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2011年は勝てるのだろうか…?
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このエントリはフィクションであり、実在の人物・団体とは関係ありません。
今季開幕前、ヒマラヤソータは大迫勇也とともに博多で遊んでいた。
ヒマラヤソータ「九州出身で高校サッカー人気者のオイラ達でJリーグを盛り上げるぞー」
大迫勇也「もちろんっス。でも、昨季は思うほどゴールをあげられなかったのが残念っす。何かこう、プロでもパーッとゴールをあげられる方法とかはないんスかね?」
ヒマラヤソータ「それはむしろオイラが知りたいくらいだゾー。去年は活躍したけど、オイラゴールは少なかったぞー」
大迫勇也「それもそうっスね…うん? 何かメールが来てるっス」
『高校でサッカーで5得点以上あげてる者だけが知ることのできる秘密の得点法!』
『フォンテーヌからミュラー、メッシーも使っている秘密のゴールゲット法』
『1日1時間で1ゴール稼いでください』
大迫勇也「あ、怪しいメールっすね~」
ヒマラヤソータ「オイラのところにも来てるぞー」
大迫勇也「うん? 電話だ」
大前元気『どうも。流経大柏から清水に行った大前だけど』
大迫勇也「お、久しぶりっス」
大前元気『何か、高校サッカーのヒーローだけに送られるメールなんてのが来てるんだけど、おまえんとこはどう?』
大迫勇也「届いてるっすよ」
大前元気『そうか。届いてるか…それなら信憑性ありなんだな』
大迫勇也「えっ!? で、でも、怪しくないっスか?」
大前元気『おまえはそういう立場でいいよなぁ。俺はそろそろ結果出さないといけないんで』
大迫勇也「えっ、じゃあ使うつもりなんスか?」
大前元気『当然、それじゃな』
大迫勇也「…大前の奴、このメールやるつもりっす」
ヒマラヤソータ「オイラもやってみるぞー。代表のためにはゴールのアピールが必要だぞー」
大迫勇也「えええっ!?」
暴れん坊嘉人「おまえら、そんなところで何やってる?」
ヒマラヤソータ「おおっ、先輩の嘉人さんだぞー。嘉人さん、このメール届いてるかぞー?」
暴れん坊嘉人「届いてる」
ヒマラヤソータ「嘉人さんも代表アピールのために使うつもりだぞー」
暴れん坊嘉人「使わんわい!!」
ヒマラヤソータ「な!? 何でだぞー!? 嘉人さん、最近バッシング大きいぞー。代表ではゴールないって陰口たたかれてるぞー」
暴れん坊嘉人「それでもそんなもんには頼らんわい」
ヒマラヤソータ「じゃあ、ワールドカップは諦めるのかぞー?」
暴れん坊嘉人「諦めるか! 俺はゴールがなくてもチャンス作ればそれでいいんじゃ」
ヒマラヤソータ「そんなの時代遅れだぞー」
そんなこんなで開幕戦。
ヒマラヤソータ「決勝点あげたぞー!」
大前元気「途中出場でゴール取ったー!!」
大迫勇也「……」
その夜
大迫勇也「このメール、やっぱり効果あるんだろうか? ち、ちょっとやるくらいならタダだしな」
『ご関心をもっていただきありがとうございます。入会金として2100円を以下の口座に振り込んでください』
大迫勇也「2100円か。ま、いいや」
『当会は高校サッカー界でストライカーとして活躍した選手に、再びゴールラッシュを味わってもらおうと作られた会です。発起人は~』
大迫勇也「長い。俺が400字以上の長文を読めないというのを知っててほしいっす」
『まず●×▲■の方法を…』
大迫勇也「ふむふむ…」
『以上の通信費用として5000円を月末に請求いたします』
大迫勇也「5、5000円? ま、まあ、携帯電話がもう一個増えたと考えればいいか…」
かくして、第3節
大迫勇也「おおおっ、半信半疑だったけど、試したらもうゴールがとれたっす!」
『ゴールおめでとうございました。今後更なるゴール量産体制のためには本格コースへの登録が必要になります』
大迫勇也「う~む、仕方ないっす」
『コース登録の年間費は200万円です』
大迫勇也「高っ!? ち、ちょっと他の連中に聞いてみよう」
ヒマラヤソータ『オイラもちろん登録したぞー。肉体改造に2週間かかるらしいけど、200万でゴールが増えるなら安いものだぞー』
大前元気『もちろん登録したとも!』
大迫勇也「そ、そんなものなのか…じゃあ俺も…」
そんなこんなでワールドカップが終わった。
暴れん坊嘉人「ワールドカップでゴールがなかったのは無念だが、チャンスメーカーとして評価を受けたのは悪い話じゃねえな。そういえばヒマラヤとか大迫は元気でやってるんだろうか?」
ヒマラヤソータ「よ、嘉人さ~ん」
暴れん坊嘉人「お、噂をすればソータじゃねえか」
ヒマラヤソータ「嘉人さん、金貸してほしいぞー」
暴れん坊嘉人「ブッ!! お、おまえなぁ、ワールドカップから戻ってきた先輩に金せびる奴があるか?」
ヒマラヤソータ「だけど、追加登録費用が支払えないんだぞー」
暴れん坊嘉人「追加費用?」
大迫勇也「大久保さ~ん、同じ高校サッカー得点王ビッグ(大)クラブの仲間としてお金貸してくださ~い」
暴れん坊嘉人「ち、ちょっと待てオマエら、何やったんだ……ええい、そんな捨てられた犬のような目でオレを見るな。とりあえずあそこでダーツでもしながら話をしよう」
暴れん坊嘉人、2人を連れてキャバクラに入る。
暴れん坊嘉人「…ってことで、請求がエスカレートしていったというわけか」
ヒマラヤソータ「あまりゴールも増えないぞー、けど、払った分は取り戻したいぞー」
大迫勇也「オレもあまりゴールが増えないっす。でもあれだけ多くお金を払って払いっぱなしだと悔しいっす」
暴れん坊嘉人「典型的なやられっぷりだな…」
ヒマラヤソータ「どうすればいいぞー?」
暴れん坊嘉人「どうすればいいと言われてもな~。消費者生活センターにでも行くか…架空請求された分を…」
さわやかヤクザ福西「ワレぇ、ワシのかわいい舎弟から金を請求するとは何ごとじゃい!!」
暴れん坊嘉人「とかやるしかないかね」
恐るべし必勝法ビジネス。
そんなメールが今夜は貴方のところに…?
石川ナオ「去年のゴールラッシュをもう一度…」
くどいようですが、このエントリはフィクションです。