川の果ての更に果てに

[PR]

2024.05.17 -

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

▲ENTRY-TOP

世間では躾と称した親の虐待などの話が後を絶ちませんが、直接的な暴行などはともかくとして親が保持する信念などの植え付けも程度如何によっては虐待にあたるのかも、という気もします。

以前にはエホバの証人の信者であるところの親が輸血を必要とする子供の手術を拒んでいたので、医師が児童相談所と連携して裁判所に掛け合い、「親権濫用である」という決定を持ち帰って強制的に手術したなんて話もありましたが、親本人が「いらない」と言うのはともかくとしてこのあたりまで来るとある種のネグレクトにもなりかねないのではと思います。
19日には信徒の人が同じく輸血を拒否して亡くなったという話も合ったそうで、それを受けてか15歳未満の患者については親の輸血拒否は親権濫用にあたるという指針を学会がまとめたのだそうで。　
実際に決定したわけではないのでどうなるのかは分かりませんが、こうしたのでスムースになればいいんですけれどね。エホバの証人がこれに対してどんな反応をとったのかは知りませんけれど、信仰は基本的には現世に距離を置いて来世に期待、あるいは死後に期待するものなわけですから、当人が現世での延命を拒否したとしてもそれは仕方ないだろうと思いますし、そこに外野が「命を大切にしようよ」などというのもいらんお節介なんだろうという気もしますが、同様に現世に未練があるであろう子供に対して「来世を大切にしよう」というのもまたいらんお節介なんじゃないかと思うわけで。

しかし、15歳という基準はどのあたりから決定しているのかなというのも一つ微妙な気はします。臓器提供にしても15歳からＯＫということになるので医学の世界では15歳が成人と未成人の境目と見ているということでしょうか。

ところで信念の植え付けが問題になると言いましたが、昔一家が虎党なのに一人だけ巨人ファンの子がいたそうで、巨神戦で巨人が勝った日に家はすきやきをしたけれど、巨人ファンの子供だけはおかずはコロッケ一個だったとかいう話なんかありました。
当時は笑っていましたが、これも程度によっては虐待になるのかもしれません。

Comment(0) TrackBack() ▲ENTRY-TOP

Comment

TITLE：
NAME：
MAIL：
URL：
COLOR：
EMOJI：
COMMENT：
Password：	※１
Secret：	管理者にだけ表示を許可する※２
※１　パスワードを設定するとご自分が投稿した記事を編集することができます。 ※２　チェックを入れると管理者のみが見ることのできるメッセージが送れます。

▲PAGE-TOP

TrackBack

TrackBackURL ：

▲PAGE-TOP

プロフィール

ＨＮ：

川の果て

性別：

男性

自己紹介：

Favorite Team
　Americanfootball
　Chicago Bears
　Jacksonville Jaguars

　Football
　Leeds United
　FC Dynamo Kiyv
　IFK Goteborg
　VfB Stuttgart
　Shonan Belmare
　etc...

　Baseball
　Tokyo Yakult Swallows

アンケート

兄弟？ブログ

管理人専用・管理ページへ

Otava
Twitterをまとめてみたもの。

川の果ての更に果てに

[PR]

信仰か、命か

Comment

TrackBack