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日英レッズの憂鬱~日本編

2009.11.23 - サッカー
ということで先週のイングランドのレッズことリヴァプールに続いて、今回は日本のレッズこと浦和レッドダイヤモンズの今季について。

レッズは2006年にJリーグの王者になって、続く2007年にはアジア王者になって、クラブワールドカップで世界3位になりました。
ただ、その後は2008年はオジェック監督があっさり解任されるとエンゲルス監督になっても劇的に上向くことはなく、7位で終わり、2009年は転換ということでチーム再建の巧いフォルカー・フィンケ監督を迎えましたが試合内容に極端なばらつきがあります。順位的には優勝は厳しいにしても上位に落ち着く可能性はありますけれど、天皇杯でアマクラブに負けたりと、どちらかというとポジティヴよりネガティヴな話題の方が目立っております。その間、一部の選手が監督の方針に異を唱えたという話もあるようです。

対立については負けだすとガタガタに崩れるあたりは不信感ゆえでしょうから、ある程度事実なのでしょう。このような場合、どうすべきかというのについては以下のような方針がありえそうです。
1.それでも監督も選手も残し、もう一回一から出直す。
2.選手を掌握しきれない監督を切る。
3.不穏分子となった選手を切る。
4.喧嘩両成敗で監督も不満分子も切る。

一応クラブからはフィンケ続投の発表があったようですので、とりあえず1か3になるようです。
ただ、何だかポンテはほぼ放出確実で、闘莉王とかも構想外になるらしいということから、3の方向ですかね。

ここからは前回と同じく独断及び偏見込みですが、私が仮にレッズの権限を任されていたら、選んでいたのは何かというと多分4だろうと思います。
それはもちろん結果という観点からガラッと入れ替えないとというある意味ヤケッパチなところもあるのですけれど、それ以上に大きいのは、前回と同じくレッズというブランドをどう考えるかということで。

一応、海外のサッカーとかも定期的に見ている者として、例えば浦和レッズが今現在西欧のトップクラブと互角に戦えるかというと、それはないだろうとは思っています。こうはっきり書いてしまうとリンク先にはレッズサポの方が多いので非難が来るかもしれませんが(笑)

ただし、浦和レッズが少なくともアジア、特に東アジアでは屈指のクラブであることは異論がありません。ここでいう屈指というのは常に最強であるということを意味するわけではありませんが、そのくらいのレベルを目指さなければならないという意味は含んでいます。
そうである以上、今季フィンケ監督が時折口にしていた「今は転換期なのだから勝てなくても仕方ない」的なコメントは、これはやはり東アジア屈指のクラブの監督が口にするコメントではないといわざるを得ません。事実がどうであるかは別として、クラブのプライドとして、同じJリーグのクラブに勝てなくても仕方ないなんてコメントは、これは思うのは別にして公に言ってはならないことだと思います。そんな記事がスポーツ紙に載った以上はフィンケ監督にそれなりに問いただすべき。それで違うのならそう公言させるべきですし、逆に本当にそんなことを言ってしまったのなら、少なくとも浦和レッズの監督としては不適格者といわざるをえません。
だから、フィンケのコメント外のことが勝手にメディアに報道されているというのならともかく、そうでないのなら、クラブの立ち位置の問題からフィンケは合わないと見るべきでしょう。

しかしながら、それで監督に従わず、対立を鮮明にしている一部選手はどうかというとこれも擁護されるべきではありません。
大体、その一部選手は報道を信じるならばオジェックやエンゲルスとも融和しきれなかったようですから、単純にある特定の監督と価値観が合わないという程度ではないようで、要は「自分達が駄々をこねれば監督が変わる」くらいの意識でいると言わざるをえません。
こういう選手がいるチームというのは、本人の活躍如何によらず落ちていく傾向が強いですから、長々置いておいても長期的には害になる可能性の方が大きいでしょう。実績があるのなら他所が引き取ってくれるだろうということで、適当な値段で売りさばいて他所から意欲のある選手なり模範となる外国人選手を採った方が余程得です。


ま、以上はかなり極端な発想なので、現実を元に見てみましょう。
既述したようにこれを書き始めた時点ではフィンケ続投のみでしたが、その後闘莉王について出て行くより先に構想外宣告みたいな話題とかがあるので(実際のところはどうかは知らないけれど)、選手と監督で監督を取るということになるようです。
んで、若手を適当に物色しているということで、育てて戦うというフィンケの得意な傾向がより強くなる模様。もちろん、フィンケに続投させる以上はそうするのが一番望ましいわけですから、これは正しい判断でしょう。

