川の果ての更に果てに

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2024.05.08 -

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女子バレーのブラジルとの試合を見ていましたが、男女問わずブラジルのバレーは躍動感も奔放さもあって面白いです。
まあ、日本がコテンパンに叩きのめされたのはさすがにあれでしたけれど。

最後は時間差で決められてと思いますが、この時間差とか一人時間差なんてのは元々は日本で始まったものなんだよなぁとか考えていたら（もちろん、発案された当時は見ていなかった乃至生まれてなかったわけですが）、最近の日本スポーツの中ではそういう画期的新戦術って発案されてないなぁという気もしてきました。
アメフットでもショットガンなんかは日本で発案されたんじゃないかという話もありますし、そのあたりの実際のところはもちろん知りませんけれど、昔の日本の指導者に独自の戦術を生み出すことができたのなら、今の指導者もやろうと思えばできないことはないのではという気もしてきます。それが今はどちらかというと「欧米人に負けないパワーとスケールのある選手を」という風になっているわけで、それ自体はもちろん必要なことだとは思いますけれど、それだけでは相手も進化するわけで中々追いつき追い越せとなるのは難しいのではないかと。
もっとも、今は指導者もある程度マニュアル通りに育てられるわけですから、独創性のある指揮官なんてのも中々難しい部分がありますかねぇ。もちろん、マニュアル通りの指導者の方が安定はしているわけなのですけれど。
…このあたり真面目に考えると教育論とかにもなりそうです。

考えさせられるというとウサイン・ボルトの楽勝過ぎる走りにも考えることが。
あまりにも速過ぎる選手はドーピングを疑え、なんてのが昔はありました。ただ、ボルトを見ているともちろん間違いなく使っていないという証明は私にはできませんが、あれだけおちゃらけた走りもする選手だとそういうことも無いのかなぁという気はします。
昔は共産圏などでは人間の体を壊すような科学的トレーニングなどが行われていましたが、近年では、食生活とかトレーニング以外の部分で強化する方法も複数あります。例えば、速筋系の筋肉を育てるような食生活を子供の頃からずっと続けていたら、無茶苦茶なトレーニングとかドーピングで筋力向上をしなかったとしても、あのくらいの常識離れの走りができるようになるのかもしれません。
まあもちろん、そこまで徹底するとなると、他の部分には逆にひずみがでたりするのかもしれませんので、こうした育成法が凄いのかというと疑問もあるわけですが。

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