川の果ての更に果てに

[PR]

2025.01.17 -

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

▲ENTRY-TOP

イングランドが弱い理由？

2007.12.06 - サッカー

スウェーデンサッカー協会のサイトに面白い統計がありました。
その国のリーグにおける全選手のうち、
１．地元出身の選手
２．外国人選手
３．地元以外のその国の選手
がどのくらいの比率で存在しているかというものを示すもので、掲載されていたのはいわゆる五大リーグ（＋アルスヴェンカン）だったわけですけれど、

数字は％	地元選手	外国籍選手	国内選手
イングランド	22	55	23
スペイン	28	34	38
イタリア	15	29	56
フランス	33	32	35
ドイツ	24	45	31
スウェーデン	32	22	46

となっているのだそうで。

イングランドは半数以上が外国籍選手ということで、なるほど「外国人が多過ぎて自国の選手が育たない」という最近のプレミアリーグに対する批判などは感覚的なものではなく数字的にも裏付けられているようです。
ただま、ドイツを見ていればその考えが必ずしも正しいとは言えない気も。
ドイツも結構外国籍選手が多いですが、今のドイツで若手選手が育っていないという風に見る人はあまりいないでしょう。確かに2000年くらいに代表が底を見た頃にはイングランドと同じく「外国人が多いから自国選手が育たないのだ」とかいう批判があったような気がしますが、当時は６割以上が外国人だったとかいうこともないでしょうし、ドイツの例からは外国籍選手が多くても自国選手を育てる方法はあるっぽい感じもします。
フランスはアフリカ出身選手がすごく多い印象を受けていましたが、３人に１人は地元選手ということで結構地元選手を大切にしているようです。まあ、リヨンあたりも結構下部組織出身選手がいますからね。イタリアは国内選手の移動がかなり頻繁に行われているようです。スペインは特別特徴もなくまあバランスがいいかなということになるのでしょうか。
スウェーデンは財力が無いので外国籍選手を取れないということに尽きるのではないかと思います（苦笑）

日本は統計がなく、全選手の出身地とかについてはとても調べる気にもならないのですが、何となくイタリアあたりに近いのではという気もします。割と出身地域にこだわらず選手がいるような印象があるので。
アルゼンチンやブラジルなどだと地元＋国内で80％はあるんでしょうね。

Comment(8) TrackBack() ▲ENTRY-TOP

Comment

無題 - daisque

2007.12.06 Thu 19:10 URL [ EDIT ]

こんばんわ。

イングランドは｢金さえあれば｣のリーグですからね(苦笑)。

10年前は生え抜きだらけだったユナイテッドも、今じゃほとんど買い集めですしね。
それもこれもチェルシーせいでしょうね。
お金にはお金でしか対抗できないとゆうことでしょうか？

良い国内選手を輩出してきたウェストハムやリーズが衰退したのも原因かも。

オランダはどうなんでしょうかね？
下から育ってくるものの、外国人も下部組織から育てたり、外国人選手を多く登録できますし。

正直、ヨーロッパは外国籍の選手の登録枠を統一したほうが良いと思うんですけどね。

＞daisque様 - 川の果て

2007.12.06 Thu 19:23 URL [ EDIT ]

確かに、今のイングランドには若手育成に定評のあるクラブなんてのが存在しなくなってしまいましたよね。あ、アーセナルがありますか（笑）
リヴァプールなんかも対抗して外国籍選手の山となりましたし、全チームとも中途半端にお金がある分、短期利益を目指して邁進するようになった結果、若手を育てるしか生き残る術のないチームがなくなっているのが代表にとっては厳しいのかもしれませんね。
ウェストハムやリーズにしても外からの補強に走ってチームがガタガタになってしまいましたし…

オランダもそうですけれど、メッシーとかドスサントスみたいに外国籍だけど最初から自前で育てている選手の扱いがどうなっているのかはちょっと分かりませんでした。

確かに国ごとにまちまちなところは統一してほしい気もしますね。
ただ、統一してしまうと逆に資金力で勝るプレミアの一人勝ち傾向がますます強くなるかも…

無題 - きよっぴ

2007.12.06 Thu 21:04 [ EDIT ]

イングランド出身の若手も優秀であれば、
他国のリーグで活躍して代表に加わってるハズなので、
決してプレミアリーグの外国人増加だけが、
代表チーム不振の原因ではないでしょうね。
現にプレミアで活躍してる若手選手たちは
立派に母国で代表となっている人が多いわけで…。