ただ、その場合の大きな不安要素というのは「方針転換を強めたら本当に勝てるのか」ということ。
就任時にも書きましたけれどフィンケという監督が実績を残したフライブルクというのは基本的に残留できればOKなクラブ。はっきり言ってしまえばリーグ戦でも年間何試合か捨てゲームも許されるチームでした。
が、もちろん、レッズの場合は捨てゲームを作るというのはかなり限定された状況に限られるでしょうから、その理屈は通じない。今季も内容にバラつきがありましたが、結果的に負けるのは仕方ないにしてもさいたまダービーで何もできずに0-3で負けたりするなんてことは本来的には来年は許されないでしょう。
ただ、若手を大勢取るという路線でいく以上はぶっちゃけそういう試合を何試合かやってしまう可能性は普通にあります。例えばFC東京みたいなああいう感じで。

とはいえ、任せてしまう以上は途中で「やっぱりやめた」とやってそれこそ来年2試合でフィンケを切るなんてことはできません。今まではそれなりに実績のある選手がいたので混沌に陥っても最低限取り繕うことができましたが、若手主体に切り換えて混沌に陥ったら転落あるのみです。
だから任せるからにはフィンケの育成力自体は認められているところですし、幅広く若い有望株を探してくるのはファイサルなんか連れてきたことからも分かるところですから、最低でも来年一年はそれを信じていくしかないということになるのでしょう。

ここでサポーターでない私にしても、レッズはどうすべきなんだろうというジレンマが生まれてきます。
つまり、フィンケに任せる以上長い目で見なければいけない(来季も途中経過はともかく最終結果については望み薄の可能性が高い)。
しかし、レッズは東アジアでは最大レベルのクラブであり、目標を低く設定するわけにもいかない。要は「再建期だから長い目で見てね」とも言えない。
そもそも最大のクラブ云々を別にして、運営費を一番高く計上しているチーム(来季も1位はおそらくレッズだろうから)が再建期なんていうのも何だか変な話です。

…結局、チームとの相性的にフィンケは合わないんじゃないかなぁという気はしてきます。
どっちかというと、じっくり腰を据えて戦術的なチームを作る監督よりも代表監督みたいな即興性でパッと作って選手を気分よくプレーさせる監督の方がレッズには向いてるんでしょうね。
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Comment

本当は1であってほしいが… - 藤沢雄二

2009.11.24 Tue 19:51 URL [ EDIT ]

さすがに今の状況で強気なことは言えません。本音を言えば、もう1回、アジアの頂点に立ってその上でカンプノウでもオールドトラッドフォードでも、ヨーロッパのどこに行ってもアウェイで完勝してやる!と、このブログに訪問される海外のサッカーを中心に見ている方が鼻で笑うようなことを言いたいのですよ。

まあ一昨年だって埼玉スタジアムならミランにだって負けない、ぐらいの気持ちはありましたけどね。あの時は海外主体のケチョンケチョンに言われてましたけどね、次にクラブW杯の舞台に立つ時には強くてスペクタクルなチームに…という気持ちもあるけで、そこで育成の必要が出てきたかと。
まあ野球ぐらい試合数があれば捨てゲームがあってもいいのでしょうけど、サッカーは1試合の重みが違いますから、レッズは強くなくてはいけないと思っているわけで、長々と書きましたが基本的にボクは闘莉王の主張を支持してます。
ただクラブの決定を尊重するという点でフィンケ続投には従うし、もちろんフィンケを解任することなく「育成も大事だが結果も残せ」とクラブがフィンケに言わないといけないと思っています。ぶっちゃけて言うとフィンケが辞任しても構わないと。ただ解任はするなよ、と。
この際、ラモスの主張をクラブやサポーターがヒアリングするぐらいの器量があってもいいと思うのですが…。

>藤沢雄二様 - 川の果て

2009.11.25 Wed 00:27 URL [ EDIT ]

レッズは個性的かつプライドの高い選手が多いので、サッカーへのアプローチや戦術まで変えてしまった以上は既存の選手全員に巧くプレーさせるというのは難しいのかな~とは思いました。
ですので、色々な摩擦を生じる要素は減らしておいた方が来年以降のためになるのではないかなとは思います。

海外のチームに勝つという意識は当然持ってないといけないものだと思いますし、相手がブラジルだろうとバルサだろうと同じだとは思います。そのうえで負けたなら次どうするかというのを考えればいいわけですしね。
もっとも、運良く勝った場合に浮かれまくるとまずいですけれど。

サッカーは中々捨てゲームが作れないですから、レッズみたいな立場のチームは辛いところですよね。

チームとしての目指す方向は監督にも選手にも色々あるかと思いますけれど、不和を騒がれた場合にはスタッフだけではなくて選手や監督個人に公式に会見させてしっかりと封じるくらいのことをするくらいの意識はあっていいような気はします。
それがないとマグマがどんどん溜まっていって…ってことになりそうですからね。

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