川の果ての更に果てに

これが本当に実行されるなら、来年の入学生は全員茶髪で、かつピアスをつけていて、それでいて指導を受けるまでやめないのではという気もしますが…？

学生の茶髪とピアス、やめれば現金１万・続ければ懲戒（読売新聞）

まあ、茶髪はともかく、ピアス用の穴を開けたりするのは結構かかるかもしれませんから、やっても実入りはさほどでもないのかもしれませんけれどね。それにそんなことは学校役員の人も考えるでしょうから、入学費を１万円アップするなどの措置をとったりはするんでしょう(笑)　
あるいは逆に学生の方から「俺は茶髪だけだが、これは十分不快な格好だから指導してくれ」なんてことになったりするのかも。とはいえ、実はそれが狙いで損は覚悟の上で学生に対して規則の幅広い適用を求めさせようという意図があったりするのなら、大学が巧いかもしれませんね(笑)

しかし、中途半端に指導を受けた方が普段から真面目にしている人より得をするというのはちょっと変な気がしないでもないですね。１万円程度ならいいということなのかもしれませんし、あるいは「大学生にもなったのだから、馬鹿正直に生きるのではなく、規則を悪用して世の中を太く渡っていけるような人間になってくれたまえ。この誰にでも『こうすれゃ一万円得するじゃん』と分かる規則を作ったのは君達に対する大学からの一つの試みなのだよ」ということなのかもしれませんけれど。

茶髪とピアス自体を規制するのも変なのではという向きもあるかもしれませんが、それはどうですかね。秋田経法大は私学でしょうから、まあ、ある種えり好みしてもいいわけですし、それにまあ学長達役員連が「自分達は茶髪とピアスは嫌いなんだ」とあらかじめ宣言しているのならそれはそれでいいのではという気がします。
茶髪・ピアスにしたい人はここに行かなければいいだけの話で。

髪の話としては、何か井脇ノブ子議員が竹中前総務大臣にかわって参議院になる見込みの神取忍議員に対して、「金髪は青少年に良くない影響を与えるからダメだ」とか言っているなんて話もありました。少し前には県議会議員になったサスケがマスクをかぶっていることに対してクレームをつけているというのもありましたけれど、どうなんですかねぇ。
それ以外にやるべきことがあるような気もするんですけれど。