川の果ての更に果てに

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2024.05.03 -

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まあ、そんなこともありうるのかなという理解はできますね。

「愛した女性」と通報せず＝被告の同居男性書類送検－品川の女性刺殺・警視庁（時事通信）

全然知らない可哀相な人よりは、やはり知っている、好感をもっている悪い人間の方が大切ということでありましょう。本人も分かって匿っていた以上は仕方ないと思っているのでしょうし、こうした犯罪についてはどうしようもないことだと思います。

次に連日大騒ぎの長崎市長選。

長崎市長射殺　「背後から２発」供述　城尾容疑者謝罪の言葉なく（産経新聞）

この事件については破壊王子さんも指摘されていますが、民主主義への挑戦とかそういうのというよりは利権を巡る諍いみたいな部分がして、何か世間が過剰反応しているような気もしないではないです。少し前に青山のマンション管理者がトラブって暴力団組員に殺害されたという話がありましたが、その時はこんな感じで連日大きく報道されたりもしなかったのですが…
あとは凶器が刃物だったらここまで大きな騒ぎになったのだろうかという気もするわけでして…

で、謝罪の言葉がないことをクローズアップしているわけですが、個人的には以前から何度か書いているんですけれど、謝罪の言葉の有無って重要なんかいなと思うわけでして。
裁判なんかでも改悛の素振りもないからと刑が重くなるということもあるわけですが、本心から後悔して「とんでもないことをした」と詫びれば刑が軽くなるとか裁判までの道のりが平坦になるなんて考え方の方が私には抵抗があるんですけれど。それって、犯人側の事情で被害者側の命が重くもなり軽くもなるっていうわけなんですから。
刑事行政上、例えば判決が出て刑務所で働いている状態で改悛の情とかそういうのが評価されるのは分かるんですけれど、裁判所が加害者がどうこうとかいうのはある面、心情裁判を認めているようなもので適切とはいえないんじゃないですかーと個人的には言いたいですね。

ちなみにこのエントリから災害関係、事件関係のエントリはＴＢを受け付けないこととさせていただきます。もちろんこちらからＴＢをするということも一切しません。
理由は単純でジャーナリストでもない第三者（自分）が他人の不幸に関連することを書いてＴＢとかしたりしてアクセスを増やすという考え方がどうしても被害者軽視の考え方に思えるからです。もちろん、真摯な姿勢で事件関係の記事を書いておられる方がいるのは重々承知しておりますが、そうでないのも多いわけであり、自分としても同情とか共感もあるにしても、何となく書いているという部分がありますので、そんな感じのエントリを広め回ったりして他人の不幸を利用したりされたりすることには激しく抵抗を感じております。
そういうことで、ご理解の程よろしくお願いいたします。

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