川の果ての更に果てに

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2024.05.02 -

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ちょうど去年の今頃、故三浦和義氏（この人の場合元容疑者にすればいいのか氏にすればいいのか微妙だけど）が逮捕されていたような気がして、それで結構話題にはなっていましたが現役世代はともかく、私あたりからすると「ふーん」ってのが率直なところでした。
三浦氏の場合は本人がそれなりに注目を集めていたということで、まだしも売れる要素があったのかもしれませんが、週刊新潮が書いた朝日新聞社襲撃事件とか、週刊朝日の書いた八王子スーパーの射殺事件とかは記事の真偽以前にそもそも「知りたい」って人がそんなにいるんでしょうか（後者については一度ここで書いたことがある［といってもそれでアクセス数稼ごうという意図はまるでなかったけど］のであまり偉そうなことは言えないですけど）？

どちらも電車の吊り広告でしか見ないわけですが、まず昨日あたりになって朝日新聞が「事実と違う」と反論したことで妙に話題になっている（個人的にはメディア同士で内輪の争いを装って話題を大きくするのはどうかと思う部分もあるけど、まあそれをすることで共存共栄になるのだろうし仕方ないか）新潮の方は最初の段階で「あー、週刊現代の若ノ鵬暴露記事と同じパターンかなぁ」というのが率直な感想。服役していた人らしいですが、服役者が出所してきた場合には大抵お金がないので雑誌が持ちかけたのか本人側が思いついて持ちかけたのかは分かりませんけれど、お金欲しさが先に立ったんじゃないかなぁという気がします。
で、第二回までは大きく取り上げていましたけれど、第三回では扱いが小さくなり、この間見た第四回では更に小さくなっていてパッと見では目立つものでもなかった感じ。
ということはまあ、世間的にも「見たい」という人はあまりいなかったんだろうという気がします。

週刊朝日の八王子スーパーの事件の方は吊り広告に具体的なものが書いてなくて、当然、中身を読んだりもしないので何が書いてあるのかは分かりませんが、かなり怪しいものなんじゃないかという気はします。

もちろん、過去の事件を扱うこと自体には大きな意義があるとは思いますけれど、営利目的とか部数目的で扱うのはちと違うだろうし、そもそも効果がないんじゃないかと、新潮にも朝日にも一言言いたくなります。
それこそ宝島みたいにたまにまとめて、「未解決事件がこんなにある」ってな感じで概要とかをある程度客観的に書くのが正しいんじゃないですかね。

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