相手なら根性の差で勝ちをもぎ取るなんて展開ではなくて、後半最後の方の戦いぶりをしなければならなかったわけですが、プレッシャーというものなんでしょうかね。
来季はＪ１で一番か二番目に下の戦力ということになるのかもしれませんが、反町監督にはいい補強をして少しでも上を目指してほしいものです。

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