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精神の進化論

2010.09.23 - 日々のニュース
この前、アスペルガー症候群についての本を買って、「血液型占いとこの手の診断って似てるのでは」みたいなことを書いたのですが、その本を読み続けているうちに興味深いことが書かれておりました。

というのも、現代はこの手のアスペルガー症候群の人が増えているらしいのですが、それは単純に現代社会がアスペルガーにかかっている人の方が生存競争を勝ち抜きやすいからではないかと提起されていたんですね。

で、医学的なことはよく分かりませんが、そういう可能性というのは大いにありうるな~と思ったわけです。
最近は「鬱病の人が増えていて大変だ」というのがあり、鬱病にどの程度の遺伝的要因があるのかは分かりませんが、同じく「鬱病の人の方が結果的に生存競争に勝ち残る可能性が高く、子供を残しやすい結果、鬱病の人が増えている」というのもありうるわけで。
ということで、「鬱病が悪い」という見方自体が実は根本から誤っているのではないかというような気もしたりするわけです。

つまりまあ、よく「病んでいる社会」なんて言葉が使われていて、それが実際どの程度進んでいるのか分かりませんけれども、仮に病んでいるとしても、むしろ病んでいる方が方向性として正しいということもありうると。
ダーウィンの進化論の典型例として首の長いキリンが高いところの木の葉を食べることができるので結果的に生き残ったというのがありますが、その進化の過程で「最近の若いのはみんな首が長くなっちまって、キリン社会は病んできている」なんて首の短いキリンは思っていたのかもしれません。

となると、疾患もある意味勝利因子になりうるわけで、そう遠くない未来には精神疾患ではなくて傾向とかそういう形で語られるようになるのかも、という気もしたり。

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Comment

すさまじい・・ - Grendel

2010.09.23 Thu 13:43  [ EDIT ]

なんか新しい領域を発見しかねない勢いですね。
私は抑うつ系の不眠症をやってしまったことがあるのですが、抑うつみたいな単極(落ち込む方向のみ)の場合は遺伝の関係はあまり言われてもなかったような気が。
双極(躁鬱、浮いたり沈んだりするもの)や統合失調症の場合は結構遺伝との関連もあった気がしますけど。
どっちにしてもちら見した域をでないでませんが

無題 - いち

2010.09.23 Thu 13:54  [ EDIT ]

アスペルガーと言われていた人を知っていますが、
成功因子になりうるとは思えなかったですね。

ところでタイトルとは関係ないですが、
キリンの首については雄同士の闘争で首をぶつけることから
首が太く、長く進化していったという説が今は有力だったと思います。

>Grendel様 - 川の果て

2010.09.23 Thu 14:44 URL [ EDIT ]

いやいや、適当なことを書いてるだけです(笑)

症状といえるまでのレベルで遺伝するのかどうかは分かりませんが、傾向も多少は遺伝とかするとすると、そういうのもありえるのかな~と。

ただまあ、精神の部分も優勝劣敗の法則は生きるのかな~という気はします。

>いち様 - 川の果て

2010.09.23 Thu 14:54 URL [ EDIT ]

コメントありがとうございます。

凝り性とかそういう傾向で症状のある人は研究者などで成功する可能性が高いとかありました。あくまで本の話で実例を紹介できるわけではないのですが。

キリンの首のその説は初耳でした。勉強になりました。
でも、それだけだとメスの首はもう少し短くてもいいような気も。

キリンってなに? - BlogPetのあけるなる

2010.09.23 Thu 15:37 URL [ EDIT ]

キリンってなに?

難しい… - ウジキ

2010.09.23 Thu 17:06 URL [ EDIT ]

その本、何というタイトルの本なのか教えて下さい。気になります。

アスペルガーについては私はどう言ってよいかわかりませんが、私自身は9年前に鬱病の診断を受け、それ以来ずっと抗うつ剤を飲み続けています。
発病した頃は(今思うと高校時代すでにその兆候はありましたが…)、仕事に行けなくなり、約2年間自宅に引きこもり、その間に離婚し、仕事も辞めざるをえなくなり、東京を引き上げ母の実家である神戸に堕ちのびてきました。
神戸で約1年静養しているうちにまた働きたいという気力が戻り、再就職しましたが、やはりメンタルが弱く転職を繰り返しています。ま、転職の理由はメンタル面の理由だけではないのですが。

そういう体験をした私からすると、やはり病気にならなかった方がよかったと思います。仕事など何もしなくていい社会があるのならいいのかもしれませんけど。
鬱病が普通の社会というのがどういう社会になるのかわかりませんが、確実に経済は落ち込み、貧しい社会になるのだろうと思います。

また、精神疾患の遺伝的要因はあると思います。

>ウジキ様 - 川の果て

2010.09.23 Thu 21:52 URL [ EDIT ]

本のタイトルはそのまま「アスペルガー症候群」で著者は岡田尊司という人です。
以前のエントリで書きましたとおり、ちょっと多くの類型化をしすぎなのではないかという気もしますし、著者が言うところの症状のある人の例も多過ぎるような気はするのですが。

遺伝的要因があるのなら「増えているのはそういう人達が子供を残す立場にあることが、そうでない人達が子供を残すよりも多いのでは」という問題提起には「なるほど」と思う部分もあったのです。

鬱病については著者は触れておらず、私が「そちらにも敷衍できるのかな」という推測でしてみました。
個々のケースで見ると自殺の遠因にもなりうるわけですので、いいとは思いにくいのも確かなのですが、多くなればなったで何かしらの適応が図られるのかな、とも思ってみた次第です。

蛇足かもしれませんが - ウジキ

2010.09.24 Fri 00:19 URL [ EDIT ]

鬱病含む精神疾患に遺伝的要因はあると思いますが、発病するかどうかは環境的要因が大きいと思います。
つまり遺伝的素因を持っていても、発病につながるような強度なストレスなどがなければ発病しないですむと思うのです。
そういう意味では、ストレス社会と言われる現代は一昔前よりは鬱病になる可能性は高いのだと思います。
また、遺伝だけが鬱病の原因ではなく、近い身内に病気の人がいなくても鬱病になる可能性はあります。
というふうに考えると、その本の問題提起を鬱病にもあてはめるのはどうなのかな?と

>ウジキ様 - 川の果て

2010.09.24 Fri 09:24 URL [ EDIT ]

この点については環境的要因については理解していますが、なりやすい環境だからこそなっている人が子どもを残すという傾向もあり、増えていく可能性もあるのかな~というようにも思います。

なりやすい=なることが推奨されている、という結び付きが成り立つのかどうかは根拠もない話ではあるのですけれど。

増加についてはあとは定義の問題でしょうか。
症状すべてを羅列されると全員がアスペルガーっぽく見えてしまうというのもありますし、PTSDなんかのように範囲そのものが拡大されてしまって症状をもつと認められる人が増えたケースなどもありますので。

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