川の果ての更に果てに

サンクスギビングデーを前にチーフスＲＢプリースト・ホームズが引退を発表しました。
マーシャル・フォークもそうでしたがランニングバックの名選手が晩年ケガだらけでず～っとリハビリを続けた挙句に挫折してリタイアという痛々しい様子を見ていると、バリー・サンダースとかティキ・バーバー（あるいはリッキー・ウィリアムスも？）は賢かったのかなぁという気もしてなりません。
理想はジェローム・ベティスのように適度に燃え尽きつつ、余力も残してスーパーも取れればということになるのでしょうけれど…
ＮＦＬ12週のサンクスギビングデーマッチは上位チームが揃い踏みということでしたが…

コルツ　31　－　10　ファルコンズ
この試合の後からホームとはいえ、同地区のライバルとの対戦が続くコルツ。
その前に負けて嫌なムードを引きずってくれればジャガーズにもちょっとだけ望みがでてくるのですが、さすがにそんな甘いことにはならず。
今シーズンインパクトの薄いファルコンズを無難に料理したようです。

ジェッツ　３　－　34　カウボーイズ
先週スティーラーズを止めたジェッツでしたが、攻守ランパスともに圧倒されてしまい完敗。２週続けてのアップセットはなりませんでした。
カウボーイズＱＢのロモは今季一度崩れた試合があったような気がしますが、それ以外は毎週安定したパス攻撃を繰り広げています。

パッカーズ　37　－　26　ライオンズ
パッカーズもファーヴがいつものようにドンドコ投げまくり。
終盤の守りの詰めが悪かったこととライオンズＫハンソンが長目のＦＧをきっちり決めたので点差こそ接戦になりましたが、概ねキトナを抑えて快勝したといっていいでしょうか。
ライオンズが負けたのでＮＦＣのＷＣの２位争いは６～７敗くらいまで下がってくる可能性が出てきました。ライオンズに２敗しているベアーズはそれでも苦しいですが、カーディナルスやレッドスキンズには十分チャンスがありそうです。

パッカーズとカウボーイズはWeek13で直接対決。この対戦結果がＮＦＣのトップシードに直結しそうです。
とっても素人チックなポイントになりそうですが、
DALオフェンス対GBディフェンス
カウボーイズ側から見るとカンプマンやＫＧＢなどパッカーズのパスラッシュをＯＬがどう対処するかでしょうか。投げることができれば今季好調のＴＯなら何とかするだろう、みたいな印象も。
パッカーズ側から見るとロモは苦しい状況になってもそこからスクランブルで突いてきたり、あるいは逃げまくってＴＯに何とかパスを通したりとリカバリー能力が強いので最後まで追いきれるかというところでしょう。
GBオフェンス対DALディフェンス
守備重視のＨＣにしてはやや意外ですがカウボーイズのパス守備はここまで下位に沈んでいます。
もちろん、ロモが早めに点を取るので相手がパスを多用する部分もあるでしょうし、ＤＢ陣のINTが多いので総合的には悪くないのでしょうけれど、今季好調ファーヴが相手なだけにしっかりとプレーする必要がありそうです。
パッカーズとしてみるとランはそれほど出ていないのでファーヴのパスで優位な状況を築いてしまいたいところです。

さて、正規日程の試合はというと。
イーグルス　28　－　31　ペイトリオッツ
最近マクナブがいない方がパフォーマンスのいいのではという気もするイーグルス。パッツをあと一歩まで追いつめましたが、最後一歩及びませんでした。

ビルズ　14　－　36　ジャガーズ
久々にテイラーが100ydラッシングを見せたジャガーズが終盤突き放して勝利。
同地区対決で２－２とワイルドカードを争うチームの中ではやや悪いのが気になりますがこのまま３敗を維持していってほしいものです。