川の果ての更に果てに

ジュビロ磐田　３　－　２　浦和レッズ
（磐田）犬塚２、カレン５、福西７　（浦和）ワシントン21、22
見ていたのは前半だけ。その前半を見ている限りでは、磐田は２点リードしているとはいえ、３点目を取らないと後半失速して追いつかれるのではという感じでした。後半どうなっていたのかは分かりませんが、ほぼそんな感じだったみたいですね。
前半、まずは左ショートコーナーからワシントンのボレーが川口の正面を突くシーンがあり、その直後に福西のハーフバウンドボレーが山岸を襲う忙しない展開。このＣＫをニアに走りこんだ犬塚がヘッドで押し込み先制。マークがつききれなかったのはありますが、犬塚が絶妙の位置にヘディングをしたゴールでした。
ほとんど間を置くことなく、左からドリブルで入り込んだ太田が堀の内をかわしてシュート。山岸が弾いたところにカレンであっさり追加点。
その後、２点リードでジュビロが少し引きすぎていたのではという気がしましたが、これは「ワシントンだけおさえて、二列目から山田や小野に押し込まれたら仕方ないや」くらいの割り切った風にも見えました。ジュビロは引いた位置からロングのカウンターで浦和ゴールを襲うシーンもあり、30分くらいまでは一進一退という感じ。
ちなみに闘莉王不在ですが、やはり大きかったように思います。元々最近のレッズを見ていると、闘莉王のチームになりつつあるという感じでしたし、相手がサイドに展開する前のところでいつもなら出てくる闘莉王がいないということで、サイドの広いスペースに簡単に展開されていたようにも見えました。
が、ジュビロは走る距離が長いので最後までもつような感じはしませんでした。30分を過ぎるとさすがにレッズの攻撃時間が長くなってきて、35分には三都主のクロスに山田がヘッドというシーンも。これがオフサイドだったのは痛かったですね。横からの映像がないので正しいのかどうかは分かりませんでしたが。ちなみに高山主審はこの前の片山氏と比べると判定にバラつきがあったような気がします。

で、後半はあれだけ意識していたワシントンに入れられ、でも直後に福西に入れられ万事休すといったところでしたか。Ｊの灯火はもう少し燃え続けるというところでしょうか。明日のガンバ次第ですけれどね。

ガンバ大阪　３　－　０　清水エスパルス
（Ｇ大阪）シジクレイ３、マグノ・アウベス18、19
これで勝ち点差が３になりました。今後の対戦相手は楽ではないですし、遠藤も戻ってこないでしょうけれど、このペースで進んでレッズにプレッシャーをかけ続けられるでしょうか。

大分トリニータ　２　－　０　鹿島アントラーズ
（大分）松橋10、高松12
鹿島はここにきて全く勝てなくなっています。果たしてナビスコ決勝までに修正することができるでしょうか。高松は一部で代表入りの話とかあるそうですけれど本当ですかね。できる選手ではあるでしょうけれど…松橋タイプと組ませて力を発揮するタイプなだけに最近の１トップみたいな形にすえられると不安な感じはします。

アルビレックス新潟　０　－　１　アビスパ福岡
（福岡）古賀１
これはもう置かれた立場の違いがなせる結果だったのでしょう。

ヴァンフォーレ甲府　０　－　１　セレッソ大阪
（Ｃ大阪）ゼ・カルロス５
セレッソも根性でしのぎきったようです。ただ、こちらは大久保退場という痛い代償も伴いました。

名古屋グランパス　２　－　１　ジェフ千葉
（名古屋）玉田５、杉本７　（千葉）羽生６
ジェフはストヤノフの退場で台無しになったようです。
にしても、ＰＫ蹴るのはタマなのか…ヨンセンじゃないのか…

サンフレッチェ広島　３　－　０　横浜Ｆ・マリノス
（広島）ウェズレイ13、14、佐藤17
ウェズレイは序盤戦はてんでダメという感じでしたが、さすがに実績のある選手、後半にきて調子がいいですね。

川崎フロンターレ　２　－　０　京都パープルサンガ
（川崎）我那覇16、マギヌン３
これで川崎が暫定２位に。主力が残り試合全部出れば最後まで上位を脅かすだけの成績は残しそうです。
京都は美濃部監督が「根性サッカー」を掲げて以降負けはなかったのですが、黒星。福岡、Ｃ大阪が勝っただけに痛いですね。

大宮アルディージャ　０　－　１　ＦＣ東京
（東京）今野４
前半１分のゴールが決勝点のようで、大宮としては痛い展開でした。ただ、ＦＣ東京も茂庭がまた負傷したようで、その点では痛かったですかね。