無題 - ガッちゃん

2007.12.06 Thu 22:22 URL [ EDIT ]

プレミアはお金のおかげで他国の選手が増えてオモシロくなりましたが、逆に他国のリーグで活躍するイングランド人はいないに等しく、結局「イングランド人が集まるとつまらないフットボールになってしまう」と言ったトコロでしょうか？
代表の選手を見てもテクニックのある選手はＪコール以外に見当たらない気がしますし、、、

無題 - Dee

2007.12.07 Fri 02:00 URL [ EDIT ]

イングランドの選手が育たないのは、まずヘボいコーチしかいないし、チームも自国の二流選手をちやほやして高額な移籍金を設定するからですね、自分の国はユーロすら出れなかった二流国でたいした選手もいないんだという自覚を持たないと無理ですね。
分かりやすい例えとしてはスパーズのベントがアンリやFトーレスと同じ移籍金でベルバトフの二倍以上・・ありえない（笑）

＞きよっぴ様 - 川の果て

2007.12.07 Fri 06:51 URL [ EDIT ]

確かにイングランドの選手が他国のリーグに移籍するなんてのはほとんどないですよね。ベッカムくらいでしょうか。
イングランドの場合は物価が高いですから、経済的には出て行くだけの動悸を中々持ちにくいって部分もあるみたいですけれど、そのあたりの硬直性も選手の育成を阻んでいるのかもしれませんね。

ドイツもあまり他国に移籍するケースがなくて外国人が多めですけれど、最近のドイツの選手は順調に出番を得ている選手が多いですし、結局は育てる側の環境にあるのかもしれませんね。もちろん外国人が多いというのもその一つの要素ではあるでしょうけれど。

＞ガッちゃん様 - 川の果て

2007.12.07 Fri 06:53 URL [ EDIT ]

イングランドから出るイングランド人が少ないってのは確かにありますよね。
ただ、イタリアとかドイツもそんなに多くの選手が出ているわけではないのでそれも決定的な理由ではないような気もします。

イングランド人が集まるとつまらないフットボールになるのは全く同感ですけれど、イングランド人がその点を理解せずにプレミアと同じフットボールを要求する部分にも問題があるのかもしれませんね。

＞Dee様 - 川の果て

2007.12.07 Fri 06:58 URL [ EDIT ]

最近は人事の移り変わりが激しいこともあるのでしょうけれど、あまりいいコーチがいないですよね。
また中途半端にお金持ちクラブばかりになったので育成がないがしろにされている部分もあるのかなあという気がします。
イングランドについては元々そんなに強いわけでもないですからね。プレミアが興隆しすぎて錯覚してしまっている部分があるのかもしれませんけれど…

トーレスについてもシェヴァと同額かって驚きましたけれど、ベントの移籍金も確かにすごかったですよね。ベイルとかウォルコットの移籍金もそこまで出すほどか？　って感じもしますし。

TITLE：
NAME：
MAIL：
URL：
COLOR：
EMOJI：
COMMENT：
Password：	※１
Secret：	管理者にだけ表示を許可する※２
※１　パスワードを設定するとご自分が投稿した記事を編集することができます。 ※２　チェックを入れると管理者のみが見ることのできるメッセージが送れます。

▲PAGE-TOP

TrackBack

TrackBackURL ：

▲PAGE-TOP

プロフィール

ＨＮ：

川の果て

性別：

男性

自己紹介：

Favorite Team
　Americanfootball
　Chicago Bears
　Jacksonville Jaguars

　Football
　Leeds United
　FC Dynamo Kiyv
　IFK Goteborg
　VfB Stuttgart
　Shonan Belmare
　etc...

　Baseball
　Tokyo Yakult Swallows

アンケート

兄弟？ブログ

管理人専用・管理ページへ

Otava
Twitterをまとめてみたもの。